知床・斜里町で初開催の展覧会「葦の芸術原野祭」をご支援ください!

支援総額

1,054,000

目標金額 600,000円

支援者
115人
募集終了日
2021年9月24日

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2021年09月12日 18:59

会期を終えて 松本一哉

 

松本一哉です。

2回目のブログになります。
葦の芸術原野祭があっという間に終わり、6月半ばから40日間、ウトロにある"北こぶしリゾート"のリニューアルオープンしたサウナの夏の音源制作のために、知床に滞在して録音制作していたのですが(現在流れているのは冬に制作した音です)、ソレも含めて、知床滞在が終わったんだなという感じです。

 

 

2月に行った音源制作も含めると、今年は今のところ丸2ヶ月のあいだ知床に滞在していた事になります。
会う人会う人に「家見つかった?」と聞かれます。笑

さて、僕は、葦の芸術原野祭のパフォーマンス公演として、バストリオ+松本一哉「黒と白と幽霊たち」4公演と、ソロパフォーマンス「独白と番」8公演と、合計12公演行いました。

 

 

 

 

1Fで行われていた「おもいでうろうろプロジェクト」によって、斜里の方々を中心に、お越しくださる方々からの思い出が会場に溢れていき、そして2Fで行われていた「北の個体群」の展示によって、準備の際から、日に日に、瞬間瞬間に空間が変わっていく旧役場庁舎(旧図書館)の音を、聴いていたわけですが、変わっていくのは、葦の芸術原野祭の実行委員はもちろん、葦芸に協力してくださる人たちや、思い出が増えると共に、人は違えど、来客される方々の表情の多さだったりして、思い出に纏わる話をしている風景がたくさんあり、それに伴い、全ての音が生まれ変わっていき、空間に響いていました。
また、1人で黙々と開催準備に向けて作業をしている実行委員や、1人でゆっくりと展示を眺められている来客される方々の音の間に耳を傾けるのもとても良く、音の面からも、新しく芽が出たりする瞬間に耳を傾けていました。

 

 

 

 

斜里で育った僕ではありませんが、文化や歴史、時間の流れを想いながら、こんな事してた人居るのかもなぁ…とか、不意に妄想に没入してしまい、頭の中で物語が進行してしまう事があるのですが(運転中にあったりするのでだいぶ危険)、旧役場庁舎(旧図書館)や、この土地の歴史を葦芸や協力してくださる方々から学べば学ぶほど、自分が居たという妄想・想像が妙にリアルに膨らんでいきました。
会期が終わる頃には、過去にこの土地に先祖が関わっていたと思うくらい。

 

 

今も、これまでよりも斜里の事をよく考えています。
気持ちはまだ帰ってきてません(北こぶしリゾートの音源編集を日々やっているからってのもあるけど。笑)。


そんな、日に日に、瞬間瞬間に新しい芽が産まれていく環境の中、今は使われなくなった建物でのパフォーマンスで、何処をどう響かせるのか、鳴っていない、聴こえていないどの音を動かすのか、鳴っていなかったであろう音を、鳴っていたであろう音をどう表現するのか、また、何をあえて強調しない方が良いのかなど、ここでしか出来ない音を連日探し続けました。
間違いなく旧役場庁舎(旧図書館)でしか行えない、毎回違うパフォーマンスになっていたなぁと思います。

 

 

 

ソロを行う時、毎回今野くんは今野くんで今野くんの思う独白をやってくれてたんだけど、2Fの「北の個体群」の展示スペースでパフォーマンスをやる際に、あんな凄い作品と空間を作り上げた人たちの場所をただ借りただけの形でパフォーマンスするのも面白くないので、北の個体群の作品や皆と一緒にやりたいなと、一緒にやると言っても作り込んでやるわけではなく、一緒に何かやりたいんだよね?と言っただけなんだけど、最終的にはあんな事になりまして。
連日観てたとはいえ、何をするのかも分からない状況の中で、準備する時間も練習も無く即興ですぐに出来る事じゃないですよ。
全員、僕が知床のあちこちで録音していた時の生き物たちと同じでしたし、全然伝わらないと思いますが、普段録音に行った先での1人の環境と同じでした。
そして、僕の「独白と番」と名付けて始めたパフォーマンスが、全てと共にパフォーマンスを行い、僕の予想を超えて「独白の番」になったなというのが最終公演を終えた感想です。
各々の独白が集っていました。

 

 

 

みんな、毎日俺と遊んでくれてありがとう。
お越しくださった皆様、何度も聴きに来てくれた方々、本当にありがとう。

さてさてさてさて、長くなっちゃってゴメンなさいね。
あと少しお付き合いください。

会期は終わったのですが、クラウドファンディングは続いていまして、残り2週間で第二のゴールへ向けてラストスパートしようとしているところです。
当初の目標通り、来年も開催するために、第1回の経験をもとに、さらに発展させられるように皆様からの応援をいただきたいです。
旧役場庁舎(旧図書館)の3階にある、「風の道 星の部屋」で録音した僕のリターン"松本一哉収録「風の道 星の部屋」サウンド"も在庫があります。

 

 

 

会期中、ほぼ毎日、何時間も、録音していました。
あの場所だから聴こえる昼夜の斜里の音や、四方が窓に囲まれた空間だから録れる音があったので、創意工夫盛り込んでます。
仕事に追われる日々で、未だ編集に手をつけられてはいないのですが、録音した感触はバッチリなので、期待してください☺️

もしかしたら、後世に残る、とんでもなく貴重な価値のある音かもしれません。
応援宜しくお願いします!!!

