心理専門職による「心のケア」を、必要な人に無料で届けたい

支援総額

819,000

目標金額 300,000円

支援者
98人
募集終了日
2023年8月31日

    https://readyfor.jp/projects/124064?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了報告を読む

「心のケア」を無料でお届けしたい・・・TTTGのプロジェクト応援のお礼

 

今日までの44日間、私たちの想いを応援しご支援いただいた皆さま、またこのような「心のケア」や「トラウマケア」に関心をお持ちいただき、このページをお読みいただいた皆さま

 

これまで長い間本当にありがとうございました。私たちの活動に関心を持っていたいただき、気にかけていただき、いっしょに子どもたちの相談について考えてくださったことに、深く感謝いたします。

 

今回の活動は、準備が短期間だったこともあり、広く知っていただくことが難しかったため、はたして目標のゴールに到達できるか不安な中で始まりました。

しかし、クラウドファンディングの公開が始まったあと、多くの方々から応援メッセージとご支援を賜り、公開から2週間でファーストゴールを達成することができました。本当にうれしくありがたく勇気をいただきました。

 

その後、ファーストゴールでお約束していた30分無料のオンラインカウンセリングを実施いたしました。

8月19日(土)から9月3日(日)まで、毎日21時から0時までの3時間、2名の心理専門職がZoomでお話しをうかがいました。驚いたことに初日から毎日ご相談が入り、多くの方のご相談にあたることができました。子どもたちだけでなく、大人の方もご相談にみえました。このような相談ができる場所を多くの方が求めていらっしゃるのだと今さらながら強く感じた次第です。

最初は2人から始まった活動も多くの心理専門職にご賛同いただき、今では20名以上のカウンセラーに参加していただいております。ホームページも作りました。LINEの公式アカウントも取得してSNSからご予約できるシステムも作りました。

 

ファーストゴールの活動終了後は、皆さまのご支援を基にして無料のトラウマカウンセリング(55分)の提供を開始することになりました。私たちの活動に共感、共鳴いただいた多くの方々がおっしゃっていたのは、この活動を継続することができるのかということでした。これは必要な活動ではあるけれど、一度のイベントに終わってしまっては残念です。クラウドファンディングという、多くの皆さまの応援の声を基に、持続可能な仕組みを作っていかなくてはならないと、グループのメンバーが決意を一つにしているところです。

 

今回のクラウドファンディングは、8月31日(木)の23時で終了いたしますが、これ以降もいろいろな形で皆さまのお力ををお貸しいただき、継続に向けて活動を続けてまいりたいと考えております。

これからも、無料の「心のケア」「トラウマケア」を提供する心理専門職の活動に応援を宜しくお願い申し上げます。

 

Trauma Treatment Therapist Group (TTTG)代表 関根惠

 

 

 

ファーストゴール達成のお礼

 

多くの方の応援とご支援をいただき、2週間目でファーストゴールの30万円を達成いたしました‼

皆さま本当にありがとうございました‼

皆さまの応援、ご支援のおかげで、8月19日(土)から9月3日(日)まで、子どもたち向けの無料のオンラインカウンセリングを実施することができます!私たちは、本当にうれしく感じると同時に、責任を感じております。

 

特に今回、私が感動いたしましたのは、多くの心理専門職の方から応援・ご支援があったことです。

無料で心理の専門職に相談できる場所が、本当に必要なのだとお感じなのは、いろいろな場所で相談を受けているカウンセラーの方かもしれません。心理相談にのる中で、多くの方がトラウマに苦しんでいらっしゃることも、しっかりした心のケアやトラウマケアを行う必要性についても、多くの応援の声をいただきました。本当にありがとうございました。

ただ、同時に聞かれましたのは、「これは、継続可能なのか」ということです。1回の無料カウンセリングで終わることなく、継続的に必要な方に無料の心のケア、トラウマケアを提供できるようにすることが、やはり次の大きな目標です。

 

セカンドゴールを100万円に設定しました!  いつでも55分のトラウマカウンセリングを無料で

 

そこで私たちは、この活動をできるだけ長く続けるために、次なるセカンドゴールを設定いたしました。

セカンドゴールは、100万円です。これで、55分のトラウマケア、心のケアを無料で受けられるようにします。カウンセラーには、6,000円の謝礼が支払われます。どうなるかわかりませんが、できれば今年いっぱいは、無料カウンセリングを継続したいと思っています。

そして、トラウマケアを行う心理専門職のホームページ(TTTG)を作りました。登録カウンセラーの数を増やして、無料で相談できるカウンセラーがどこにいるのか、すぐにわかるようにしていきたいと思っています。

また、LINEの公式アカウントも作りました。ここから無料相談の情報を得たり、問い合わせをすることができます。

この活動が継続可能なものとなりますように、皆さまのさらなるご支援、応援をお願い申し上げます。

             

 

Trauma Treatment Therapist Group  

代表 関根 惠 

 

ファーストゴール達成:夏休み明けの子どもたちに無料の相談を提供します!

