クッキープロジェクト始動のご報告。

皆さまのお陰で、無事クッキープロジェクトが始動したことをご報告させていただきます。

1月末に塚原が現地入りし、現地スタッフと共にクッキーを仕入れるベーカリーとの交渉、発注、包装資材の買い付けやハティヤール村の方へのトレーニングを行い、Readyforのリターンとしてお送りさせていただく分も含め生産をスタートさせました。

 

幼い頃にポリオを患い、足が不自由で歩く事ができないスニールさん。

本職はテイラー(仕立て屋)ですが、村では仕事がなく以前は月200円程度の収入しかありませんでした。

包装に使用する布の四方を縫ってくれています。

 

現地の方々の自立を目的としているので、できるだけ現地スタッフからハティヤール村の方へ仕事を教えてもらい、私は口を挟まないよう見守っていました。

 

ベーカリーとひと悶着起きたり、包装作業をしに来た村人が酒に酔っていたり色々な事がありましたが、なんとか仕入れ~生産~販売の流れを形にする事が出来ました。

 

 

現在はブッダガヤで日本人の方が運営するカフェに、クッキーを置いてもらっています。

インドでは何もかもが一筋縄ではいかないので、販売も当然難しい事を予想していたのですが…ヒンドゥー教の神々が微笑んでくれたのでしょうか。予想外の出来事が起きました。

 

ブッダガヤは今まさに観光シーズン+中国の旧正月+チベット仏教の権威あるお坊さんが来ていた影響で観光客が多く、1月末に生産してから今まで、クッキーを包装して納品すると数日内に完売。。という状況が続いているのです。

予想外の売れ行きに喜びつつも生産が追い付かず、現地スタッフがバタバタしながら頑張って生産を続けてくれています。

 

うまく回り始めたようで実際はまだまだ課題が山積みなのですが、ひとまず現地インド人から「こんな高いクッキーは売れない」と散々言われてきたクッキーの需要があるという事を確認でき、今後クッキープロジェクトを進めて行く上での小さな自信となりました。

そしてこのクッキーの売れ行きが、包装作業に携わってくれているハティヤール村の人々の収入向上にほんの僅かずつではありますが、確実に繋がっていることも事実です。

 

いつかこのハティヤール村発のクッキーがブッダガヤ土産として定着し、仕事がなく貧困から抜け出せない家族の生活向上に貢献できる事業として現地の人々だけで運営していける事を目指し、私たちNPO AOZORAはサポートを続けていきます。

1日でも早く「支援する」という関係を終わらせ、自分たちだけで運営できるようになった事業をただ「見守る」事ができるように。

 

生まれた時から決められていた身分制度により、差別されてきた人びとが少しでも尊厳を持って生きていけますように。

仕事がなくアルコール中毒で道端に倒れている人が、一人でも減りますように。

全ての子どもたちが学校に通い、夢を持つことができますように。

 

小さな一歩かもしれませんが、皆様のご支援のお陰で確実に踏み出す事が出来ました。

本当にありがとうございました!心より感謝申し上げます。

 

本当は一人ひとりにお会いしてリターンをお渡ししたいところですが、心を込めて発送させていただきますのでもう少々お待ちくださいませ。

そして今後もNPO AOZORAの活動を見守っていただければ幸いです。

この度は本プロジェクトをご支援いただき、本当にありがとうございました。

 

NPO AOZORA

共同代表 塚原絵理・髙山亜紗美

http://www.npoaozora.jp/

 

クッキープロジェクトで包装作業をしてくれているスレーシュさんと娘たち。

 

包装用の布を縫ってくれているスニールさんとご家族。

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