クハ489-501は、単にボンネット型というだけでなく、国鉄JR線では最も急な峠道、碓氷峠でも自車の動力を用いて運行可能なシステムを搭載した点で、高度経済成長期からリゾートブームに至る、軽井沢、長野を介した北陸と首都圏を結ぶ「白山」や「あさま」「そよかぜ」にも重宝がられました。

先日その足跡を訪ねて軽井沢に伺いまして、元の軽井沢駅を活用した記念館に展示されている、協調システムを制御することが可能な機関車、EF63型に接しました。

説明看板には、大きくこの機関車の特徴と、協調システムを持つ489系についても記述されていました。

現役時代には、「峠の釜めし」が飛ぶように売れた、あの懐かしい電車が、数奇な運命の果てに小松に残されています。

そのクハ489-501の保存の意義、本旨は何といっても「歴史を結ぶ」ことです。

思い出も、沿線の風景も、失われそうになって初めて気付くことが多いのですが、こうして今も子ども達の人気者として、運転台見学も可能な貴重な存在の「協調のボンネット」に、沢山のご支援をお願いします。

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