キャンプ終了報告と御礼
【ご支援いただいた皆様へ】
寄付者の皆様、この度はSocial Science Boot Campに多大なご支援をいただき、誠にありがとうございました。
今回のSocial Science Boot Campは、思い返せば昨年9月に産声を上げた企画でした。ゼミ合宿にてゼミ生と秋山先生がゼミや大学、「学ぶ」ということ全般に対して、思い思いに議論を馳せた結果、ゼミで何か作ろう、となったことが今回の企画の発端でした。その後、企画のコンセプト化にはおよそ3ヶ月がかかり、12月の末日にはようやくHPが完成に至りました。同時並行でクラウドファンディングの設計、選考制度の設計、応募者の皆様に情報を届けるための告知、応募者の皆様の選考などを並行し、企画の立案からほぼ半年を経て、3/24-26にキャンプを実施いたしました。
今回、特に高校生の皆様に対して、金銭面での援助を必ず満額で、返済不要の状態でご支援することを強く希望して企画を推進してまいりました。昨今の「より良い教育」に対する意識の高まりから、地方の高校生に対して幅広い教育機会の提供や、都市部の学生との情報格差の解消など、教育の社会的側面に対してはアウトリーチが加速しつつあります。一方で、やはり地方に住む高校生にとって東京へ物理的に来るということは、大きな金銭的負担を強いられることを意味します。「高校生たちにより良い教育機会を届けよう」を綺麗事で終わらせることなく、実行へと移すためには、どうしても金銭的な障壁を乗り越えることは必須条件であると感じておりました。
その中で、寄付者の皆様には、筆舌に尽くしがたいほど多大なご支援を賜りました。いただいたご支援の形は金銭的なものに限らず、母校やお知り合いの方への情報の拡散など、多岐にわたりました。この場を借りて、皆様にお礼を申し上げさせてください。本当にありがとうございます。おかげ様で、大変優秀で真剣な眼差しを持った高校生たちを、全国の津々浦々からキャンパスにご招待することができました。
応募を決心してくれた高校生の皆様、高校生の決断を後押ししてくださった保護者や先生方、寄付者の皆様、大学やゼミのOBOGの皆様、ご登壇いただく先生方、運営メンバー、誰が欠けても完成しなかったこの企画の完成を、皆様とともに迎えることができ大変喜ばしく思います。早くも次年度以降の第2回キャンプの開催を多くの方々にご希望いただいておりますが、こちらに関しましても、運営で今一度話し合いを重ねた上で皆様にご報告できればと思います。
改めまして、この度はご支援いただきありがとうございました。
石坂 健
Social Science Boot Camp 運営一同
【結果報告】
当初40万円をゴールとしていたクラウドファンディングは、48時間を待たずに達成し、最終的には当初の目的のおよそ3倍となる1,156,000円もの金額を皆様にご支援いただきました。
Social Science Boot Camp初日は全国各地からいらっしゃった高校生の皆様を迎え入れ、アイスブレイクを行いました。その後、秋山先生・中谷先生から高校生へのレクチャーが行われました。夕食をとったのち、初日は解散となりました。
2日目は竹村先生・市原先生によるレクチャーが行われたのち、昼食を挟んで高校生の皆様は最終発表会に向けたプレゼンテーションの準備を行いました。いずれのグループも白熱した議論を展開し、熱が冷めやらぬままに2日目も終わりを迎えました。
3日目には各グループとも発表用のプレゼンテーションの最終調整を行い、最終発表会を迎えました。各グループの発表ののちに秋山先生を交えたQ&Aセッションが執り行われ、閉会いたしました。閉会後はレセプションが開かれ、参加者やご来場いただいた貴賓の皆様との交流が図られました。
なお、詳細につきましてはクラウドファンディングのリターンとさせていただきました「活動報告書」での記載とさせていただきますこと、ご了承ください。
【キャンプ当日の様子】
【収支報告について】
皆様からいただいた1,156,000円の資金は、全額キャンプの運営に充てさせていただきました。詳細な使い道については、クラウドファンディングのリターンで「活動報告書」のあるリターンにお申込みいただいた皆様にご報告させていただきます。
【リターンの発送について】
リターンにつきましては、5月までの段階的な発送を予定しております。いずれのリターンに関しましても、クラウドファンディングにご寄付いただいたメールアドレスにご連絡させていただきますので、定期的にご確認いただけますと幸いです。
【今後について】
197日間の準備期間と、3日間のキャンプ本番をもって、第1回Social Science Boot Campは終了いたしました。ご応募いただいた皆様の熱量や、寄付者の皆様からいただいたご支援は想定を大きく上回るものでした。期間中、誰よりもプロジェクトにコミットしてきた運営メンバーにとって、プロジェクトが多くの皆様に愛されるということは、何にも代え難い喜びでした。
また、ありがたいことにキャンプ終了直後から多くの皆様からキャンプの次回開催を希望する声を多くいただいております。次回開催を実現に漕ぎ着けるには金銭的な制限に限らず、運営メンバーをどう集めるかなど、さまざまな課題をクリアしなければなりません。キャンプに対するご応援やサポートは運営にとっても大きな力となりますので、ぜひ以下のプラットフォームを介して皆様のお声を寄せていただけましたら幸いです。
新着情報やキャンプの振り返りを含めて、以下のプラットフォームを通じて定期的に情報を更新していく予定ですので、ご覧いただけますと幸いです。
Twitter:https://twitter.com/akiyamabootcamp
HP:akiyamabootcamp.com
なお、お問い合わせはHP内部の「お問合せ」より受け付けております。