プロジェクト概要

サバーイディー(こんにちは)!
NPO法人ラオスのこども のチャンタソン・インタヴォンです。私は1974年にラオスから来日し、初めて「絵本」に出会い、こんなに素晴らしいものをラオスの子どもたちにもぜひ届けたいと思うようになりました。というのもラオスは読み書きのできない子どもが多く存在します。そこで1982年に、ラオスの子どもたちの教育環境を少しでもよくしたいと、「読書」をキーワードに、ラオスの子どもたちの教育の環境を整え、改善する活動を仲間達とはじめました。

 

ラオスはフランスの植民地であった歴史的な背景、ベトナム戦争の影響。山がちな国土、様々な文化を背景とする少数民族の存在などにより、ラオスの教育は普及が遅れ、日本では当たり前な子どもたち誰でもが自由に本を読めるような環境はなく、教育を充分に受けられる状況ではありません。

 

想像してみてください。文字の読み書きができないという現実を。自分の名前を正確に書けない。思ったことを伝えられない。知ることができない。そんな現状を変えるため、本を出版し自分たちの文化を文字にすることで、子供の読み書き能力の向上。またラオス語への関心が高まると期待しています。

 

(これまでに出版したラオス語図書の一例)

 

そして今回は、少数民族の文化を記録するための本の出版費用35万円を皆さんにご協力いただき、出版にこぎ着けたいと思っています。どうか少数民族の文化を記録するためのお手伝いをしていただけないでしょうか?

そして

皆さまの温かいご支援によりなんと残り7日を残し目標金額を達成することができました。温かいご支援本当に有難うございます。

 

第2の目標として45万円を目指します!


皆さまからの温かいご支援により、目標金額の35万を達成することができました。ご支援、ご協力いただいた皆さま誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。おかげさまでラオスで2000部出版し、全国の小中学校などに配付することができます。
なお、更なるご支援を集めることができたら、部数を増やして追加出版することができます。追加出版した分は、ラオス現地の本屋やイベントなどで販売し、その売上を次の出版資金に充てたいと考えています。
あと10万円を集めることができたら、330部の追加出版が可能になり、もっともっと本を読みたい、勉強をしたいと考えている多くのラオスの子どもたちに、その機会を提供することが出来ます。皆さまからのご支援が集まれば集まるほど、より多くの子どもたちそしてラオス全体に本を届けることができます。引き続きご支援ご協力をいただけますと幸いです。

 

  (ラオス事務所スタッフの読み聞かせに一斉に集まる子どもたち)

 

ラオスの現状

 

ラオスの子ども達のために活動を始めた当時、ラオスの首都ヴィエンチャンには国立図書館と国営書店が1軒あるだけで、子どものための本などありませんでした。地方へ行けば、村の学校とお寺の他に文字は存在しないという生活で、ある若い女性は縫製の職業訓練を受けていましたが、教わったことをノートに書き留めることができませんでした。経済的に自立するため、新しい知識や技術を修得したいと思っても、文字の読み書きができないと、そのチャンスは非常に限られてしまいます。

 

そんな現状にあって、私たちは、ラオスの子どもたちが文字に触れる機会を増やそうと、ラオス語図書の出版や、学校図書室開設や読書推進、作家や画家・編集者など作り手の育成、子どもセンター(児童館)の支援などを、30年以上にわたりラオス全国ですすめています。ラオスで長年、出版事業を展開してきた私たちに出来ることは、出版物として少数民族の文化の記録を残すことだと強い使命を感じています。

 

(小学校で絵本の読み聞かせ)

 

放っておけない理由があるんです。

 

ラオスは、49民族で構成された多民族国家ですが、本の出版はラオスの公用語であるラオス語以外では、許可されていません。そのため文字を持たないほとんどの民族では、自らの文化を残す機会がほとんど無く、話者の高齢化や近年の急激な社会変化により、固有な文化が記録されず、どんどん消えゆく運命にあります。

 

少数民族の固有な文化の次世代への継承が途絶えると、長い歴史の中で大切に培われてきた文化が、消滅の危機に晒されます。一度消滅した文化を復活させることは困難です。それが口承のみで引き継がれ、記録として残されていないものであれば尚更です。民族で大切にされてきた固有の文化を失うことは、それぞれのアイデンティティを失うことに繋がり、民族の人々の自信、自尊心の強い支えを無くすことになってしますのです。

 

