
- 支援総額
- 910,000円
- 目標金額
- 840,000円
- 支援者数
- 72人
- 残り日数
- 終了しました
このプロジェクトは
2016年10月31日(月)23:00 に成立しました。
クラウドファンディングが始まった時に、
大変なことを始めてしまった…!と後から思いました。
でも、初めて良かった…!と今は思っています。
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何年かの間ずっと、
成澤さんとお仕事がしたいなあ…と思っていました。
NPO法人FDAさんが、
たまたま就労継続支援施設であったことが、
「障がい者」という枠組みとの関わりのキッカケになるのですが。
やり続けていると、ますますそこへの違和感が大きくなります。
みんなの笑顔が素敵だったから。
あいさつが感じよかったから。
そういうことが、一緒にお仕事をしたい理由です。
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毎週一緒に、
制作研修会をやり続けて感じるのは、
美大生の頃にあった感覚です。
個性を活かそうとする姿勢。
作る取り組みへの真摯さや、
率直さに表れる裏表のない心地よさ。
「作る」ことを語り合える喜びもそこには含まれます。
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わたしも含めて多分、世の中の多くは、
大ざっぱなレッテルによって
真実を知らないままにいるだろうなあ…と思わずに居られません。
わたしは、毎週
障がい者とのおしゃべりや
制作研修を楽しみにしているのではなくて、
S.さん達とのおしゃべりや制作研修を楽しみにしています。
レッテルを貼る理由が、
個別の、能力の限界を定義してしまうのだとしたら、
それは大分残念なことのように思うのです。
「得意なことを笑顔で取り組める環境を」というのは、
就労継続支援施設に限ったことではなくて、
至極一般的に大切なことなんじゃないかな…と思います。
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働き方を考えた時に、
本質的で先進的な働き方のワークモデルのひとつは、
実はこういう施設の中で生まれていて、
既に運用されているんじゃないか?というのは
2007年頃にテレビで観て興味を持った
「べてるの家」について調べていて感じたことなのですが。
今回、FDAさんとの関わりを持たせていただいて、
改めて感じることでもあります。
心や身体と向き合ったコンディション確認を日々行って、
自分の出来ることをやるという働き方。
自分と真摯に向き合ってこその働き方ですから、
出来るようで、出来ない人の方が多いのではないか?とも思います。
実はその点おいて、
彼ら・彼女らは、とても優れているではないか、と思えて来ます。
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世の中にあるレッテルというボーダーラインを超えて、
こうして知り合った彼女達と
もっと一緒に制作をしたいなあ…!と思います。
仕事として、確固たるものになりえて欲しいです。
