プロジェクト概要

ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。

 

この度、皆様のおかげで第1の目標金額を達成することができました。公表している

通り、この資金は主にサーバー代と執筆料に当てるつもりです。Web生物図鑑の実現にお力添えいただき、本当にありがとうございます!

 

クラウドファンディングを始める当初はこんなマニアックな企画に支援してくださる人がいるのかと不安に思っており、資金も図鑑が形になる本当に必要最低限の金額に設定しました。

 

しかしながら、SNSで知って実際に支援してくださる方、共感してくださる方が想像以上にいたため、図鑑を本当により良いものにするため、目標金額をさらに増額することにしました。

 

この先いただいたご支援は、図鑑サイトの使いやすさの向上と図鑑の種数の増強のために使用させていただきます。

 

一つ目の図鑑サイトの使いやすさについてですが、今回、プログラミングはほぼ私一人で行う予定になっていたのですが、プログラミング自体歴一年ほどであり、技術があるとは言い難いです。

 

そのため、お金を払って外部の技術者に手伝ってもらうことで、より使いやすいものにしようと考えています。今想定している機能以上のものをつけたいと考えています。

 

二つ目の図鑑の種数の増強についてですが、現在、全種類の掲載を目指していますが、一種あたり2、3日かかるほど、文献の調査には労を要します。英語の文献を大量に読む必要があるためです。

 

現在、ボランティアで執筆してもらっていますが、どこまでそれでうまく行くかわかりません。そこで記事をの執筆に協力してくれた人に原稿料を渡し責任を持って取り組んでもらうようにしようと考えています。

 

この二つに必要な資金として第2の目標金額を50万円としました。

 

改めて、現在までにご支援していただいたみなさま、本当にありがとうございます!さらなるご支援を募るにあたって、新たなリターンとして野外観察会を開き、第2の目標金額達成を目指して行きたいと思います。

 

引き続き、よりよいウェブ図鑑を目指して頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!

 

日野智之

 

 

もっと知りたいをカタチにWeb爬図鑑

 

 

京都爬虫両生類の会とは?​

 

はじめまして、京都大学工学部4年生の日野智之と申します。

 

現在、京都大学ではカエルやサンショウウオ、トカゲ、ヘビといった両生類・爬虫類の研究が盛んに行われています。

 

私が所属している「京都爬虫両生類の会」は、そういった研究者と生き物好きとが交流し知識を深める場として、2016年に京都大学で設立されました。

 

基本的な活動は毎週の例会と、京都府内に生息する両生類・爬虫類の学術調査です。また、長期休暇などには好きな生き物を求めて、国内外問わずフィールドに出向いています。

 

本研究会は、そのようなエネルギー溢れる、無類の両生類・爬虫類好きが集う場です。

 

日本爬虫類両棲類学会にて

 

ヒキガエル生態調査

 

 

爬虫類にハマったワケは?

 

 

一言で言うと、トカゲの尻尾の美しさに魅了されたからです。

 

私が爬虫類にハマった転機は、大学生1年の夏に、大学内でたまたまニホントカゲを捕ったことです。

 

そのトカゲは本当に美しく、背中は黒地に金色のシマ模様が入り、尻尾はモルフォチョウのようなコバルトブルーでした。鱗独特の光沢と鮮やかな色合いに魅了されました。

 

その後、マレーシアなどの東南アジアへ遠征に行く機会にも恵まれ、様々な美しくもカッコいいトカゲに出会いました。より多くの種類のトカゲに出会うにつれて、ますますその深みにハマっていきました。

 

そして、同じ興味を持つ仲間が集まる、「京都爬虫両生類の会」と出会いました。

 

イシガキトカゲの幼体。コバルトブルーの尻尾は成長につれて茶色になる。

 

 

爬虫類・両生類についてもっと知ってもらいたい

 

なぜWeb図鑑を作ることになったのか?それは「京大おもしろいやつの知識を生かしたい」と思ったからです。

 

私が研究会に所属して一番驚いたことが、知識量の豊富さです。例えば、鳴き声だけで世界中のカエルや鳥を判別できたり、その辺で適当に捕まえた虫の名前が分かったり、どの種が何年に発見されたか覚えているなどです。

 

みな研究者を目指しているだけあって、それぞれが誰にも負けない領域を持っており、それをさらに伸ばそうと日々研鑽に励んでいました。近所に棲む生き物程度しか知らなかった私には衝撃的でただただ感心するばかりでした。

 

現地の大学と合同で行なったマレーシアの生態調査にて

 

私たちは研究会で仲間と知識の共有ができますが、世間では、まだ爬虫類や両生類についてのコミュニティーは規模が小さく、大きな交流の場がありません。

 

ネット上でも、爬虫類や両生類について色々な知識を共有できる場、好きな生き物について学べる場がないのが現状です。

 

そこで、京大の生物研究会で質問サイトを作れば、もっと生き物に興味を持つ人が増えるのではないか?私たちが溜め込んだ知識をもとにした図鑑を作れば、爬虫類、両生類についてもっと知ってもらえるのではないか?と思い、Web図鑑づくりに動き出しました!

