3月30日、31日に写真集『アイヌ、100人のいま』(冬青社)の印刷立ち会いに、凸版印刷二平工場に行ってきました。
長い間応援していただき、ありがとうございました。ついに印刷の日を迎えることができました。


2月に冬青社で、高橋社長、凸版印刷ADの杉山さん、凸版印刷営業の猪野さんと色校正を行い、私の意図や想いを伝えた結果を受けて、本番印刷用の版をつくっていただきました。


立ち会いの部屋に入るとすでに1回目の印刷が終わり、16(?)ページ分の写真を配置して面つけされた大きな紙が置かれていました。
「バランスがとても良いですね」と高橋社長の第一声。すばらしい版をつくっていただきました。

更に細かい希望を聞いていただきます。「顔の立体感がもう少しほしい」「首の影の部分の緑色味をもう少し抑えてほしい」「この部分のコントラストをもう少し抑えてほしい」などなど、私は1枚1枚の写真を見て希望を伝えます。
しかし、1枚1枚を別々に修正することはできません。
前述したように面つけされているからです。私の要望を踏まえて、高橋社長が印刷の流れにそって用紙に線を引きながら、この部分はマゼンタを+2、イエローを+3、シアンを+1などのようにインクの量を細かくオペレーターの方に伝えます。

そして2回目の印刷が上がってくると見事に修正されています。
更に完璧をきすために修正を加え、3回目を刷ることもありました。
納得がいったところで、OKのサインを書いて、次の版に移ります。
それを二日間かけて行いました。

こんなに細かくオペレーターの方に指示を出して、納得のいくまで時間をかけて印刷に立ち会わせていただいたことは、はじめてで、スペシャリストの方々と一緒に創り上げることができて、本当に感激しました。

この後製本されて、刊行日は、5月15日です。
みなさん、どうぞ楽しみにお待ちいただければと思います。

 

みなさんの応援のおかげで、無事に写真集『アイヌ、100人のいま』(冬青社)をつくりあげることができました。心より御礼申し上げます。

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