アフリカ大陸の赤道より少し南にある内陸国で、8 カ国と国境を接しているザンビア。もしかすると日本の皆さまにはなじみの薄い国かもしれません。今回はそんな皆さんに、経済の側面からザンビアを知って頂こうと思います。

 

ザンビアは成長の真っ只中

 

ザンビアのGDPは世界105位で日本の約200分の1。一人当たりのGDPは、約1,300ドル(約13万円)です。しかし、ここ10年間の経済成長率は年平均6 ~ 8 %で推移しており、経済成長率の高い国ベスト30に入る国でもあります。また、東南部アフリカ市場共同体(COMESA)の本部があり、南部アフリカ開発共同体(SADC)の中心に位置するザンビアは、ハブとして活躍できる大きな潜在力を持っていると、日本企業などからも注目されています。

   

         

 

 

主要産業は“銅”

 

次にザンビアの主要産業を見てみましょう。ザンビアでは特に第二次産業における鉱業が盛んで、生産量はなんと世界第7 位です。銅が輸出額のなんと6割を占めます。ザンビア北部にコッパーベルト州がありますが、コッパー(銅)の鉱山が多く立地している地域で、それがそのまま州名になっています。日本はかつて、ザンビアから多くの銅を輸入しており、古い10円玉にはザンビア産の銅が使われていました。しかし、ザンビア経済ではこの“銅への依存”が問題となっており、政府も現在、農業や観光業など産業の多角化に向けて取り組んでいます。

 

 

農業の活性化にむけて

 

産業別従事者で経済をみてみると、実は半数以上が農業です。ですが、農業のGDP比は1割にも届いていません。しかし決して農業のポテンシャルが低いわけではありません。ザンビアの豊富な水資源や温暖な気候などはむしろ農業に適していて、政府も農業の生産性向上に着目しています。

 

 

私たちのスピルリナプロジェクトでは、栄養不良を改善するだけでなく、農家の人々がスピルリナを生産できるようすることで、ザンビアの農業活性にも貢献できるプロジェクトです。また、スピルリナを肥料として扱うことで、スピルリナを与えられた魚、豚、鶏などの栄養価が高まり、これまでより高い価格で販売が可能となります。

 

このように、銅に依存したザンビア経済から経済を多角化することは、現地政府の方針にも合致しており、特に貧困層が多く従事している農業・養殖業への貢献も期待できるのが、我々のスピルリナ・プロジェクトです。

新着情報一覧へ