1型糖尿病患者が安心して食事を楽しめる世界をアプリで実現

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昨日は食事について1型糖尿病と2型糖尿病の違いをお伝えしましたが、今日は運動について書こうと思います。

 

 

2型糖尿病の主な原因は、肥満、過食、運動不足によるもののため、運動療法というものがあります。
運動によって肥満を解消するだけでなく、運動を毎日続けることでインスリンの働きも改善すると言われています。さらに食後1時間頃に運動をすると、ブドウ糖や脂肪酸の利用が促されて血糖値が下がるという効果もあります。

 

 

しかし、1型糖尿病は原因が肥満などではないので運動によるエネルギー消費を意識する必要はありませんが、運動によって血糖値が下がりすぎ低血糖に陥ることがあるため、運動の「量」に注意が必要です。

 

激しい運動をする際は、運動前のインスリン量を調整することや、下がった血糖値を上げるための捕食を考えなければなりません。

 

つまり、「糖尿病」だから運動が良い、という訳ではないのです。

 

運動自体は筋力の増加やストレスの軽減になるのでとても良いことですが、特に子どもの場合は体育の授業などで運動があり、自分では運動量を調整しにくいこともあると思います。

昨今では小児肥満も増え、子どもの2型糖尿病も増加傾向にあるようですので、指導者の方にも糖尿病に関する正しい理解が広まっていけば良いと思います。