ニカラグア女子野球を救いたい!世界一の日本女子野球へ挑戦。

ニカラグア女子野球を救いたい!世界一の日本女子野球へ挑戦。

支援総額

1,582,000

目標金額 1,160,000円

支援者
137人
募集終了日
2018年10月5日

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2018年11月22日 17:32

プロジェクト達成〜活動報告書〜

 

 

〜〜プロジェクト終了報告書〜〜

 


【感謝】

2018年11月6日〜11月17日の期間で「ニカラグア女子野球を救いたい」プロジェクトを終了致しましたことをここにご報告させて頂きます。皆様の多大なるご協力があり達成することができました。本当にありがとうございました。

【活動報告】

 

11月6日(火)

 

マナグア国際空港に選手の家族や関係者が集まり、ニカラグアから4名の選手が日本へ発ちました。選手たちはニカラグア野球連盟からプレゼントされた代表選手の象徴であるニカラグアの帽子とポロシャツを身に付け心を1つに日本で学ぶ士気を高めました。

 

 

11月8日(木)

 

AM6時30分に成田空港に到着しました。お迎えには東京の石田さん親子(娘さんが元マドンナJAPAN選手)が車で迎えに来て下さりました。本当に感謝、、、。東京スカイツリーや浅草、バッティングセンターへ行きました。彼女たちにとって全てが新鮮に感じていました。特に、銭湯はびっくりしたようです。温泉は日本の独特の文化ですからね、彼女たちは受け入れることができなかったみたいです。

PM17時からは東京アンビシャス様、早稲田大学女子軟式野球部WASEBI様と世田谷区で合同練習をさせて頂きました。初めての日本野球で感じたことは「徹底されている規律」でした。片付けの際に役割分担がされていて、全員が仕事を全うしている姿に感激していました。その一方で日本の選手の姿を見ると、外国人を受け入れ慣れていない様子が見え、実体験をもとにしたリアルグローバル教育が必要ではないかと思いました。宿泊先は東京の櫻井様(娘様が女子野球をやっている)が彼女たちのために準備してくださいました。感謝。

 

11月9日(金)

 

本日は埼玉にある女子プロ野球球団「埼玉アストライア」様と合同練習をさせて頂きました。ニカラグア選手にとって憧れの女子プロ野球選手と直接野球ができる機会を提供してくださった女子プロ野球機構の皆様をはじめ、球団の方々、選手の皆さん本当にありがとうございました。

プロの教えを直接受けた選手たちは本当に幸せだったでしょう。

投手、内野手、外野手に分かれ投手は変化球の投げ方を学び、野手は1人600球の打ち込みに参加させて頂きました。近い将来、日本女子プロ野球界にニカラグアの選手が参加することも可能だと感じました。相互に学び合いができた練習会でした。確実に日本女子プロ野球が彼女たちの憧れになりました。

 

 

11月10日(土)

 

本日から福島県いわき市へ移動し、AMは水族館へ行き、PMはニカラグアパーティーの準備をしました。水族館では全員が幼児のように楽しんでいました。ニカラグアでは水槽すら珍しいので水族館なんて夢の世界!野球だけでなく、様々な経験が彼女たちを通してたくさんのニカラグアの方々に届きますように、それが野球をプレーするエネルギーに変わると思います。この日からいわき市の石河先生、松井さん、高梨さんに帯同して頂きました。お忙しい中本当にありがとうございました。

 

そしてPM18時からはニカラグアパーティー✨

日本三大古湯のいわき湯本温泉にある「古滝屋」様にご協力頂き約60名の参加者が集まる素晴らしい会にすることができました!選手たちはたくさんの方々に応援されていることを実感したと思います。後進国で問題になるのが「されて当たり前」になることです。現地の人が介入せず物事が進んでいくのでは誰に感謝すればよいかわかりません。支援してくださっている方々に直接お礼を言いたい、それがこの会になりました。

会には支援してくださった方々の他に、青年海外協力隊時代にお世話になっていたOB/OGの方々、いわき市の仲間達にも来て頂きました。本当にありがとうございました。

 

 

11月11日(日)

 

今日は彼女たちがいわき市の子供達のために野球を教える「野球フェスタ」の日でした。会場は私の母校であるいわき光洋高校野球部グラウンド。高校野球の想い出が詰まった場所にこのような形で戻ってくるとは思いもしませんでした。朝から会場準備をして下さった方々、本当にありがとうございました。当日の天気が心配されていましたが、晴天で野球日和でした!当日は1部、2部合わせて約100人の子供達が参加して下さりました。

また、特別講師としてマドンナジャパン監督の橘田監督、女性初の独立リーガーでナックル姫の吉田えりさん、そして福島ヴィーナス監督の寺島監督にお越し頂きました。おそらくこのメンバーが揃って野球イベントを行ったのは初?だと思います!遠方からお越し頂き本当にありがとうございました!!

