「女性用 立ち小便 補助具」で災害時の女性のトイレ問題を解決したい
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 1人
- 募集終了日
- 2023年9月28日
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- 現在
- 592,000円
- 支援者
- 62人
- 残り
- 19日
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#災害
- 現在
- 401,000円
- 支援者
- 66人
- 残り
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#災害
- 現在
- 0円
- 支援者
- 0人
- 残り
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- 現在
- 0円
- 支援者
- 0人
- 残り
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- 現在
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- 支援者
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- 現在
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- 現在
- 3,784,000円
- 支援者
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- 残り
- 43日
プロジェクト本文
▼自己紹介
はじめまして合同会社BOUKENを経営する看護師・防災士の髙野明子と申します。
2004年、私が16歳の時に新潟中越地震が起こりました。当時、北海道の札幌に住んでいた私にとって地震や避難所の存在は遠い存在でした。TVのニュースで現地の惨状やお年寄りの方達が泣いている姿を目にした時、自分の祖父母と重なり「何かしたい」という強い想いが芽生えました。母親や担任の先生に相談しボランティア活動へ参加できることになりました。飛行機・電車・バスで近づける所まで進み、最後は徒歩で新潟県見附市の避難所へ向かいました。現地では、お弁当の配布や避難所でのお話相手、被災した住宅の片付け等を行いました。私が手伝いをしていた避難所には、医療派遣チームの方達が来ていました。血圧測定や医療相談の場所には、多くの被災者の方達が行列となり医師や看護師さんとお話をしていました。そこで見たお婆さんのホッとした笑顔を見て、自分もいつか看護師になって、こんな風に人を笑顔にできるようになりたいと考えるようになりました。帰郷後、北海道から初めて単身ボランティアに行った高校生として取材も受けました。その時に話した「自分にも何かできる」という想いが自分の原点となっています。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
2011年、北海道の医療系大学を卒業し看護師となりました。その後、私自身はライフイベントの結婚、出産、離婚を経て東京に移り、近年は新型コロナウイルスという社会問題の医療相談の仕事をしてきました。そんな中、ずっと思い続けてきた看護師として災害の役に立ちたいという気持ちから防災士の資格を取得し、今の自分に何ができるだろうという事を考えました。 熊本地震では、避難所にて災害関連死してしまった方の殆どが誤嚥性肺炎を起こしている事、その根源に女性のトイレ問題があることを知り、この問題の解決に向けて動き始めました。
都内の帰宅困難者は、「453万人」「72時間」は、待機するように奨励
いつ来るかわからない地震。帰宅困難者、避難所生活及び共同生活。私達は突然、被災者になってしまいます。非日常な生活でプライベートがなくなってしまいます。個人の尊厳が危機に瀕する環境になってしまいかねません。3.11のあの日、首都圏では交通機関がSTOP、歩道は帰宅困難者でごった返しました。そして帰宅中に多くの人が困ったのがトイレです。私たちはいつ帰宅困難者の中に巻き込まれるかわかりません。東日本大震災の日、帰宅困難者が首都圏で約515万人、東京都で約352万人の帰宅困難者が出ました。国の発表では首都直下地震時には最大800万人の帰宅困難者がでると想定されています。その帰宅困難者のトイレはどうするのか?実は、国や行政にとっての備蓄品やトイレ数は住んでいる市民数に応じての準備防災備蓄数であり、帰宅困難者は各自治体にとっては【避難所から見た来訪者】なんです。国や行政が想定する【避難所のトイレ不足数】に帰宅困難者は基本的には含まれていないんです。現在の政府のトイレ不足数の算出式では住んでいる市民で不足数合計が約3200万回分、帰宅困難者分の約4800万回の合計8000万回分のトイレ不足数となります。
(3.11 東京都内の帰宅する人達と渋滞)
東日本大震災時の文部科学省の調査結果からも、1番に74.7%の人が困ったと答えたのがトイレ問題でした。女性は男性と違い、トイレの時はズボンの上げ下げもあり、生理もあり、トイレ時間もかかります。病気になった時、男性より女性の方が看護介護に家族に迷惑をかけられないという心理が働きやすい為、トイレも我慢しがちです。その背景には、家事や育児、親の介護をみているのが圧倒的に女性が多いからです。また被災地の女性には夜間に性被害の危険がある為にトイレに行くのを躊躇している調査結果が明らかになっております。
日本は世界で最もトイレ環境が整っている国といっては過言ではなく、外出先でトイレに困ることはそれほどなく暮らしています。しかし、地震や災害、避難所生活になるとトイレは4K《怖い、汚い、臭い、暗い》と不安な場所になってしまいます。また携帯用トイレは使い捨てで1回500円程度します。高価なものになるんです。その結果、多くの女性が「食べるのをやめよう・水分をとるのをやめよう」という行動に繋がり、水分不足や咀嚼を行わない事で唾液の分泌も減り、口腔内の雑菌が増え、誤嚥性肺炎へ至ります。
私自身、一人の女性として、一人の母として、一人の娘として、大切な人達を守りたいと思いました。
そして多くの人達の大切な女性達を守りたいと思いました。
これが、このプロジェクトを立ち上げたきっかけです。
▼プロジェクトの内容
そこで私が考案した製品が Chiicup(ちぃかっぷ) です!
