大病続きの15歳保護犬ちびっこに適切な治療を受けさせてあげたい
大病続きの15歳保護犬ちびっこに適切な治療を受けさせてあげたい

支援総額

1,285,000

目標金額 400,000円

支援者
127人
募集終了日
2024年10月28日

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2024年11月01日 16:01

11/1 積極的な治療結果を踏まえ、ちびっこは緩和ケア(ターミナルケア)に移行しました。

本日のちびっこの活動報告をさせて頂きたいと思います。

(昨日ちびっこを半日入院のお迎えに行ったところからの時系列になります)

 

 

診察の前にちびっこの肝臓腫瘍摘出手術からずっとお世話になっていた担当看護師から以下のようにお話がありました。

 

・日中飼い主さんと離れ、一日の強制給餌にちびっこの体力・メンタルの限界が来ていること

・高齢なのもあり、長期の半日入院は痴呆なども進んでしまうこと

・ちびっこは今回の慢性腸症の闘病に限らず、昨年から充分に闘病を頑張ったのでお家でゆっくり過ごして欲しいこと

・ちびっこの食べたいもの、楽しいことを優先してあげて欲しいこと

・何よりも飼い主さんと一緒にいて欲しいこと

 

免疫抑制剤治療は二週間でしたが、実は最後の一週間は私も看護師さんと同じ気持ちになっていました。

(ただ一週間目の後半にちびっこの体調が上向いた様子があったため、万一の時に「あの時、治療していれば助かったかもしれない」と後悔はしたくなかった為、二週間目の治療に突入しました)

 

私も同意見ですと言うことを伝え、獣医師の診察に呼ばれました。

ちびっこは一番最後の診察で、時刻は20時になっていました。

 

昨日はちびっこの大きなターニングポイントの日になるため、担当獣医師は見逃しがないように血液検査・レントゲン検査・エコー検査の全てを実施してくださいました。

 

↑一週間目の血液検査と同様にアルブミン(タンパク質)の数値に改善はなく、結果免疫抑制剤治療は効果がなかったと判断出来ました。

 

↑ヘマトクリットも改善がなく、貧血や脱水の症状は続いており、白血球数も上昇数値のままで体のストレス反応も治まりませんでした。

 

画像診断でもちびっこが大きく体調を崩した10/8のレントゲン検査・エコー検査と見比べても、腫瘍などが見えるなどの大きな違いはなく、担当獣医師の見立ては慢性腸症の中に属する治療抵抗性腸症(消化器型リンパ腫を含むあらゆる治療に対して反応を示さない腸炎)ということでした。

 

担当看護師立会いのもと、獣医師と沢山お話をして積極的治療を終了して緩和ケア(ターミナルケア)に移行しますと私の決断をお伝えしました。

 

8月に入院して以来、ちびっこは3ヵ月ほぼ毎日動物病院へ通い、精一杯治療を頑張って来ました。

もうちびっこには食べたい物を食べてもらって、お家で一緒に過ごすという選択がちびっこにとって一番の幸せと考えたからです。

 

獣医師からは「これですべての治療を切ってしまうのではなく、週に2~3回の診察で身体検査をして嘔吐や脱水、胆嚢粘液嚢腫や整腸剤の投薬は続けて、下痢で24時間の看護は大変だろうから飼い主さんのストレス緩和のために、時には半日入院のサポートも頼って下さい」と頼もしいお言葉ももらえました。

 

担当獣医師と担当看護師をはじめ、動物病院スタッフのみなさまにはちびっこの治療だけでなく、このクラウドファンディングのプロジェクトにも全面的にご協力いただき、本当に感謝しかなく丁寧にお礼をお伝えしてきました。

 

 

帰ってきたのは21時を過ぎていました。

ちびっこは疲れ果てており、お水を飲んで少し嘔吐してしまいましたがよく眠っていました。

 

ただもう足の力が入りにくく、ソファで何度も転んでしまっていて最後にはフローリングで落ち着いたので夜中は防寒に徹していました。

 

何度か排泄がありましたが下痢の時もあれば固形の便の時もあり、一時の酷い状態の時よりはちびっこもかなり楽になったんじゃないかなと思います。

 

11/1

 

夜中はオムツを頼って私も少し眠ることができ、ちびっこも今日は病院へ行かなくて良いのでゆっくり眠っていました。

 

朝トイレに起きて来た時に、何か食べるかリンゴ・サツマイモ・豚肉(ちびっこはササミのアレルギーが出るのでヒレを湯がいたもの)・サーモンとお米のお粥を用意してみました。

 

豚肉を少しとリンゴを少し食べてくれましたが、あまり食欲が湧かないようで眠ってしまいました。

 

お昼過ぎ、起きてきたのでリンゴをあげてみたところ積極的にパクパクと食べてくれたので、試しに作り置きしていたお粥とサツマイモをあげてみたら、こちらもパクパクと食べてくれてお水も飲んでくれました。

 

明日は身体検査にちびっこの動物病院の予約が入っています。

担当獣医師はお休みですが、今回のちびっこの緩和ケアの治療の詳細は院内で共有されておりますので代打の獣医師でも安心して診てもらえるそうです。

 

 

■おわりに■

 

ちびっこは胆嚢粘液嚢腫と僧帽弁閉鎖不全症という病気を抱えながら、慢性腸症という腫瘍でもない病変も見つからないという実態の見えないとんでもないラスボスみたいな病気に罹ってしまいました。

 

そしてこの三ヶ月、本当に頑張って頑張って治療を受け続けてくれたと思います。

最期になるかもしれない今、この1人と1匹の時間をちびっこが作ってくれていることに感謝の気持ちしかありません。

 

今はただちびっこと温かい時間を一緒に過ごしているだけでホッとしています。

きっとちびっこも同じ気持ちだと信じています。

これからはちびっこの気持ちを尊重し、好きなように穏やかに過ごさせてあげるのが、私がしてあげられる14年間の恩返しだと思っています。

 

積極的治療は残念な結果になってしまいましたが、クラウドファンディングを通じて頑張っているちびっこの事を見守って下さる方々が沢山いてくれるというのは私にとって救いであり、ちびっこが少しでも私が辛くないようにとしてくれたのかもしれません。

 

晩年はずっと大病続きでしたが、こうして緩和ケアに移行した今も適切な治療を受けさせることができ、穏やかな気持ちでちびっこと過ごせるのもご支援頂いた支援者の皆様のご協力があってのことです。

 

どうか最期まで一緒にちびっこと私を温かく見守って頂ければ幸いです。

 

【追記】

※胆嚢粘液嚢腫のために飲んでいる強肝剤と下痢止めで効果の見える整腸剤、ステロイドの減薬のための内服はこのまま継続で行く予定です。

 

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