(ラオスの民族分布図 出典先Ethnologue Languages of the World                       http://www.ethnologue.com/map/LA

民族区分には諸説あり、この地図では49の民族を更に細かく分類しています)

 

現状を変える27の光

 

私たちは、数年前から、民族の文化を保存するため、書き手の育成と出版活動を行ってきました。その一環として2014年8月と11月に、多様な民族文化をそれぞれの地域の若者が本にする、「ラオスの各民族の若者のための出版研修」を実施し、モン族、クム(カム)族、カトゥ族などラオス全17都県中10県から25人が参加しました。

 


(研修にて。ルアンナムター県からの参加者が村の暮らし、釣りをしている様子を描いています)


その結果、研修参加者から最終的に27作品が生まれました。
料理、祭り、歴史、暮らし、生活信条や価値観など、その地域で生まれ育った作者ならではの眼差しで描かれています。


これらの作品の中から、モン族をはじめとした4~5民族の「歴史」や「生活様式・信条」といったライフスタイルが描写された作品を1冊にまとめ、2000部出版したいと考えています!

 

本・絵本は子どもの未来を変える

 

ラオス北部のとある小学校には、クム族の子どもが多く通っています。彼らにとって授業で使用され、教科書に書かれているラオス語は、母語ではないため馴染みにくかったのですが、当団体が配付した絵本を読んでいるうちに、ラオス語への抵抗が無くなっていったそうです。

校長先生からは「子ども達はまず絵を見たくて絵本を手に取りますが、絵本を読んでいるうちに、ラオス語が自然と入ってくるようになり、正しく書けるようになってきました」と報告がありました。

 

(休み時間に絵本を読むクム族の子どもたち)

 

また、別の小学校に当団体が開設した図書室をよく利用する近所のお母さんがいます。彼女には障害を持つ子どもがいて、『五体不満足』(乙武洋匡著、チャンタソン・インタヴォン訳、2008年に当団体がラオス語版を出版)を読み「泣きながら読んだ。この本を読んで、我が子がより愛しくなった」と話してくれました。

 

私自身も外国の児童書や小説などを読んだ時、自分の住む世界と違う世界を冒険する事が出来るような気がして、大変楽しかったです。
本を通じて、行ったことがなく見たことがなかった外国の事を知り、自分の世界がどんどん広がっていて、想像が豊かになって、体験出来たような気がしました。

 

少数民族の文化の記録に、皆さまのお力を貸してください!

 

貴重な固有な文化を記録することは、人類にとっての義務であるということを前提の上、さらに、さまざまな民族、地域の文化が書かれた本が出版されることは、ラオスの中の少数派の人々や、子どもたちが自分たちの文化の独自性に誇りを持ち、自信を持つことにつながります。

また、ラオスでの出版が完了したら、その後ラオス全国の小中学校などに配付を予定しています。小中学校の図書室に配付することで、子どもたちは小さい頃から他の民族の文化を知り、慣れ親しむことができます。
さらに、多数派であるラオ族の人々にとっても、これまで詳しく知る機会が無かった、ラオスの多様な文化性を知る機会となり、相互の理解と尊重のきっかけとなると考えています。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆ 引換券について ◇◆◇◆◇◆◇◆
ご支援いただいた皆様にはお礼に下記引換券をお送りします。
 

¥5,000円を支援していただいた方対象

・①サンクスレター②出版報告書③出版本に支援者様のお名前を掲載

 

¥10,000円を支援していただいた方対象

・①、②、③に加えて④ラオスのポストカード(5枚組)⑤モン族のハートストラップ(大)x1個or (小)x2個

(当団体オリジナル/ラオスのポストカード  フォトジャーナリスト押原譲氏撮影)

 

(モン族手作りの可愛らしいハート形ストラップ。左が小 右が大限定12個)

 

¥30,000円を支援していただいた方対象

・①、②、③、④に加えて⑥モン族の手仕事刺繍セット(ポーチとソーイングセット)

(ポーチとソーイングセットを一緒にお届けします。)

 

¥50,000円を支援していただいた方対象

・①、②、③、④、⑤、⑥ 上記すべてのアイテム

 

¥100,000円を支援していただいた方対象

・①、②、③、④、⑤、⑥に加えて⑦お名前を掲載した今回の出版本

 

 

ラオス少数民族の文化を記録するための出版に、どうかご協力をよろしくお願い致します。


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