 

8月19日(土)~9月3日(日) 21:00~0:00

30分間の無料カウンセリング(Zoomを使用します)

お申込みは以下のページから

kokoronokea.peatix.com

LINEの公式アカウントからも申し込めます。

公式アカウント TTTG

 

あらたなリターンについて

 

セカンドゴール達成に向けて、あらたなリターンを設定いたしました。

1口、30,000円のコースです。これまでのリターンに加えて、ストレスケアやトラウマケアについての本をお送りします。

ご希望の本をお選びください。クリックすると本をご覧いただけます。

(諸事情により欠品となった時は、別の本で代替いたしますことをご了承ください)

 

A  つぼトントン 森川綾女著

B 赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア 白川美也子著

C 脳からトラウマを消す技術 鈴木孝信著

D 「いごこち」神経系アプローチ 浅井咲子著

E 毒親の呪いを解く音楽CDブック 藤本昌樹著

 

いずれの本も、トラウマケアやストレスケアについて、読みやすく書かれています。

そして、トラウマのカウンセリングにおいても、非常によく使用される技法について書かれている本ですので、お読みいただくことでトラウマのケアやセルフケアにも役立つものです。また、お読みいただい上で、カウンセリングに来ていただくことで、一層の効果を期待できると考えております。

 

「心のケア」を無料で届けたいというプロジェクトを、継続可能なものとするために、残る29日間皆さまのお力をお貸しください。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

*仮に、ネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定です。

 私たちは、無料のカウンセリングは資金が続く限り可能な範囲で継続していきたいと思っています。

 多くの皆さまの応援、ご支援をいただけますと幸いでございます。

 

 

自己紹介

 

こんにちは。はじめまして。

私は北海道札幌市で「こころとそだちの相談室 みなみな*のんの」というカウンセリングルームを開設している臨床心理士・公認心理師の関根惠と申します。

私は、20年近くカウンセリングルームや学校などで、いろいろな方の相談にのってきました。その中で、多くの方の不調やお悩みは、過去のトラウマの影響が関係していると感じるようになってきました。そこで、様々なトラウマケアの研修を受け、トラウマからくる不調やPTSDなどの対処法を学んできたのです。

しかし、トラウマのカウンセリングは、必要とされている方々に十分提供できていないのではないかと感じるようになってきました。トラウマのケアは、その効果についてエビデンスも多く報告されるようになってきています。しかし、カウンセリングの料金は高額なことが多く、なかなか必要としている方にお届けできないことに悔しい思いを抱いてきました。

そこで、無料でトラウマのケアを提供するシステムを構築したいと考え、クラウドファンディングによって皆さまのご協力をお願いいたしたく、同じような思いを抱いている心理専門職有志とTrauma Treatment Therapist Groupを結成いたしました。

 

 

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

「心のケア」については、いろいろなところで耳にするようになりました。日本は自然災害も多く、加えて新型コロナ感染症や、人間関係、特に性暴力被害、DV、虐待、いじめ等々によるストレスによって、トラウマ(心的外傷)となり、「心のケア」が必要な方が増えました。トラウマによるさまざまな心身の症状が続くと、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と呼ばれる状態になり、生活にも支障をきたすようになります。こうした方々には、薬物療法に加え、心理療法が効果的とされ、多くのトラウマセラピーが生まれました。しかし、心理療法を受けることは、まだまだハードルも高く費用も高額です。

そこで私どもは、トラウマセラピーに精通した心理専門職から「心のケア」を無料で受けられるをシステム作ろうと考えました。そのためのクラウドファンディングを立ち上げたのです。

 

プロジェクトの内容

 

ファーストゴールは、30万円です。

まず、夏休み明けの子どもたちの自死予防を目的として、相談期間は8月19日~9月3日までの16日間、一人30分のオンライン面談を実施します。心理職への報酬をこの30万円から捻出しようと思います。

