「ムズング!!!!!!」

 

町を歩いていると、子供たちからこう声をかけられます。
意味は、「白人」。

 

 

町にいる子ども達だけでなく、
NGOにいる孤児の子ども達も、僕を「ムズング!」と呼んでいました。

元気よく「ムズング!」と呼んでくれる子はまだいいのですが、
なかには、遠くからこっちをみてなかなか近寄ってこない子、
顔を見ただけで泣き出す子がいました。

 

僕の顔を見ただけで、当たり前のように「白人!」と呼ぶこと自体受け入れがたかったし、孤児の子ども達が自分を受け入れてくれていないことを、寂しく感じました。
子ども達との距離があまりにも遠かった気がしたからです。

 

「子ども達のために」何かをやる前に、
まずは子ども達からの信頼を得なくてはならない。
そう強く感じました。

 

 

ここにきて約4週間。
毎日毎日子ども達と出会い、遊び、
ウガンダ語を覚え、子ども達の遊びを覚え、
ついに「ショーヘイ!!」と呼んでくれるようになりました。
(発音が難しいらしく、小さい子は「ショーケイ!」と呼んでくれます笑)

 

そして、今日。

 

最初はなかなか近寄ってきてくれなかった子が、
僕の方にかけよってきて、
「ショーヘイ! I love you!!」と手をつないでくれました。

 

この子はストリートチルドレンだった子です。

 

 

毎日時間を共にして、
やっと心を開いてくれた瞬間でした。

 

 

しかし、やっと心を開いてくれたのに、
子ども達は僕を信頼し始めてくれたのに、
自分はあと数週間で、この地を離れ、子ども達をお別れをしなくてはいけません。

 

色々乗り越えてやっと心を開いてくれた子ども達の気持ちを考えると、
お別れをする日がとても怖いです。

 

わがままかもしれないですが、
子ども達の心に自分の存在が、哀しい思い出にならないでほしい。
決して見捨てたわけではないことを子ども達にわかってほしい。

 

 

ベッドという形あるものをここに残すことで、
そのことが子ども達に伝わればいいな、と思いました。

 

 

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