[アニマルウェルフェア(動物福祉)について](前編)


はじめまして。堀田雅貴と申します。

私は普段、鳥類(主に希少猛禽類)の研究及び生態調査を行っております。

幼い頃から日本の野鳥観察を続けていまして、20年ほど前から海外の鳥類にも興味を持ち始め、近年ではオウム目の鳥類に強い関心を持っています。

今回のプロジェクトにおいて、石川由奈さんの鳥類(オウム目など)  に対する愛情や命を守りたいという強い意志に共感し、協力することにしました。

プロジェクト内容の補足として、専門的な内容を発信したいと思い、本日から3日間にわたり、新着情報に連載させていただきます。

また、Amarelo(アマレロ)スタッフへの勉強会では、連載させていただくような内容や鳥類(オウム目など)の生態、最新の知見などについてお話しする予定です。

 

本文中にも記載されていますが、『アニマルウェルフェア(動物福祉)』とは、「個々の動物の健康な状態(身体的にも精神的にも健全である状態)を保ち、幸福な生活を送れる環境を管理する」という概念です。

その前提には、「飼育動物は人によく配慮される権利がある」という考え方があります。動物の『生活の質』に対する人道的配慮から、『アニマルウェルフェア(動物福祉学)』という学問が生まれました。

 

『幸福な生活』といっても、主観的な人間目線で考えるのではなく、より動物目線で考えることが大切です。では動物目線で考えるとはどうゆうことなのか。それは、動物行動学・動物心理学・生態学・生理学などの様々な自然科学分野から得られた知見を統合し、科学的な根拠に基づいて考えるということです。

 

例題として、トウモロコシの皮付きと皮無しで考えてみましょう。

トウモロコシをインコやオウムに与える場合、皮付きと皮無しのどちらを与えることが彼らにとって『幸福な生活』に近いと思いますか?

答えは「明日の新着情報」に記載したいと思います。

身を寄せて甘えるナナイロメキシコインコ

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