セカンドゴールは、100万円です。

いつでもだれでも1回55分間の面談を無料で受けられる設定で、相談期間は9月4日以降12月末日までを考えております。

 

詳細につきましては、下記に述べますので、ご賛同いただけましたら、一口1000円からの募金をお願いいたします。リターンとしては、ストレス及び「心のケア」に関する動画の提供を行います。

1万円以上の募金には、どなたでもご利用いただける50分の無料オンラインカウンセリング券を進呈いたします。

皆さまのご寄付をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

今、「心のケア」が求められています

 

「心のケア」・・・この言葉は、今いろいろなところで耳にするようになりました。

日本で特に「心のケア」の必要性が叫ばれるようになってきたのは、1995年の阪神淡路大震災以降と思われます。その後も、豪雨災害、台風、火山の噴火などの自然災害、事件や事故、人間関係(性暴力被害、DV、虐待、いじめ、SNSによる誹謗中傷)によるストレス、大切な方を亡くす喪失や更に新型コロナ感染症の影響などでも「心のケア」が求められるようになってきました。「心のケア」は大きな出来事の後の特別なものという印象がありますが、毎日の生活の中でも必要とされるようになってきていると思います。

 

必要とされるトラウマのケア

 

現代社会においては、前述のようにさまざまなことが、大きなストレスとなって、私たちの心に深い傷を負わせることがあります。これをトラウマ(心的外傷)、そうしたストレスをトラウマティック・ストレスと呼びます。トラウマ自体は自然に回復することもありますが、心身に長期にわたって影響を与え続けることもあります。それは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と呼ばれるものです。突然その出来事を思い出して体調が悪くなる(フラッシュバック)、眠れない、その出来事を思い出させるような人や場所を避ける、また、悲嘆、うつ、心身症、閉じこもりなど心身の健康や生活自体にいろいろな影響を及ぼし、とても苦しくてつらい状態になります。こうしたPTSDのケアは医療と心理双方のケアが必要となるものです。

 

皆さまの中には、「トラウマというほど生死にかかわるような大きな出来事を体験したわけではない」、「このくらいのことは他の人も経験しているから『心のケア』というのは大げさだ」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、ある出来事がその人にとってどういう影響を与えるかは、人によって異なります。

仲の良い友人から言われた何気ない一言が心に突き刺さって、その後何か似たような出来事が起こった時に、特に意識してもいないのに眠れなくなったり、胸が苦しくなったり、涙が出てきたりすることがあります。時には、何十年も経った後で、怖い夢をみたり、外に出かけられなくなったり、激しい怒りが湧いてきて意図せずに強い言動をとってしまいトラブルになってしまうこともあります。

家族との関係でも、覚えていないような幼い頃の出来事が、その人の生き方に関わってくることも多いのです。何事にも自信が持てなかったり、何をやっても自分は中途半端だと感じたり、自分の気持ちを出せずに我慢しているうちに本当はどう感じ考えているのか、どうしたいのか、わからなくなってしまう人も多いです。実は、このような日常生活のストレスがトラウマになると、その影響は大きく長く続き、治療も難しく時間がかかることも多いのです。

 

「心のケア」、特に「トラウマのケア」は、医療職や臨床心理士・公認心理師などの心理専門職、中でもトラウマセラピーの十分な知識を持ち、多くの臨床経験を積んでいる人が行うのが望ましいでしょう。「トラウマ」の反応は、心だけではなく体の反応でもあるので、それについて専門に学んでいる者が行う必要があると言えます。「トラウマセラピー」を受けて、新たな「トラウマ」を受けることがあるという話も聞いています。トラウマのケアは難しいものであり、慎重に行わなくてはいけません。

 

 

 

様々なトラウマのケアがあります

 

このようなトラウマに対して、20世紀後半から多くの治療法が発見、研究、開発されてきました。TFT(思考場療法:身体のツボのタッピングによるトラウマ療法)、EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法:眼球運動等の両側刺激によるトラウマ療法)、SE™(ソマティックエクスペリエンシング:身体と神経系の統合をベースとしたトラウマ療法)、BSP(ブレインスポッティング:視野の一点を見続けることによるトラウマ療法)、BCT(ボディコネクトセラピー:TFTやEMDRなどを統合したトラウマ療法)、ホログラフィートーク(軽催眠下のトランスワークを用いたトラウマ療法)、TSプロトコル(両側刺激を用いたトラウマの簡易処理技法)、TF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法:認知行動療法を用いた統合的なトラウマ療法)など多々あります。その効果についてのエビデンスも数多く報告されております。私どもは、これらの治療法を用いて、さまざまな症状が軽快し安全・安心な日常と自分らしい生活を取り戻せるようお手伝いができるのではないかと思っております。

