5匹の野良猫を地域猫へ　人に可愛がられて生きる猫を増やしたい

昨日に引き続き天気が悪く肌寒い日でした。

今回は今年の１月に保護したメス猫の「からあげちゃん」のお話をしようと思います。

彼女と私が出会ったのは去年の冬の事でした。

その時の彼女は３匹の子猫の子育て中で、近寄るだけで威嚇されるような関係でした。

顔を見るたびに話しかけてみたり、子供たちと遊びたかったのでオモチャで気を引いてみたりしました。

いつしか多少の距離があるものの、私が声をかけても威嚇されなくなりました。

名前が「からあげちゃん」なのは、茶トラ柄が唐揚げに似てたからそう付けました（＾＾）

 

そんな交流の日々が続いたある日、彼女の子供３匹の姿が見えなくなってしまい、彼女が１人で過ごしていることが増えました。

 

憶測でしかないのですが、彼女達の生活圏は団地の駐車場で、近くにはカラスの生活圏でもある雑木林があったことを考えるとカラスに襲われたのではないのかなと思われます。

 

それから子供を全て失った彼女は、この時期から私を見つけては甘えてくるようになりました。

同じ子供を持つ母親同士、何かを感じてくれたのでしょうか・・・？

甘え方は日に日にダイレクトになり、他の猫をかまっていると噛みつくほどに！！

とても甘えん坊さんで、いつも別れの時は子猫が母猫に甘えるような鳴き声を出していてとても後ろ髪を引かれる思いでした。

 

私が彼女を保護することを決めたのは繁殖期が来る前でした。

もうこれ以上不幸な猫を増やしてはいけない、彼女にまた辛い思いをさせてはいけないと思ったからです。

 

勿論、この決定は家族で話し合いをして了承を得てからの事です。

私には子供もいて、１７歳になるシニア猫が２匹いる状態での覚悟でしたので、家族と話し合いました。

 

猫を保護するということは、その猫の保護者、つまり命の責任を負うことになります。

シニア猫達にノミなどの病気を移さない為に隔離するケージや、世話をするための用品の購入・病院代も必要です。

１匹を保護するにも結構なお金がいります。

ケージは職場の方から使わなくなった子犬用のものを頂いて塗装し直して、猫用にカスタムしました。

この保護から現在までを様子を記録用にインスタグラムで公開していますので、良かったらご覧ください。

Facebookなら「深瀬真奈美」、インスタグラムなら「mokoxx.nekox]

で検索していただくと見れます！

からあげちゃん以外にも、地域の猫との触れ合いなどを１分の動画に編集してます。

避妊手術の事も病院の許可を得て撮影しております。

 

負の連鎖を止めるには１人の力だけでは無理です。

仲間を増やし、地域の理解や援助がなければ解決はできないのです。