こんにちは。明かりを灯そうPJの菊池伯夫(きくちのりお)です。

 

現在75名の方々からご支援いただきました。誠にありがとうございます。

水の流れで発電できる軽水力発電機Cappa導入のためのネクストゴール達成まで、引き続き頑張ってまいりますので、応援を宜しくお願い致します。

 

話は変わりますが、以前、水力発電機の導入調査でネパールの村に行った際に体験した、無電化の暮らしの様子を何回かに分けて書いていきたいと思います。

 

軽水力発電機Cappaは、工事不要で持ち運べる発電機とはいえ、事前に念入りな導入調査が欠かせません。特に事情が異なる海外では、発電のための河川環境はもちろんのこと、その土地の風土や文化、住民の暮らしや価値観の調査なども大切です。電力が何に使われ、どこに、どの程度必要なのか、それによって発電機のスペックやシステム構成、設置場所や設置方法を検討し、必要に応じて使い方の提案も行わなくてはなりません。そんな理由もあって、ほぼ無電化の村に調査に行きました。

 

■明かり一つが未来を変える

国連の定義によればネパールは、開発途上国の中でも特に開発が遅れている後発開発途上国の一つです。例えば発電によって照明が使えるようになり、夜でも勉強できるようになれば、識字率の向上、女性の社会的地位の向上、勉強による知識向上ができ、様々な生活水準が向上していくことが期待できます。

 

明かりなんて日本では当たり前ですが、ネパールの農村部では、明かり一つに人々の未来を変える力があります。それを実現するためには、発電機をいかに無理なく使い続けられる形で導入するか、が非常に大切だと思っています。

 

■段々畑は生き延びるための知恵

 

上の写真は村から見た景色です。

ネパールは山が多いので、起伏が大きい地形を利用した段々畑や棚田がいたるところで作られ、農作や稲作に使われています。村の段々畑ではジャガイモや小麦などを作っているそうです。

 

また段々畑は、ネパールの人々が病から逃れ生き延びるための知恵でもありました。ネパールの平野部では水や空気が停滞しやすく、高温多湿な環境条件が整ってしまうため、水たまりなどから蚊や寄生虫、マラリアなどが発生します。人々は経験的に高いところが安全だと考え、徐々に高い場所に移り住んでいき、そこで食物が必要になったため、山を切り開き畑や水田を作っていったそうです。

 

そんな背景があり、現在ネパールには多くの段々畑があります。しかし、技術不足による農業生産性の低さもあって、山を切り開き過ぎたために、土砂崩れの問題も深刻になっているのです。

 

下の写真は、泊まっていたゲストハウス周辺の風景です。

山間部に住んでいるネパールの人には入浴の習慣があまりありません。一週間に一度ぐらい、外の水道のようなもので体を洗ったり、川で水浴びをしたりします。もちろん家にお風呂はありません。(次回に続く)

 

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