 

しかしながら、こうした治療法のほとんどは、保険適用も無く高額なものになることが多く(1回8000円~10000円)、必要としている方全てに提供することはなかなかできていません。また、どのように治療機関にアクセスできるのかもわかりにくく、不安を抱えている方々にはなかなか届かないことも多いのです。

 

そこで私どもは、トラウマのケアを必要としている全ての方にトラウマケアを提供するシステムを作りたいと思いました。全ての人が安心して無料でトラウマのケアを受けられ、それを提供する心理専門職にも適切に対価が支払われるシステムが必要だと考え、そのためにクラウドファンディングの活用を企画した次第です。

 

 

 

 

ファーストゴール達成で、夏休み明けの子どもたちに無料の相談を提供

 

夏休み明けは子どもたちの自死が多いという指摘があり、この時期さまざまな相談活動が行われています。子どもたちが相談しやすいようにSNSを使うなど、無料で匿名の相談を受けられるものも増えました。しかし同時に、SNSなどで相談者を装った事件も報道されています。このような事件を見聞きすると、やはり有資格者による安心・安全な相談が必要であると思います。

 

心理専門職による相談は、なかなか馴染みがないものです。スクールカウンセラーが小中学校に配置されるようになりましたが、多くの学校ではその勤務時間が月に1~2回、1回3~4時間程度ということもあり、本当に必要な時にすぐ相談を受けることができません。

子どもたちは誰かに話しを聴いてもらいたいと思っています。しかし、家族には心配をかけてしまうから話せない、学校の先生にも話せない、あるいは友だちにさえなかなか言えないということもあるのです。悩みが深くなるにしたがい、恥ずかしいとか弱さを見せたくないなどと思って、話しにくくなることもあるでしょう。

 

そのような時に、自分の身近にいる人ではないけれど、話を真摯に聴いてくれる人がいるのは大切なことです。ただ、それが誰か分からない人で、もしかすると事件に巻き込まれる危険を考えると、お話しを聴くことを専門にして安心して相談できる心理専門職による無料の相談を行いたいと考えました。SNSを用いてアクセスしてもらい、Zoomによるオンライン相談を夜間に行いたいと思います。Zoomを用いますので、自宅からでも相談ができます。チャット機能を使用してLINEのような相談も可能ですし、アバタ―を使用して自分の顔を出さないで相談することもできます。

 

一人、30分前後の相談で心理職が一人3時間ほどを担当する予定です。心理職に支払われる謝金は、1日1万円。2023年8月19日(土)~9月3日(日)の16日間で、16万円+諸費用、2人体制ですと32万円+諸費用となりますので、目標額は30万円に設定いたしました。

 

 

 

 

セカンドゴール:いつでも55分のトラウマカウンセリングを無料で

 

セカンドゴールとして、100万円を設定したいと思っています。トラウマケアの相談1回6000円をカウンセラーに支払う(平均的な金額より低いですが、ご協力をいただきます)ことにすると、今年の年末までおおよそ100回のカウンセリングを実施することができます。

 

単回性のトラウマ(事件事故災害など1回のトラウマは、数回のカウンセリングで改善することが多い)と複雑性トラウマ(虐待やDV、いじめ、性暴力被害などは数年かかることもある)では必要な実施回数が異なりますが、一定の効果が得られるまで継続できるようにしたいと思っています。

 

 

 

 

私どもの話しを最後までお読みいただきありがとうございました。関心を持っていただいて、心より感謝申し上げます。

もしご賛同いただけましたら、ご家族やお知り合い、お友だちにもお声がけいただけないでしょうか。関心を持っていただけることが大きな励みになります。そして、もしよろしければ一口1000円からの募金をお願いできないでしょうか。

募金をしていただいた皆さまには、リターンとして心理職によるストレスについての情報提供の動画を配信したいと思います。災害や事件、事故などの後や人間関係での傷つきで、どのような反応がおこるのか、そしてそれに対する「心のケア」はどのようにするのかについての情報を提供します。