 

リターン

1,000


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『あしげい』応援するよコース

・メンバーからの感謝のメッセージ
このクラウドファンディングに協力してくださった方に感謝の気持ちを込めたメールをお送りいたします。

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

3,000


メンバー撮り下ろし!あしげいのメイキングフォトアルバム(データ版)

メンバー撮り下ろし!あしげいのメイキングフォトアルバム(データ版)

・メンバーからの感謝のメッセージ
・メンバー撮り下ろし!あしげいのメイキングアルバム(データ)
全メンバーそれぞれの視点による準備期間から会期終了までのスナップ写真をPDFデータにしたオリジナルフォトアルバムです。あしげい開催の裏側を写真を通してお届けします!必見のオフショットもあったりなかったり…?!

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

5,000


川村芽惟のカラフル手づくり刺繍巾着

川村芽惟のカラフル手づくり刺繍巾着

・メンバーからの感謝のメッセージ
・葦芸アーカイブブック2021(データ版)
・川村芽惟のカラフル手づくり刺繍巾着
カラフルなフェルトの手づくり巾着です。サイズは15cm×15cm。どんなデザインになるかは、届いてからのお楽しみ!※この画像はイメージです。

支援者
25人
在庫数
完売
発送完了予定月
2022年1月

5,000


松本一哉収録「風の道 星の部屋」サウンド

松本一哉収録「風の道 星の部屋」サウンド

・メンバーからの感謝のメッセージ
・葦芸アーカイブブック2021(データ版)
・松本一哉収録「風の道 星の部屋」サウンド
立ち入り禁止となっている旧庁舎3階の360度展望台「風の道 星の部屋」。その音風景を体験できます。また、松本一哉による創意工夫により日常では意識していない音の気づきを促す内容を予定しています。
※画像はイメージです。

支援者
8人
在庫数
12
発送完了予定月
2022年1月

5,000


隠れメンバーアイヌ犬ウパシの直筆サイン入り感謝状

隠れメンバーアイヌ犬ウパシの直筆サイン入り感謝状

・メンバーからの感謝のメッセージ
・葦芸アーカイブブック2021(データ版)
・隠れメンバーアイヌ犬ウパシの直筆サイン入り感謝状 
アイヌ犬ウパシが言葉にならない感謝の気持ちを伝えます。
直筆サイン(足あと)入りの感謝状です。
※ウパシのやる気がなくなり次第終了となります。

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

5,000


おもいで採集係かがたなおこの「うろうろ通信」

おもいで採集係かがたなおこの「うろうろ通信」

・メンバーからの感謝のメッセージ
・葦芸アーカイブブック2021(データ版)
・おもいで採集係かがたなおこの「うろうろ通信」
うろうろ通信は、『葦の芸術原野祭』のおもいで採集係、かがたなおこによる会期中の日記です。開催中に出会った人々、聞いたおはなし、起こった出来事を、かがたの視点からお届けします。

支援者
13人
在庫数
7
発送完了予定月
2022年1月

5,000


川村喜一「北暦/北の個体群」

川村喜一「北暦/北の個体群」

川村喜一「北暦/北の個体群」
・メンバーからの感謝のメッセージ
・葦芸アーカイブブック2021(データ版)
・川村喜一の写真と言葉と絵からなるビジョンブック。知床での生活から個人の制作、個体群としての活動、「葦の芸術原野祭」開催に至る思索と来たるべき未来図「北暦」、生活者・美術家・狩猟者としての断続的足どりを綴る小冊子です。
※画像はイメージです。

支援者
12人
在庫数
3
発送完了予定月
2022年1月

10,000


知床から産地直送!大森氏のじゃがいも 5kg  〜秘伝のフライドポテトレシピつき〜

知床から産地直送!大森氏のじゃがいも 5kg 〜秘伝のフライドポテトレシピつき〜

・メンバーからの感謝のメッセージ
・葦芸アーカイブブック2021(書籍版)
・大森さんのじゃがいも 5kg
あしげいを支える知床斜里町の農家さんが産地直送でお届けするじゃがいも5kg。(レッドムーン・キタアカリ・カルビーのおいも)本当に美味しい秘伝のフライドポテトレシピ付きです。
画像の赤ちゃんいもが大きくなってから発送します!
※本リターンを履行するために必要な食品衛生責任者・HACCP管理者および調理師資格はすでに取得済みです。