 

 

 

Web図鑑で押さえる項目

 

私たちの作る図鑑では日本産両生類・爬虫類のそれぞれの種について、基本的な形態や分布といった情報に加え、主に生態、つまり自然界で何を食べ、どのように繁殖し、どんな行動を取るのかについて焦点を当てた記述に力を入れています。

 

項目として以下の6つの項目を設けています。

 

①概要(名前、学名、大きさ、概略、保全状況)

その生き物の基本的な情報をざっくり説明しており、大まかに知りたい方が読みやすいものとなっています。

 

②分布(生息環境、生息地の地図)

生き物が日本のどこに生息し、どんな環境でよく見つかるか説明します。分布も一目でわかるように、生息地を塗りつぶした地図を使おうと考えています。

 

③体の特徴(姿形の説明、似ている種との見分け方)

その生き物がどんな姿をしているのか、分類上は他の種とどこが違うのか説明します。また、よく似ている種との違いも、どうやって見分けるか比較図を用いて解説します。

 

④生態(食性、繁殖、鳴き声など)

その生き物が普段何を食べているか、繁殖はどのように行うかなど、その生き物が自然の中でどのように生きているかを知ってもらえます。

 

⑤その他(執筆者の採集体験記、その生き物の魅力など)

上の4つの項目に収まらなかった情報を載せたり、執筆者が実際にその生き物を捕った体験談や、その生き物への熱い思いを書く予定です。

 

⑥引用文献

記事の作成に使用した文献を全て記載しております。できる限り間違った情報を載せないように、ネット情報ではなく、書籍や論文を中心に集めています。

 

また、ページの左側には他の種へジャンプできるリストもつけています。現在は分類順で配置していますが、五十音順のバージョンも作ります。

 

そして、ページの下部には図鑑作成に用いた引用文献を全て記載しており、より詳細な情報を得たい場合、ここを利用して詳しく調べることができます。

 

以下のサンプルをご参照ください。現在は無料サーバーを利用しているため読み込みが大変遅くなっています。(イワサキワモンベニヘビ、ヒバカリ、モリアオガエル、ハロウェルアマガエル、ミヤコヒキガエルなどができています。)

https://herpetology-database.herokuapp.com/contact

 

 

紙の図鑑とネット情報、2つの「良さ」を備えたWeb図鑑

 

情報の正確な「紙の図鑑」と持ち運びやすさと手軽さのある「ネット情報」、それぞれの良さを備えたWeb図鑑を作り、無料で公開します!

 

野外で両生類・爬虫類に出会ったときにはスマホでWeb図鑑にアクセスすれば、それが何の種で、どのような生態なのかが分かります。

 

さらに、文字数に制約のないWeb図鑑だからこそできること、紙の図鑑には載せきれない、それぞれの種について解明されてきた情報、あっと驚くような観察例も満載です!

 

今回作成するWeb図鑑の3つの特徴

 

論文ベースの正確な情報

それぞれの記述が論文という確かなソースに基づいていること。

ネットでは正しい情報と間違いのある情報とが錯綜しており、真偽のわからない情報が多々あります。私たちの図鑑では可能な限り論文を引用おり、正確な情報を心がけています。仮に誤った情報を発信してしまった場合でも、引用文献を明記することでユーザー自身で情報の正しさを判断できるようにしました。

 

いつどこでも持ち運べる手軽さ

スマホによりいつでもどこでも手軽に持ち運びできること。

野外で急にカエルやヘビに出会ったとき、図鑑を持ち運んでいないと調べることはできません。しかし、スマホがあればWeb図鑑にアクセスすることで簡単に同定(何の種か判別)することができます。これまでにあった、気になった生き物がどの種か分からないままになるという悩みが解決できます!

 

執筆者とユーザーの距離の近さ

手軽に執筆者に質問できる距離の近さです。記事を読んで生じた疑問点、改善点などがあれば、Web図鑑で質問することができます。そこで私たちが質問に答えることで疑問を解決し、さらにそれを受けて、記事の分かりにくいところや間違った情報を修正し、図鑑をより良いものへ改善していくことができます。

 

 

プロジェクトの進め方と資金用途

 

Web図鑑の制作を進めるにあたって、問題となるのがサーバーの維持費と文献調査の労力です。無料で公開するため、どうしても毎月のサーバー代が負担になってしまいます。また記事の作成には多量の研究論文を読む必要があり、会員以外の方にも協力していただくことになります。

 

