メイン画像の子。下半身付随の子猫「たま」の保護 〜その２｜健康状態〜

※一部、ケガをしている画像等センシティブな内容が含まれています。

 

一夜明け、動物病院を受診しました。

 

 

レントゲンを撮ってもらい、脱臼や骨折はありませんでした。そして脊髄損傷の可能性が高いことがわかりました。

 

体重1.85kgの女の子。
お尻周りの傷がひどく、肛門の横の傷から皮下にウジが沸いてました。15匹くらい。

取っても取ってもまた皮膚の下から出てくるんです。見えるだけ取ってもらいましたがまだまだ出るかも・・・結構デカい・・・5ミリくらい。

 

 

びっくりされる方もいらっしゃるかと思いますので、画像は控えておきます。

 

 

 

とにかく感染症をおこさないように傷口を清潔に保ち、お薬を塗って皮膚が再生するまでガードしなければいけません。

感染症にかかったら、たまが死んじゃう…。

 

とにかく早急にお風呂に入れないと！

傷痛いだろうなぁ、怒るだろうぁ

 

でも生きるためには頑張ってもらわないと。

 

 

めっちゃ暴れて怒るのでネットに入れたまま入浴。洗っても洗っても一瞬で泥水になります。辛い環境にいたんだよね、そりゃ真っ黒になるよね。

勿論ノミもすごい数でした。

 

綺麗になったと同時に瘡蓋が剝がれ、左足の肉がむき出しに。

 

 

右足は瘡蓋が層になりすぎているのかガッチガチで、剝がしてやることもできませんでした。

 

 

お尻から太ももにかけてはやはりずる剥け。ずっとコンクリートに擦りながら生きてきたんだもんね。

大丈夫！絶対治してあげるから治療がんばろう！

 

 

傷口を洗浄→消毒→薬塗布→ガーゼ→包帯

毎日朝晩この作業の繰り返し。

 

 

お尻をスリスリしながら移動するので臀部はなかなかカバーできず。少しマシになってはまた出血する日々。その間に何度もウジがニョロニョロと顔を出しせっせと取り除きました。

 

たまはとってもかわいい顔で、鳴き声もかわいらしい。元気になればきっと素敵な里親さんが見つかるはず。そんな日がくることを願いながらスタッフ総出で愛情たっぷりにお世話をしました。

 

たまはと言うと・・・

 

 

 

 

シャーーーーーーーーっ！！！

 

 

 

 

 

 

 

 

イヤーーーーーーーーっ！！！

 

 

 

叩く、引っ掻く、噛む

床ターーーーーン！！も出る

 

 

とっても恐ろしい子です。

 

次の活動報告に続きます。