1日96頭消えゆくアフリカゾウ、そして失われる人命

 

現在野生のアフリカゾウは20世紀初期1千万頭と比べるとわずか3〜4%。アフリカゾウは森やサバンナの「植木屋さん」と言われ、アフリカの生態の保全にかかせない存在のため、いなくなればアフリカ全土の生態が変わってしまい森やサバンナは姿を変えてしまいます。

 

アフリカ29カ国は「象牙としてではなく生きたゾウを資源として守りたい」とAfrican Elephant Coalitionで同盟を組み、また一昨年南アフリカで開かれたワシントン条約締約国会議で、全会一致で各国それぞれの国内の象牙市場を閉鎖することが決議されました。アフリカはゾウは生きたまま残したい、そのアフリカの声明を世界は尊重し、各国実現に向けて具体的準備を進めている一方、日本は象牙の販売を続けています。

 

象牙の消費が需要を作り、その結果野生のアフリカゾウの牙が狙われて密猟されています。密猟者とレンジャー、どちらもアフリカ人。密猟が続く限り、その場にいない消費国の人間が引き起こす需要のためにアフリカ人同士の殺し合いが続いています。この仕組みは象牙がどこかで求められる限り続きます。

 

物を無意識買うときにそんなことを考えるでしょうか?まさか地球の裏側でゾウだけではなく人の命を奪っているなんて... その現状を変えるために、今私たち日本人ができることは?

 

私たちアフリカゾウの涙は、世界と共に日本が象牙利用を卒業することを目標にしています。Sustainable でない象牙を資源として必要としない世代作りに向けてNo Ivory Generation Project を立ち上げ、声優さんと共に私たちの絵本「牙なしゾウのレマ」の読み聞かせイベントを実行してきました。

 

象牙の消費がなくなれば、野生のアフリカゾウが密猟に脅かされずに過ごせます。またゾウの牙をめぐるアフリカの人同士での殺し合いにも歯止めをかけられます。

 

どうかひとりでも多くの子供に、プロの声優さんによる「牙なしゾウのレマ」の読み聞かせを届けられるように、実現に向けて最後までサポートをお願いいたします。

 

現地ケニアのレンジャーより、日本の消費者へのメッセージ:

 

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