安心は力の糧

日々の生活や、仕事、活動をしている中で、何らかの不安や心配事はつきものです。

 

私も脱サラしたときや新しく活動を始めたりする時に少なからず不安にかられ、眠れない夜もあったりしました。

 

今このデンマーク行きを進める中でも出発が迫ってくると不安な思いが沢山心をよぎります。

 

恩師が学生に問いかけて返ってきた答えを紹介してくれた時がありました。

「どうして、雀は電線から落ちないのか？」

理工系の学生たちはそれぞれに科学的な分析を含めた回答をしたと言います。

恩師が紹介したのはその中の一つ、

「落ちても平気だと思っているから」

というものでした。

 

この回答の受け止め方はさまざまかも知れませんが、雀は安心して雀でいられることで、その力を発揮している、というような紹介をされたと記憶しています。

 

「平気だ」と思える状況が安心感を生み、力を発揮できるとすれば、「平気だ」と思わせてくれる社会は力強い社会になるように思います。

 

「高齢になっても平気だ」「障害があっても平気だ」「病気になっても平気だ」そのような安心感はどのようにしたら得られるのでしょうか。答えは一つではないと思います。

 

デンマークへ行けば、このことについてのヒントが得られるのではないかという期待は大きいです。なるべく多くの対話をとおして、感じてきたいと思います。