トイレのコストを考えずにレジ袋やコンビニ袋があれば何回も繰り返しトイレができる。災害時の女性に言いたいのです。「食べていいんだよ」「飲んでいいんだよ」「トイレしていいんだよ」「立ちションしたっていいんだよ」「安全な部屋の中、着ているワンピースの中でも要を足せるんだよ」と。1964年の東京オリンピックではオリンピアの女性たちは国立競技場にある立ちション便器で競技前に要を足していました。日本の昭和初期までは田んぼのあぜ道で着物姿の女性たちが立ち小便をしていました。
気軽にトイレができたらほっとするじゃないですか。安心できるじゃないですか。嬉しいじゃないですか。避難所で体の自由がなくても心の自由があったらお子さんのお話を聞いてあげられるじゃないですか。抱きしめてあげられる心の余裕ができるじゃないですか。不安な心理状態の時に、平時のように食べたり飲んだりトイレできたら、避難所でも車中泊でも帰宅困難者になってもトイレの選択肢が増えて嬉しいじゃないですか。
Chiicup(ちぃかっぷ)は大事な命、健康を守る製品です。この製品を通して、災害時の女性のトイレ問題から社会全体を守りたいと思っています。
(組立て前)
(Chiicup 組立て後) (袋を装着)
(組立て方法・使用方法などを記載した冊子タイプの取説も同封しています)
Chiicupの特徴
①帰宅困難者となった時の為に オフィスの棚に置いておける A4サイズ、薄さ1mmのコンパクトサイズ(組立前)
(※さらに鞄に入るサイズにも折りたたみ可能です)
②女性が片手で持てる軽さ
③臨機応変に レジ袋やごみ袋など 大小様々なサイズの袋に対応可能
(凝固剤には市販の物や新聞紙・段ボール・ぼろきれ・生理用品・おむつ・猫砂等の代用品をご利用ください)
④使い捨てではないので何度でも使用できます
▼プロジェクトの展望・ビジョン
迫りくる大災害に備えて!各地にChiicupの設置をしたい!
READYFORで集まった支援金は、大災害が起きた時に帰宅困難者となった女性がChiicupを手に入れる事ができるように首都圏の各行政機関や団体、企業様の受付などに設置していただけるよう無料配布する為の費用にさせていただきます。また、南海トラフ地震のエリアにも配布活動を行っていきたいと考えています。 多くの女性の為に大切な奥様や彼女の為に大切な娘さんの為に大切なお母様の為に トイレを我慢する事で起こる健康問題を引き起こさない為に 「女性用 立ち小便 補助具」を通した支援活動に是非ご支援をよろしくお願いいたします!