ニカラグアの選手にとって言葉の通じない相手に野球を教えるのは初めてだったと思います。しかし、積極的に子供達と交流をしている姿を見て成長を見られる時間でした。彼女たちにとって「指導」を学ぶ機会にもなり、ニカラグア女子野球を牽引する指導者になってほしいと改めて思いました。

また、イベント終了後に観陽亭の遠藤社長のご支援といわき光洋高校野球部保護者会の皆様のご協力のもと、おにぎりと豚汁をみんなで食べお話をする時間も作ることができました。

 

11月12日(月)

 

AMにいわき市長訪問をさせて頂きました。ニカラグア女子野球の発展にはいわき市の協力は必要不可欠です。この想いを汲み取って下さった清水市長、本当にありがとうございました。彼女たちは少し緊張気味でしたが、日本語での挨拶ができました!姉妹都市になっていわきからもっと協力できる体制を整えたい!!と思っています。

PMは母校であるいわき光洋高校でゲストスピーカーとして全校生徒の前でニカラグアでの経験や彼女たちの野球に対する想いなどを伝える機会を頂きました。彼女たちは全校生徒の前でニカラグアの国歌を斉唱しました。全校集会の後は交流会として20名くらいの生徒達とニカラグアについてや、彼女たちの生活などを話す機会を頂きました。この会を設けて下さったいわき光洋高校の皆様、本当にありがとうございました。彼女たちの話を聞いた高校生の中には涙を拭う生徒もいました。

 

11月13、14日(火)(水)

 

福島県いわき市→大阪府箕面市へ移動しました。目的は橘田監督率いる「履正社高校女子野球部&履正社レクトヴィーナス」と合同練習をするためです。朝早くにいわき湯本駅を出発したにも関わらず石河先生、高梨さん、協力隊同期のあかり、ゆきさん、そして私の母がお見送りに来てくださいました。本当にありがとうございました。

グラウンドのある履正社スポーツ専門学校までは長い道のりでしたが、重い荷物を持って到着するとたくさんの野球女子達が迎えてくれました!元気のある人に会うと自然と元気になる!エネルギーに溢れる野球女子達が本当に輝いていました!

 

履正社高校ではホームステイをさせて頂きました。九州から来ている履正社レクトヴィーナス選手3人の宿舎にニカラグア選手は宿泊し、初日はお互い緊張感がありましたが、2日目はすでに肩を組んで歩いている状態でした。寝食共にした仲間は国が違えど一気に距離が縮まるんですね。ニカラグア選手は日本の学生の生活を体験し、履正社の生徒はニカラグア選手とどのように生活するか考えながら時間を過ごしたと思います。

お互いが学べる良い機会になったと思います。日本人にはこのような機会が本当に大切だと思います。それは身近に外国人がいないからです。言葉が通じなく、文化も違う環境をどのように乗り越えるか、そこを乗り越えられた時に真のグローバル教育が実現されると思いました。

 

さて、練習についてです。練習は履正社さんがいつもやっているメニューをそのまま合同で学ぶことになりました。練習の印象は一言で「かなりやってる」です。私も高校野球を経験しましたが、こんなにやってたかな?そんなことを思うほど履正社さんは一生懸命練習に取り組んでいます。そんな練習を経験したことが無いニカラグアの選手にとって素晴らしい経験でした。2日目の練習後に旅の疲れも出たのか、10代の2人が涙を流しました。私の意見が強すぎるあまり彼女達をハードにしすぎたかな?とも思いましたが、このような経験も彼女達の心に残ればなと思い直しました。最後の最後まで笑顔で熱く指導して下さった橘田監督、本当にありがとうございました。

 

 

11月15日(木)

 

今日で履正社高校の皆さんとお別れでした。大阪府箕面市→京都府まで移動してお昼から京都観光をしました。到着後すぐにみんなが期待していた着物を着ました!

清水寺を中心に様々な観光地を巡りました。この旅では、ニカラグアで一緒に活動していたゆいさん、たいすけさんが帯同してくれました。多くの方々に「可愛い」と言われて選手4人は可愛いという単語を完全に覚えました。日本にほんの少しの時間しかいないのに日本語を覚えている彼女達はすごいなと思いました。電車の中では背もたれを倒す際に「すみません」と日本語で一言かける14歳。環境が違うだけで様々なことを学ぶんですね。

 

11月16日(金)

 

京都→品川→千葉県勝浦市に移動しました。品川から勝浦までまた石田さん親子に連れてってもらいました。本当に本当にお世話になりました。途中でうみほたるに寄って頂き、選手達は景色に大興奮でした。みんなが言っていたことは「もっと日本にいたい、、」たった9日間という時間でしたが多くの友達を作り、日本に愛着を持っていました。野球だけではなく、多くの経験をしてほしい、そんな想いを実現できて本当に良かったと思う瞬間でした。

