彼の名前はサンバ。13歳です。

 

頭もよく、カリスマ性もあり、
この学校では先生達からの信頼もあついサンバ。

 

彼は、6年前にHIV/AIDSで両親を亡くしました。

 

 

「ショーヘイの親は生きてるの?」
「おばあちゃんが死んだときは、僕と同じように泣いた?」

 

ある日、笑顔で尋ねてきました。

 

「今日はもう帰るの?」
「明日は来る?」

 

毎日、寂しそうな顔で聞いてきます。

 

僕が学校から帰る時、

無邪気に手を振りながら笑顔で見送りをしてくれる子ども達が多い中、
彼はひとり、口を堅く結び、手を後ろに組み、決して笑顔を見せてくれません。

 

それでも彼の目はしっかりと自分をとらえています。

 

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彼の名前は、エマニュエル。

彼は、普段は僕と同じ家で暮らしています。

掃除、洗濯などを黙ってこなす彼。

そのすきま時間をぬって、学校の勉強をこなしています。

 

そんな彼は、

ある日、NGOで黙々と作業をするサンバに歩みより、

何も言わずに黙って手伝い始めました。

 

 

 

エマニュエルはサンバの兄でした。

エマニュエルは、黙々と農作業をする弟をみかけて、

黙って手伝いに行ったのでした。

 

この光景を目にしたとき、

この二人が兄弟だと知ったとき、

言いようのない感情がこみ上げてきました。

 

 

自分にとって、家族も兄弟もかけがえのない存在です。

 

落ち込んだ時、自分のことが嫌いになった時、支えてくれたのは家族でした。

家族は、小さいところでは自分の考えに反対することはあっても、

「自分」という存在は決して否定しません。

 

「家族がいる。」「自分を応援してくれる人がいる。」

 

無意識にでもこう思えることが、

いつでも自分を支えてくれていたことを思い知りました。

 

こうした支えを失った彼ら。

そして兄弟でありながらも、

同じ環境で、同じ場所で生活することができない現実。

 

ここに「アフリカだからしょうがない」とか「途上国だから」という線引きはあるのでしょうか?

 

同じ感情を持つ人間。

「自分を支えてくれる人がほしい」と思うのは一緒です。

支えを失うと、不安になったり、弱気になったりするのも一緒です。

 

 

目の前にこんな子供がたくさんいます。
こんな子供達を前にすると、「支援することに意味があるの?」なんて言葉は出てきません。

 

一緒に笑いたいし、
自分という存在に自信をもってもらいたい、と強く思います。

 

しかし、自分は彼らの親となり、彼らを支え続けることはできません。
彼らが助けを求めるときに、そばにいてあげることができません。

 

そんな自分は、彼らにたくさんの人の思いがこもったベッドを届けます。

 

彼らが、せめて眠る前に、
応援してくれる人のことを思い出してくれればという小さな想いを持っています。

 

1人の人間として、胸を張って生きてほしい。

 

遠く離れた日本からでも

応援している人がいることを、彼らに知ってもらいたい。

 

クラウドファンディングで、日本中からこうした「想い」を集め、

この「想い」をベッドにたくし、彼らに届けます。

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