「心のケア」は医師や心理職が行う特別なものだけではなく、生活の中で使える方法もあります。それを体験していただき、お家ですぐに使える、ご自分にもご家族にもお友だちにも教えてあげられる、そんな動画を配信したいと思っています。

 

また、1万円の募金をいただきました場合には、いつでもどなたでもご利用いただける50分無料のオンラインカウンセリング券を1枚進呈いたします。ご自身でお使いになられても良いですし、どなたか必要な方にさし上げていただくこともできます。

 

お一人でも多くの方にご賛同いただき、心理専門職による「心のケア」「トラウマケア」を継続していけますようにご支援のほどどうぞ宜しくお願いいたします。

 

画像は全て、Photo Libraryとshutterstockより許諾を受けて掲載しています

 

応援のメッセージをいただきました!

 

子供時代のある出来事から、知らず知らずのうちに自分の存在を否定する思い込みを心に刻み込み、些細な事でいちいち激しい自己嫌悪に苛まれ、その度に生きているのが辛くなり、「死ねたら楽になるかも」と幾度となく思ってきた。

先生のカウンセリングを受けるまでは、20年間ほど多くの本を読み自分なりに変わろうとしても原因となる出来事や潜在意識?に到達できずにいたが、何度目かのカウンセリングの後、私はずっとこの思い込みにより自分の存在を否定してきた、と気付けた。

正直、「やっと楽になれた!良かったー!」というよりは、あの死にたくなるほどの激しい落ち込みは自分の思い込みが原因だったのか?と半信半疑だったが、自分の存在を否定しなくなり、パニックを起こさなくなったので、以前よりずっと落ち着いた毎日を過ごせている。

 

「北海道のクマ子さん」(ペンネーム)からの応援メッセージです。

本当にありがとうございます!

 

トラウマのセラピーはどのようなものなのでしょうか

 

先日、50代の男性が相談室にいらっしゃいました。

1か月ほど前に「突然、フラッシュバックが湧きだしてきた」ということでした。

なかなか寝付けず、眠れても夢を見たり何回も目が覚めたりして、仕事中も集中できず、見ている物がぼやけたりするということで、昔のトラウマによるPTSDのようでした。

お話しを聴いていくと、20年以上前の職場の記憶があらわれてきました。そこから、体の感覚に注意を向けていただくと、胸の辺りにスジがとおった強張った感覚があるということで、それに気づくともっと昔の高校の卒業式のつらい出来事が思いだされてきました。

そこで、ブレインスポッティング(BSP)を行いました。最初は、その強張りは強くなっていくようでしたが、だんだん卒業式の情景は浮かばなくなってきた、打ち消されていくような感じとおっしゃいます。そして、最後には、「クラスの人の顔が浮かんできた。1~2年の頃は、楽しかった。今どうしているだろう」と話されていました。

浮かんでくるトラウマの記憶が、最初考えていたものとは違うこともありますし。忘れていたような昔の記憶のこともあります。その時に、一番処理が必要な記憶が浮かんでくるのだと思います。

短時間で一つの処理が終わったので、今回個人が特定されるような情報を少し変えて、ここに掲載することにご承諾をいただきました。ありがとうございました。

この方はその後、少しずつご自分で落ち着きをとりもどしてきたとのことです。

 

応援メッセージをいただきました!

 

リターンでも進呈予定の「つぼトントン」のご著者森川綾女先生より、応援メッセージをいただきました。

 

近年、さまざまな体験によって引き起こされる不快感が、日常生活や気分、そして思考や行動にも影響を与えることがわかってきています。これまでにない視点で、私たちの心の健康を理解し、サポートする大切さが理解されるようになってきました。

心の中でネガティブな感情が募ると、私たちはまわりのことが見えなくなり、ポジティブな面に目を向けるのも、人と関わることも面倒に感じたり、相談しても変わらないだろうという気持ちにとらわれることもあります。

そんな時でも、心から寄り添って支えてくれる人たちが世の中には存在しています。

こちらの活動もそのひとつであり、あなたの心に寄り添い、気持ちを理解し、受け止める場所として準備されています。

ヘレン・ケラーの言葉にもあるように、「世界は苦しいことでいっぱいだけれども、それを乗り越えることにもあふれている」。

世の中にはトラウマから回復するための方法が数多くあります。

必ず回復する道があると信じてください。あなた自身が大切な存在であり、心の健康を守る権利を持っているのです。

森川綾女(もりかわあやめ)

哲学博士・心理学博士・一般社団法人日本TFT協会理事長

 

応援メッセージをいただきました!