支援者
8人
在庫数
7
発送完了予定月
2022年1月

10,000


『黒と白と幽霊たち』@葦の芸術原野祭 in知床斜里公演 記録DVD

『黒と白と幽霊たち』@葦の芸術原野祭 in知床斜里公演 記録DVD

・メンバーからの感謝のメッセージ
・葦芸アーカイブブック2021(書籍版)
・『黒と白と幽霊たち』記録DVD
葦の芸術原野祭にて上演する『黒と白と幽霊たち』の全編を収録したDVDです。
2016年に初演して以来、日本各地で上演してきバストリオの代表的な作品を昭和四年に建てられた斜里町旧役場庁舎という今もなお地元の人たちに愛されている建物で上演された本番を記録して映像化します。
※画像はイメージです。

支援者
10人
在庫数
完売
発送完了予定月
2022年1月

10,000


北方の断片的記録誌siwnin vol.1(サイン入り)

北方の断片的記録誌siwnin vol.1(サイン入り)

・メンバーからの感謝のメッセージ
・葦芸アーカイブブック2021(書籍版)
・北方の断片的記録誌 siwnin vol.1(サイン入り)
小林大祐・川村喜一が製作した少量個人出版本『siwnin』。「siwnin(シウニン)」とは「青い」、「緑色の」を意味するアイヌ語。北海道知床から北方の表情を発信する情報誌です。
vol.1.5として新たな記録を付録します。

支援者
17人
在庫数
3
発送完了予定月
2022年1月

30,000


知床から産地直送!大森さんのじゃがいも 大盛り!15kg  〜秘伝のフライドポテトレシピつき〜

知床から産地直送!大森さんのじゃがいも 大盛り!15kg 〜秘伝のフライドポテトレシピつき〜

・メンバーからの感謝のメッセージ
・葦芸アーカイブブック2021(書籍版)
・大森さんのじゃがいも 大盛り15kg
あしげいを支える知床斜里町の農家さんが産地直送でお届けするじゃがいも。(レッドムーン・キタアカリ・カルビーのおいも)本当に美味しい秘伝のフライドポテトレシピ付きです。
画像の赤ちゃんいもが大きくなったら発送します!
※本リターンを履行するために必要な食品衛生責任者・HACCP管理者および調理師資格はすでに取得済みです。

支援者
2人
在庫数
3
発送完了予定月
2022年1月

30,000


まるごとあしげいコース

まるごとあしげいコース

・メンバーからの感謝のメッセージ
・葦芸アーカイブブック2021(書籍版)
・まるごとあしげいセット(アイヌ犬ウパシの感謝状+『黒と白と幽霊たち』@葦の芸術原野祭 in知床斜里公演 記録DVD
+松本一哉収録「風の道 星の部屋」サウンドCD+メイキングフォトアルバムCD+北方の断片的記録誌 siwnin vol.1+おもいで採集係かがたなおこの「うろうろ通信」冊子)
『葦の芸術原野祭』その全てが詰まった豪華パックです。記念すべき第一回目のあしげいの全記録、100年後にはお宝になっているかもしれません。ぜひゲットしてください!

支援者
9人
在庫数
11
発送完了予定月
2022年1月

50,000


川村喜一&アイヌ犬ウパシと知床を歩こうツアー

川村喜一&アイヌ犬ウパシと知床を歩こうツアー

・メンバーからの感謝のメッセージ
・葦芸アーカイブブック2021(書籍版)
・川村喜一&アイヌ犬ウパシと知床を歩こうツアー
写真家川村喜一&アイヌ犬ウパシと一緒に知床の自然を散歩する特別なプライベートツアーです。どこへ行くかはウパシの気分次第!
なお、葦芸アーカイブブック2021(書籍版)は2022年1月の発送予定です。
※時期はコロナの状況を鑑み応相談(2021/11/01〜2022/11/01)です。
※知床への旅費はご自身の負担となります。
※本ツアーを履行するために必要な北海道アウトドアガイド資格について、現在、認定にかかる手続きを進めており、本プロジェクト実施時期である2021年11月1日までに、北海道アウトドアガイド資格取得の見込みが立っています。(2021年8月1日現在)

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2022年1月

50,000


シリエトクノートが考える知床さんぽツアー

シリエトクノートが考える知床さんぽツアー

・メンバーからの感謝のメッセージ
・葦芸アーカイブブック2021(書籍版)
・シリエトクノートが考える知床さんぽツアー
斜里の衣食住や自然、文化などをテーマにしたミニコミ誌「シリエトクノート」がプロデュースする、知床を自然のみならず、地域の歴史、文化に触れながら楽しむツアーです。
なお、葦芸アーカイブブック2021(書籍版)は2022年1月の発送予定です。
※時期はコロナの状況を鑑み応相談(2021/11/01〜2022/11/01)です。
※知床への旅費はご自身の負担となります。
※本ツアーを履行するために必要な北海道アウトドアガイド資格について、現在、認定にかかる手続きを進めており、本プロジェクト実施時期である2021年11月1日までに、北海道アウトドアガイド資格取得の見込みが立っています。(2021年8月1日現在)

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2022年1月

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