
支援総額
目標金額 600,000円
- 支援者
- 115人
- 募集終了日
- 2021年9月24日
会期を終えて 松本一哉
松本一哉です。
2回目のブログになります。
葦の芸術原野祭があっという間に終わり、6月半ばから40日間、ウトロにある"北こぶしリゾート"のリニューアルオープンしたサウナの夏の音源制作のために、知床に滞在して録音制作していたのですが(現在流れているのは冬に制作した音です)、ソレも含めて、知床滞在が終わったんだなという感じです。

2月に行った音源制作も含めると、今年は今のところ丸2ヶ月のあいだ知床に滞在していた事になります。
会う人会う人に「家見つかった?」と聞かれます。笑
さて、僕は、葦の芸術原野祭のパフォーマンス公演として、バストリオ+松本一哉「黒と白と幽霊たち」4公演と、ソロパフォーマンス「独白と番」8公演と、合計12公演行いました。

1Fで行われていた「おもいでうろうろプロジェクト」によって、斜里の方々を中心に、お越しくださる方々からの思い出が会場に溢れていき、そして2Fで行われていた「北の個体群」の展示によって、準備の際から、日に日に、瞬間瞬間に空間が変わっていく旧役場庁舎(旧図書館)の音を、聴いていたわけですが、変わっていくのは、葦の芸術原野祭の実行委員はもちろん、葦芸に協力してくださる人たちや、思い出が増えると共に、人は違えど、来客される方々の表情の多さだったりして、思い出に纏わる話をしている風景がたくさんあり、それに伴い、全ての音が生まれ変わっていき、空間に響いていました。
また、1人で黙々と開催準備に向けて作業をしている実行委員や、1人でゆっくりと展示を眺められている来客される方々の音の間に耳を傾けるのもとても良く、音の面からも、新しく芽が出たりする瞬間に耳を傾けていました。


斜里で育った僕ではありませんが、文化や歴史、時間の流れを想いながら、こんな事してた人居るのかもなぁ…とか、不意に妄想に没入してしまい、頭の中で物語が進行してしまう事があるのですが(運転中にあったりするのでだいぶ危険)、旧役場庁舎(旧図書館)や、この土地の歴史を葦芸や協力してくださる方々から学べば学ぶほど、自分が居たという妄想・想像が妙にリアルに膨らんでいきました。
会期が終わる頃には、過去にこの土地に先祖が関わっていたと思うくらい。

今も、これまでよりも斜里の事をよく考えています。
気持ちはまだ帰ってきてません(北こぶしリゾートの音源編集を日々やっているからってのもあるけど。笑)。
そんな、日に日に、瞬間瞬間に新しい芽が産まれていく環境の中、今は使われなくなった建物でのパフォーマンスで、何処をどう響かせるのか、鳴っていない、聴こえていないどの音を動かすのか、鳴っていなかったであろう音を、鳴っていたであろう音をどう表現するのか、また、何をあえて強調しない方が良いのかなど、ここでしか出来ない音を連日探し続けました。
間違いなく旧役場庁舎(旧図書館)でしか行えない、毎回違うパフォーマンスになっていたなぁと思います。

ソロを行う時、毎回今野くんは今野くんで今野くんの思う独白をやってくれてたんだけど、2Fの「北の個体群」の展示スペースでパフォーマンスをやる際に、あんな凄い作品と空間を作り上げた人たちの場所をただ借りただけの形でパフォーマンスするのも面白くないので、北の個体群の作品や皆と一緒にやりたいなと、一緒にやると言っても作り込んでやるわけではなく、一緒に何かやりたいんだよね?と言っただけなんだけど、最終的にはあんな事になりまして。
連日観てたとはいえ、何をするのかも分からない状況の中で、準備する時間も練習も無く即興ですぐに出来る事じゃないですよ。
全員、僕が知床のあちこちで録音していた時の生き物たちと同じでしたし、全然伝わらないと思いますが、普段録音に行った先での1人の環境と同じでした。
そして、僕の「独白と番」と名付けて始めたパフォーマンスが、全てと共にパフォーマンスを行い、僕の予想を超えて「独白の番」になったなというのが最終公演を終えた感想です。
各々の独白が集っていました。

みんな、毎日俺と遊んでくれてありがとう。
お越しくださった皆様、何度も聴きに来てくれた方々、本当にありがとう。
さてさてさてさて、長くなっちゃってゴメンなさいね。
あと少しお付き合いください。
会期は終わったのですが、クラウドファンディングは続いていまして、残り2週間で第二のゴールへ向けてラストスパートしようとしているところです。
当初の目標通り、来年も開催するために、第1回の経験をもとに、さらに発展させられるように皆様からの応援をいただきたいです。
旧役場庁舎(旧図書館)の3階にある、「風の道 星の部屋」で録音した僕のリターン"松本一哉収録「風の道 星の部屋」サウンド"も在庫があります。



会期中、ほぼ毎日、何時間も、録音していました。
あの場所だから聴こえる昼夜の斜里の音や、四方が窓に囲まれた空間だから録れる音があったので、創意工夫盛り込んでます。
仕事に追われる日々で、未だ編集に手をつけられてはいないのですが、録音した感触はバッチリなので、期待してください☺️
もしかしたら、後世に残る、とんでもなく貴重な価値のある音かもしれません。
応援宜しくお願いします!!!
リターン
1,000円
『あしげい』応援するよコース
・メンバーからの感謝のメッセージ
このクラウドファンディングに協力してくださった方に感謝の気持ちを込めたメールをお送りいたします。
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
3,000円

メンバー撮り下ろし!あしげいのメイキングフォトアルバム(データ版)
・メンバーからの感謝のメッセージ
・メンバー撮り下ろし!あしげいのメイキングアルバム(データ)
全メンバーそれぞれの視点による準備期間から会期終了までのスナップ写真をPDFデータにしたオリジナルフォトアルバムです。あしげい開催の裏側を写真を通してお届けします!必見のオフショットもあったりなかったり…?!
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月
1,000円
『あしげい』応援するよコース
・メンバーからの感謝のメッセージ
このクラウドファンディングに協力してくださった方に感謝の気持ちを込めたメールをお送りいたします。
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
3,000円

メンバー撮り下ろし!あしげいのメイキングフォトアルバム(データ版)
・メンバーからの感謝のメッセージ
・メンバー撮り下ろし!あしげいのメイキングアルバム(データ)
全メンバーそれぞれの視点による準備期間から会期終了までのスナップ写真をPDFデータにしたオリジナルフォトアルバムです。あしげい開催の裏側を写真を通してお届けします!必見のオフショットもあったりなかったり…?!
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月

愛知県豊川市で保護された子猫30匹の里親募集!
- 現在
- 199,000円
- 支援者
- 30人
- 残り
- 20日

不幸な猫を救うために。譲渡型の保護猫カフェを作りたい!
- 現在
- 1,045,000円
- 支援者
- 78人
- 残り
- 22日

【リトルワールド第二弾】「アイヌの家」を救い、伝統技術を未来へ
- 現在
- 5,405,000円
- 支援者
- 291人
- 残り
- 18日

物価高でごはん食べられない若者に今すぐ食糧を|緊急支援2025冬
- 現在
- 11,823,000円
- 寄付者
- 314人
- 残り
- 29日

地域文化を残し、課題を創造的に解決する 『めぐる、友の会』会員募集
- 総計
- 100人

【継続寄付】かにた婦人の村で自立を目指す女性たちへの伴走者募集!
- 総計
- 51人

絶滅危惧種ツシマヤマネコを守るために!月々のご支援で安定的な整備を
- 総計
- 147人