 

リターンでも進呈予定の「毒親の呪いを解く音楽CDブック」のご著者藤本昌樹先生より、応援メッセージをいただきました。

 

この活動は、トラウマケアに熱心な専門家たちによって立ち上げられ、心のケアに必要なサポートを無料で提供するシステムを目指しています。臨床心理士・公認心理師である専門家が率いるTrauma Treatment Therapist Group によって運営されています。

トラウマのケアが効果的であり、人々の人生を良い方向に向かわせる可能性があることが報告されています。しかし、高額なカウンセリング料金によって多くの人々が必要なサポートを受けられない現状に対して、彼らは悔しい思いを抱いています。そこで、無料でトラウマのケアを提供するシステムを実現するための活動に、皆さまからのご協力をお願いしています。

トラウマ治療を得意とする専門家やボディコネクトセラピーやTFTなどの心理療法に習熟した専門家により、専門知識と経験を共有し合う環境で運営されています。支援者の熱意と専門性に支えられたこのプロジェクトは、多くの人々にとって心のケアの手助けとなり、トラウマに苦しむ方々が積極的に支援を受けられるようになると思います。

皆さまも是非、このプロジェクトにご賛同いただき、トラウマのケアが必要な方々にそのチャンスが届くように、ご協力いただければと思います。

藤本昌樹(ふじもとまさき)

東京未来大学こども心理学部教授 臨床心理士・公認心理師

トラウマケア専門カウンセリングルーム Seeding Resource代表

 

プロジェクト実行責任者:
関根 惠(Trauma Treatment Therapist Group)
プロジェクト実施完了日:
2023年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

私たちTrauma Treatment Therapist Group は、トラウマのケアが必要な人に、心理専門職(臨床心理士・公認心理師)による1回55分のカウンセリングを無料で提供できるシステムを構築していきます。 8月後半から2学期始業式までのオンラインを用いた1日3時間のカウンセリングを実施します。心理専門職には1日1万円で参加をお願いします。 9月からは、そのオンラインのシステムを用いて、トラウマのケアを必要としている方に1回55分のカウンセリングを提供します。担当心理専門職には、1回6000円で協力をお願いします。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/124064?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

北海道札幌市で、「こころとそだちの相談室 みなみな*のんの」という相談室を開設しております臨床心理士・公認心理師です。 多くの人に心理カウンセリングを届けたいと思い、17年間相談室を続けてまいりました。 この度は「心のケア」、特にトラウマのセラピーを無料でお届けしたいと、クラウドファンディングを立ち上げた次第です。 皆さまのお力で一人でも多くの方にトラウマのセラピーを受けていただけますようご支援を宜しくお願い申し上げます。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/124064?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

1,000+システム利用料


alt

感謝のメール・「心のケア」の動画配信

*感謝のメールをお送りします。
*活動報告をお送りします。
*「心のケア」について、動画を配信をします。

支援者
56人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

10,000+システム利用料


alt

オンラインカウンセリング券(無料)

*感謝のメールをお送りします。
*活動報告をお送りします。
*「心のケア」についての動画を配信します。
*50分のオンラインカウンセリングのチケット1回分を提供します。(発行から6か月内)

支援者
36人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

30,000+システム利用料


トラウマケアに関する本を送ります

トラウマケアに関する本を送ります

*感謝のメールをお送りします。
*活動報告をお送りします。
*「心のケア」についての動画を配信します。
*50分のオンラインカウンセリングのチケット1回分を提供します。(発行から6か月内)
*トラウマケアに関する本を1冊お送りします。
(ご希望の本をお送りしますが、欠品の場合は代替の本になることもありますことをご了承ください)

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

プロフィール

北海道札幌市で、「こころとそだちの相談室 みなみな*のんの」という相談室を開設しております臨床心理士・公認心理師です。 多くの人に心理カウンセリングを届けたいと思い、17年間相談室を続けてまいりました。 この度は「心のケア」、特にトラウマのセラピーを無料でお届けしたいと、クラウドファンディングを立ち上げた次第です。 皆さまのお力で一人でも多くの方にトラウマのセラピーを受けていただけますようご支援を宜しくお願い申し上げます。

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る