そして夜は今回のプロジェクトでお世話になった千葉県勝浦市の渡邊塾長をはじめとした心研野球塾の皆さんと食事をさせて頂きました。最後の最後まで楽しませて頂き本当にありがとうございました!そして、最終日の朝は彼女達の希望で心研野球塾の三上コーチによるバッティング指導を海岸で受けました!朝早くから準備して頂き本当にありがとうございました!自分たちがどのようなバッターなのか、タイプ別での指導をして頂きました。

この日が最終日に彼女達はニカラグアへ帰りました。本当にたくさんの方々に支えられたこのプロジェクトは大成功でした。本当にありがとうございました。

また、このプロジェクトがスタート地点だと思っています。今後のニカラグア女子野球の計画は下記に記載させて頂いていますのでご覧ください。

 

【収支報告】

皆様の支援のおかげでプロジェクトを達成することができました。

本当にありがとうございました。

 

収入
クラウドファンディング収入 144万3000円(合計金額−手数料)

支援金 102万5000円

計 246万8000円

 

支出

チケット購入費 76万8000円

■現地滞在費 64万8300円(宿泊費10泊、カメラマン雇用費10日間、リターン品購入費用、VISA申請費用、仲介手数料、トライアウト費用、保険料、交通費用など)

■クラウドファンディング広報活動費用 6万2700円(移動費、宿泊費など) 

■選手国内移動費用 21万9720円(新幹線、高速バス、私鉄など)

■野球イベント開催費用、歓迎会費用 26万4520円(講師依頼費用、通訳依頼費用、宿泊費、移動費、食費、チラシ作成費用、横断幕作成費用、インク代など)

■選手日本活動費用 32万4988円(食費、イベント参加費用、チケット購入費用など)

■クラウドファンディングリターン品送料見込み金 5万円

計 233万8228円

 

差額

+12万9772円

(差額で余った予算は、届いた野球道具の輸送費用に致します。ボール、バット、グローブ、ユニフォームなど)

 


【リターンの発送状況】


2019年1月を予定しています。もう少々お待ちくださいませ。


【今後のニカラグア女子野球について】
ニカラグア女子野球が国際大会に出場するまで活動を続けたい。これが私の想いと彼女達の夢です。「野球は男子のスポーツ」と言われ続けていたニカラグアで女子野球が発足し、野球を楽しんでいる少女たちがたくさんいます。しかし、まだまだ女性スポーツの立場は社会的に低く、野球を楽しみたいのにできない環境があります。これはスポーツに限らず社会の中でも見られます。「男は働き、女は家事」そんな格差をスポーツを通して少しでも改善できないか、ニカラグア女子野球のプロセスを通して世界で何かに挑戦しようとしている女性を後押しできないか、そんなことを考えています。

 

2017年 ニカラグア女子野球 発足

2018年 ニカラグア女子野球 女子野球世界一の日本へ短期野球留学

(いわき市とニカラグア・マナグア市 姉妹都市として繋げる)

2020年 3月下旬 女子野球ワールドカップ 中南米予選

2020年 8月下旬 女子野球ワールドカップ 本戦

 

現地での活動はもちろん、日本での基盤づくりも必要だと思っています。

国際機関へのアプローチ、地方公共団体へのPR、日本女子野球連盟との情報共有など日本で整えなければならない事案があることに気づきました。

また、このプロジェクトに賛同して下さっている方々としっかり計画を作り、組織として動きたい。そんな想いがあります。

まだまだ私も含め、ニカラグア女子野球は発展途上です。

これからも応援していただけると幸いです。

 

更なる飛躍をするために1度基盤づくりをし、2020年のW杯を目指したいと考えています。

 

今後ともよろしくお願い致します。

本当にありがとうございました。

リターン

3,000


ニカラグア女子野球応援コース【リターン不要の方】

ニカラグア女子野球応援コース【リターン不要の方】

※頂いたご支援は全てプロジェクトの経費として選手のために使用させていただきます。

●サンクスメール
●活動報告書

申込数
94
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年1月

5,000


ニカラグア女子野球応援コース【選手直筆レタープレゼント】

ニカラグア女子野球応援コース【選手直筆レタープレゼント】

※頂いたご支援は全てプロジェクトの経費として選手のために使用させていただきます。

●サンクスメール
●ニカラグア女子野球選手直筆レター
●活動報告書

申込数
28
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年1月

3,000


ニカラグア女子野球応援コース【リターン不要の方】

ニカラグア女子野球応援コース【リターン不要の方】

※頂いたご支援は全てプロジェクトの経費として選手のために使用させていただきます。

●サンクスメール
●活動報告書

申込数
94
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年1月

5,000


ニカラグア女子野球応援コース【選手直筆レタープレゼント】

ニカラグア女子野球応援コース【選手直筆レタープレゼント】

※頂いたご支援は全てプロジェクトの経費として選手のために使用させていただきます。

●サンクスメール
●ニカラグア女子野球選手直筆レター
●活動報告書

申込数
28
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年1月
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