そのため、ご支援いただいた資金の大半は、サーバー代と原稿料に当てさせていただき、プロジェクトの完成に向けて大切に使わせていただきます。

 

また支援してくださった方々のそれぞれ要望に答えやすくするために、支援者さまの作って欲しい種を選択できる「図鑑チケットコース」を作りました。

 

 図鑑の作成は大変時間のかかるものとなっており、全種完成の目処がたちにくいという問題があります。こうすることで、支援者が待ち望んでいる種を優先的に作成し、確実に支援の期待に答えられるように配慮しました。

 

==資金用途======

サーバー設置費+サーバー維持費(数年分)¥100000

執筆・原稿料 ¥63280

手数料          ¥36720

合計             ¥200000

 

==公開スケジュール==

・2019年2月15日質問機能をつけて図鑑を公開。

(これ以降1週間おきにその週に完成した記事を更新していく)

・2019年3月31日約200種掲載し、完成予定。

(記事の進行によって、完成の時期がずれ込む可能性があります。)

 

 

 

Web図鑑の実現に向けて精一杯がんばります!

 

 

生き物に興味がある人も、そうでない人も、私たちの作る両生類・爬虫類図鑑を一度見てほしいです!野外で両生類・爬虫類に出会ったときにはスマホでWeb図鑑にアクセスすれば、それが何の種で、どのような生態なのかが分かります。

 

 

ただ、私たちの図鑑はそれだけではありません!文字数に制約のないWeb図鑑だからこそできること、つまりこれまでそれぞれの種について解明されてきたことをたっぷりと載せられるのです!その中には普通の図鑑には載っていない、あっと驚くような観察例も満載です!

 

 

さらに、私たちはこのWeb図鑑プロジェクトの最終目標として、英語版の図鑑を作ることを掲げています!現状、日本の両生類・爬虫類を英語で詳しく解説した文献はなく、私たちの図鑑の英語版ができれば世界中の人々に彼らのことを知ってもらえるようになります。これにより、日本の生き物や自然の価値が再認識され、人々の保全意識がさらに高まることが期待されます!

 

この壮大なプロジェクトの実現のため、ご支援よろしくお願い致します!!

 

 

 

京都爬虫両生類の会の会員紹介!

 

●日野 智之(ひの ともゆき)

京都大学工学部4年。トカゲが好き。大学から生物にハマり、他の会員の知識に圧倒される日々を送る。大学最後の年に会員の知識を生かした何かを作りたく、今回の企画を始める。

 

●藤島 幹汰(ふじしま かんた)

京都爬虫両生類の会・会長。ヘビとメタルを愛する農学部3年生。写真ではボルネオのキナバル山にて猛毒のアマガサヘビを持っている。

 

●児玉 知理(こだま とものり)

京都大学理学部4年。写真で背負っているのはボルネオのアミメニシキヘビ。ヘビに命をかけており、日頃から常識はずれの行動が多い。ヘビの行動について研究している。

 

●野田 叡寛(のだ あきひろ)

京都大学理学部3年。カエルと日本酒が好き。喫茶店でバイトをしている爽やか大学生。写真は台湾にてババトラフガエルとともに。

 

●福山 伊吹(ふくやま いぶき)

京都大学農学部4年。様々な生物に関して深い知識を持つ。爬虫類や両生類の系統関係について研究している。おっとりとして優しいやつ。

 

●福山 亮部(ふくやま りょうぶ)

京都大学農学部3年。伊吹の弟。爬虫両生類だけでなく、鳥、魚、昆虫などについても幅広い知識を持ち、兄弟で日々切磋琢磨している。オリエンテーリングサークルにも所属している。

 

 

 

 

リターンについて

 

私たちの会誌&私たちといく里山観察会

 

私たちのプロジェクトに支援してくださった方には様々な形で魅力的なリターンをご用意しております!

 

サポーターコースでは、私たちが日本各地で撮った生き物の写真の中から厳選した10枚をお送りします。個人的にこの生き物の写真が欲しい!というリクエストには可能な限り答えさせていただきます。

 

図鑑チケットコースでは、私たちと共に図鑑完成の過程を楽しめるものとなっています。支援者さまの支援のおかげで、一つの生き物のページができるため、支援したお金がちゃんと一つのページに反映されて、支援の結果がはっきり感じられるコースになっています。完成するまでの過程を一緒に共有したいという方にぜひオススメです!

 

さらに会誌けこけこコースでは、本会員の力作である会誌けこけこの電子版をお送りします。今年度は特に力を入れており、カラーページ満載で綺麗な生体写真も豊富に取り揃えています。

 

また学部生から大学院生までが自分の興味のあるテーマについて寄稿しているため、マレーシア、トルコ、台湾や南西諸島の爬虫類、両生類ネタまで揃っている大変充実した内容になっております。

ぜひ一度ご覧になってください!

 


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