
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 36人
- 募集終了日
- 2019年7月16日
支援を迷っているかたに賞道体験のチャンス!
こんにちは、広報担当の小犬丸です。
今日はイベントのお知らせです。
以前から「デジタル復元ってなんですか?」と質問をいただくことが度々あります。言葉の意味そのものは「デジタル技術を利用して復元作業をおこなう」ということです…が、デジタル復元はそのねらいによって違いがあります。
一般的には(デジタル)復元された作品は復元品、レプリカ、また推定復元作品と言われます。推定復元と言えば、モネや北斎の作品を大手出版社さんが復元したことでも話題になりました。
この大手出版社さんは欠損したモネの作品をAI(人工知能)を駆使して欠損部分を補い、現状を完全な状態にまで復元したり、古い美術雑誌のモノクロ写真しか残っていない北斎の絵馬をデジタル技術を利用してカラー化しています。
どちらの事例も培われた知見と職人の技を組み合わせ、デジタル技術で編み上げた後世に残るすばらしい取り組みでした。私も興味深くモネの復元作業を追うテレビの特番を見ました。
小林先生のデジタル復元の場合、復元においてデジタル技術を使用することは同じですが、先生の場合は新作の状態にまで推定復元していくのです。これには着彩の根拠も当然求められますが、経年劣化しているものを新作状態に戻す作業にはかなりの想像力を必要とします。
肩の線の強弱から筆運びを分析するなど、緻密な作業の連続です。
この場合、作者は6回にわけて筆を運んでいます。
小林先生の場合、その想像力のほとんどは作者は何を考えてこの線を引いたのか、なぜこの色を選んだのか、この作品はどう見られたくてこの構図なのか…など、当時の作者のまなざしとの同一化に費やされます。
その背景には美術史、文化史などの知識に加え、日本の歴史とそれを作ってきた人びとへの敬愛があります。名前が残っている作者だけではありません。制作に関わった人々、作品を発注し鑑賞した人々、価値を認めて守り、時に戦火を避け、粛々と現代までリレーしてきてくれた、多くの名もわからない人々が作品の影に確かに存在するのです。
復元に携わるかたはどのかたも同じ気持ちで仕事に取り組んでおられると思いますが、身近で見ていると小林先生の気持ちの強さには本当に驚かされます。
また、現状復元ではなく新作の状態に戻すことは当時の人々が新作を前にした驚きを感じ、意図をはかるだけではなく、経年劣化された真作と共にこうした鑑賞体験の集積も後世に継いでいく必要があるからと考えておられるからです。
小林先生は実際に屏風や絵巻、襖絵などを復元し、実際に日本家屋にたてつけて体験鑑賞するイベントを開催されてきました。そのほとんどが生活用品であった日本美術は使ってこそ価値や意義、デザイン意図が明確になるからです。
今回、このプロジェクトが成功した場合、すべて小林先生の収入となり、復元作業の糧となります。「花下遊楽図屏風」が完全な形になることにより、先生の更なる活動の飛躍へとつながってくれると思います。
このプロジェクトに賛同はしているけれど、賞道のイベントは未体験でいきなり高額な支援はしにくい…そんなかたがたに朗報です。
この6月、実際に体験できるイベントを開催します。今回開催される「賞道のいろは」は初めてのかたを対象にお得な価格で体験型美術鑑賞のエッセンスを感じていただけるよう企画されていますので、美術に詳しくなくても大丈夫!しかも毎回おひとりさまが多いことも特徴です。
今回のテーマは「宵闇の絵巻と祓いの宴」と題し、とにかく暗さにこだわって、日本家屋のなかで日本美術(今回は絵巻物)のある生活を体験していただけます。
"暗さ"は日本の文化の重要なテーマのひとつです。普段、スマホや照明など常に明るい生活に身を置いている私たちこそ、暗さを意識して味わっておきたいものです。ぜひ闇のなか、うごめく絵巻をご堪能ください。ご参加、お待ちしています!
詳しくはこちらをご覧ください。
「宵闇の絵巻と祓いの宴 ~賞道のいろは~」
http://d-connecting.com/service_menu/plan_event/show-do/

リターン
5,000円

オリジナルステッカープラン
■サンクスメール
■小林泰三オリジナルステッカー(1セット)
「花下遊楽図屏風」のモチーフだけではなく、小林泰三先生がこれまでに復元した作品の中から汎用性の高い図柄をオリジナルシールにしてお届けします。
※写真はイメージです
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年12月
10,000円

屏風特別鑑賞会ご招待券プラン
■サンクスメール
■屏風特別鑑賞会・招待チケット(1枚)
ついに完全な形になった屏風の鑑賞会にご招待。
小林先生ご自身による屏風に関する講座、鑑賞や写真撮影、簡単な軽飲食がセットになっています。
鑑賞会は2019年中に都内・大阪市内を各1回ずつ予定しています。
開催日時や場所の詳細はまだ未定ですが、11月中にはReadyforのメッセージから皆さまにくわしいご案内を順次お送りしてまいります。
会場での飲食代はご招待の中に含まれておりますが、会場までの交通費や宿泊費等は参加者のご負担となります。
【プログラム案】(150分)
・おしのぎ(軽食)を囲んで先生との歓談(45分)
・先生による講座と鑑賞のポイント解説(30分)
・参加者による鑑賞や記念撮影(75分)
※人数により入替制での鑑賞になります
- 申込数
- 17
- 在庫数
- 33
- 発送完了予定月
- 2019年12月
5,000円

オリジナルステッカープラン
■サンクスメール
■小林泰三オリジナルステッカー(1セット)
「花下遊楽図屏風」のモチーフだけではなく、小林泰三先生がこれまでに復元した作品の中から汎用性の高い図柄をオリジナルシールにしてお届けします。
※写真はイメージです
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年12月
10,000円

屏風特別鑑賞会ご招待券プラン
■サンクスメール
■屏風特別鑑賞会・招待チケット(1枚)
ついに完全な形になった屏風の鑑賞会にご招待。
小林先生ご自身による屏風に関する講座、鑑賞や写真撮影、簡単な軽飲食がセットになっています。
鑑賞会は2019年中に都内・大阪市内を各1回ずつ予定しています。
開催日時や場所の詳細はまだ未定ですが、11月中にはReadyforのメッセージから皆さまにくわしいご案内を順次お送りしてまいります。
会場での飲食代はご招待の中に含まれておりますが、会場までの交通費や宿泊費等は参加者のご負担となります。
【プログラム案】(150分)
・おしのぎ(軽食)を囲んで先生との歓談(45分)
・先生による講座と鑑賞のポイント解説(30分)
・参加者による鑑賞や記念撮影(75分)
※人数により入替制での鑑賞になります
- 申込数
- 17
- 在庫数
- 33
- 発送完了予定月
- 2019年12月

小さなお寺の大切なたからものを一緒に守り、伝えていただけませんか
- 総計
- 145人

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- 現在
- 4,999,000円
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