<決定済みの支援先について>
2023年度 東京都委託 助産師教育指導講習会へ参加の助産師さん達(約100名)へ配布
開催日:9月15日(金)
会場:ZOOM
時間:13:30~16:30
テーマ:災害を振り返り、母子を含めた災害弱者の健康管理を考える
※上記講習会にて代表の髙野が講演を行い、その中でChiicupの使い方も講習します。また、参加する助産師の方々へ Chiicup を寄贈(郵送)する旨を同意いただいております。
※寄贈品への名称掲載も可能です。
※予定通りに実施されなかった場合にも参加予定だった方へ寄贈(郵送)します。
<クラウドファンディング公開後に寄贈先を選定する場合について>
配布先の対象:行政機関の窓口
配布先の選定方法:既に声かけしている先を含めて受入準備ができた順に寄贈
配布先を合理的に選定できる理由:原則として公的機関に限定して選定しています。
※使用している画像は、全て使用に関する許可を得ています。
- プロジェクト実行責任者:
- 髙野 明子(合同会社BOUKEN)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年9月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
代表:髙野 明子(合同会社BOUKEN)が東京都助産師会主催のセミナーにおいて「母子を含めた災害弱者の健康管理」について講演。当日参加する方達(100名程度)には女性用 立ち小便 補助具 Chiicup を配布します。 また、都内の行政機関(区の関連施設や図書館など)へ1000枚を配布・設置します。※各施設様より無料配布の内諾をいただいています。 集まった資金は、Chiicupの製作費・取扱い説明書の作成費・梱包費 80万円、配送費・諸経費 20万円に使用します。
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プロフィール
昭和63年生まれ 北海道札幌市出身 34歳 看護師 / 保健師 / 防災士 / 医療的ケア教員 / 健康経営アドバイザー 新潟県中越地震が起こった2004年当時、ニュースで現地の惨状を目の当たりにし、単身でボランティア参加した。北海道から初めて被災地へ単身ボランティア参加した高校生として新聞記事にも取り上げられた経験が今に至る原点となる。 また、被災地にて献身的にケアを行う医療チームの活動に感動し、自身も看護師を目指すようになる。 2011年 大学を卒業し看護師となり、脳神経外科等の医療現場を経験する。その後、結婚・出産・離婚を経て看護師の現場に復帰(整形外科・リハビリ分野)、東京都のコロナ対応等に協力しながら防災士の資格を取得。看護師&防災士という立場から、そして一人の女性・母親・娘という立場から「女性の災害時のトイレ問題の解決」を目的に合同会社BOUKENを設立
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リターン
1,500円+システム利用料
1500円分の支援をしたい方、Chiicup(ちぃかっぷ)1点 と 感謝の手紙を送ります。
感謝の気持ちはメールにてお届けします。Chiicupを1点 お送りいたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
3,000円+システム利用料
3000円分の支援をしたい方、Chiicup(ちぃかっぷ)2点 と感謝の手紙を送ります。
感謝の気持ちはメールにてお届けします。Chiicupを2点 お送りいたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
15,000円+システム利用料
Chiicupの配布活動に支援をしたい方、Chiicup 10点を都内の拠点(行政機関の窓口等)へ無料配布・設置します。
各行政機関に個別に許可はいただいております。寄付していただいた方には、感謝のメールと共に個別に配布・設置場所をご報告させていただきます。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
45,000円+システム利用料
Chiicupの配布活動に支援をしたい方、Chiicup 30点を都内の拠点(行政機関の窓口等)へ無料配布・設置します。
各行政機関に個別に許可はいただいております。寄付していただいた方には、感謝のメールと共に個別に配布・設置場所をご報告させていただきます。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
75,000円+システム利用料
Chiicupの配布活動に支援をしたい方、Chiicup 50点を都内の拠点(行政機関の窓口等)へ無料配布・設置します。
各行政機関に個別に許可はいただいております。寄付していただいた方には、感謝のメールと共に個別に配布・設置場所をご報告させていただきます。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
150,000円+システム利用料
Chiicupの配布活動に支援をしたい方、Chiicup100点を都内の拠点(行政機関の窓口等)へ無料配布・設置します。
各行政機関に個別に許可はいただいております。寄付していただいた方には、感謝のメールと共に個別に配布・設置場所をご報告させていただきます。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
プロフィール
昭和63年生まれ 北海道札幌市出身 34歳 看護師 / 保健師 / 防災士 / 医療的ケア教員 / 健康経営アドバイザー 新潟県中越地震が起こった2004年当時、ニュースで現地の惨状を目の当たりにし、単身でボランティア参加した。北海道から初めて被災地へ単身ボランティア参加した高校生として新聞記事にも取り上げられた経験が今に至る原点となる。 また、被災地にて献身的にケアを行う医療チームの活動に感動し、自身も看護師を目指すようになる。 2011年 大学を卒業し看護師となり、脳神経外科等の医療現場を経験する。その後、結婚・出産・離婚を経て看護師の現場に復帰(整形外科・リハビリ分野)、東京都のコロナ対応等に協力しながら防災士の資格を取得。看護師&防災士という立場から、そして一人の女性・母親・娘という立場から「女性の災害時のトイレ問題の解決」を目的に合同会社BOUKENを設立