支援総額
目標金額 100,000円
- 支援者
- 7人
- 残り
- 22日
プロジェクト本文
このページをご覧いただきありがとうございます!
私たち「ダイアローグ・ジャム」は2022年12月に「オープンダイアローグ」という対話活動をはじめたのをきっかけに、現在は、無料の対話体験会を開いたり、大学生のみなさんと対話や心についての学びの場を持っているグループです。スタッフは3名、精神保健福祉士、作業療法士、臨床心理士でありながら、全員公認心理師です。
オープンダイアローグとは、フィンランド生まれの対話方法で、医療行為としての提供はしていません。詳しくは、「そもそもオープンダイアローグとは?」をお読みください!
私たちは、専門性の高い心のケアを、特に、子ども・若者・親子世代の方々に無料で受けられる機会を提供したいと思っています!
2022年12月、私たちは3人であつまって「オープンダイアローグ」という対話手法を実践しはじめました。
はじめは自分たちだけの実践でしたが、半年後からは、一般からの参加もできる無料体験会を開始しました。
★まずは無料体験会から・・・★
体験会はほとんど宣伝をせずに募集を開始しましたが、インターネットを通じて毎回応募があり、実施後のアンケートでも大変励みになるコメントをいただいています。
★参加者アンケートから…★
その日のダイアローグにキャッチコピーをつけてもらいました
「キャッチボールじゃないけど心が通う対話」
「今の自分、発見!」
「意外な到着点」
「何か見つかる会」
「心を開く、楽になる」・・・
★大学生のメンタルヘルスケアを開始・・・★
同時期に、縁あって大学生を対象にメンタルヘルスケアの講座とオープンダイアローグをしてほしいという依頼があり、以後、月1回の頻度で実施してきました。
青年期の学生さんたちは、自身のアイデンティティの問題と真っ向からぶつかっており、非常にニーズの高い会になっています。
★参加した学生さんのアンケートより★
「興味深い内容が多く、メモをしながら聞いておりました!」
「体調を壊す前にある程度の自分の「仕組み」を知ることが出来るのはとてもいいなと思いながら受講させていただきました」
「一人の体験も複数人で話すと多様な見え方が生まれる気づきがありました」
「みなさんがシェアしてくれた言葉が1つ1つおまもりになった感覚です」
しかし・・・こうした活動を続ける中で、「体験会」という枠組みでは対応しきれない、深い悩みを抱えるケースも多発しました。
一般的なご案内として、公共機関などの相談窓口をご紹介はしますが・・・そういった相談機関もまた、次の相談機関へつなげる窓口であり、メンタルの課題であれば医療機関を紹介されるのが常でしょう。
私たちはみな、医療機関での臨床経験がありますが、オープンダイアローグができる医療機関はほとんどないと言ってよいでしょう。なぜなら、オープンダイアローグにはスタッフが2名必要で、コストの問題があるからです。
では、対話による解決を求める人たちはどこへ行けばよいのでしょうか。カウンセリングを受けるにしても、1回数千円~数万円のお金がかかります。しかし一般に、「話をすること」にそこまでお金をかけるという感覚はあまりないように思われます。
カウンセリングやオープンダイアローグを受けたくても受けられない方たちがたくさんいる。それは貧困という問題だけでなく、対話やコミュニケーションにお金をかけるということが、まだ文化的に根を張る途上だからともいえます。にもかかわらず、対話を必要としている人たちが大勢いると、私たちは感じています。
そこで私たちは、お金を払わなくても専門性の高い「カウンセリング」や「オープンダイアローグ」の場を提供できないかと考えました。
★ オープンダイアローグとは ★
1980年代、フィンランドにある精神病院、ケロプダス病院で生まれ、2021年にはWHO(世界保健機関)のグッドプラクティス(優れた取り組み)の一つとして紹介された、対話によるケア技法であり、考え方です。
オープンダイアローグは、「患者のいないところで患者の話をしない」というシンプルな取り決めによって始まりました。
通常なら、医師が治療計画を立てて患者がそれに従うという上下関係の中で治療が進みますが、オープンダイアローグでは、医師や看護師、福祉士など関係する専門家が話し合うのを聞いて、患者が自分の治療方針について意見をすることができるというものです。
つまり、患者と専門家が水平の関係性で相談ができるのです。
当初は統合失調症の急性期に導入され効果が認められましたが、現在ではうつ病、PTSD、家庭内暴力、ひきこもりなどの他、小学校教育での応用例も紹介されるなど、対象は健常者も含まれ広範にわたります。
参考・引用:オープンダイアローグとは何か 2015,斎藤環 医学書院
現在、日本でのオープンダイアローグは、むしろ医療機関以外の場所で広がりつつあるようです。
なぜなら、2名以上のスタッフを必要とするため、医療機関で行うにはコストがかかるからです。しかしフィンランドでは、この方法を用いることでかえって治療が短く済み、コストパフォーマンスが良いという報告もあります。
★私たちの行うオープンダイアローグ★
私たちの活動は、フィンランドのそれとはだいぶ形が違います。
まず、病院という組織で実施するものではありません。
24時間以内の「即時対応システム」もありません。
そのかわり、オープンダイアローグが「慢性化する前」の対応を重視することで良好な予後が得られているということから、私たちも、未病の段階からのケアをと考えています。
そういった意味で、私たちは…
「ちょっと気になる」の段階からケアをして悪化を防ぐ、
日常使いのオープンダイアローグを目指しています。
オープンダイアローグを受けることを「実家に来たみたい」と言った人がいます(きっとその方にとって、実家は良い場所だったのでしょう)。対話の場は、それほどに温かい場です。
そんな場を作り、なんとなく困ったらここで話す。そういう場があると思うだけでも、安心する。そんな場にしたいと思っています。
★ さらに必要となってきた心のケア ★
私たち3人の共通点として、子どものケアにかかわってきたという点があります。
子どもの臨床をしていると、子どものケアのためにはその親御さんにもケアが必要であるというケースは、枚挙にいとまがありません。
たとえば、お子さんが宿題をしないのを見て、親御さん自身が子どものころに宿題のことで親から暴力を振るわれたことがあるために、フラッシュバックを起こし、お子さんに手をあげてしまうなどです。
お子さん自身に障害やメンタル面の不調があると、それは虐待リスクにもつながりますので、親も子もケアが必要になってきます。たとえば、ホルモンバランスを崩しやすい産前産後にうつ状態になる等です。
しかし子どものクリニックでは親のケアには限界があります。仮に親御さんが、自分の相談がしたいと言った場合でも、数千円以上のお金を払うとなれば、利用を考えてしまうでしょう。
私たちは、子どもだけ・親だけではなく、子どもから若者となり、成人して妊娠、出産、育児をするという一つの輪を包括的にケアする場が必要であると考えています。
子どもをケアするとき、
同時に親をケアする必要がある・・・
★子どもをめぐる様々な問題・・・★
以下に示すように、児童・青年のメンタルヘルスの問題は日本だけでなく世界の大きな問題となっています。
また子ども時代の逆境体験は成人してから心身の問題を引き起こすことが明らかになっており、心身の問題を持つ親が子どもに対し、はからずも逆境体験を与えてしまうことがあります。このような逆境体験の再生産ともいえる世代間連鎖は、その一人一人の子どもの抱える問題であると同時に、社会全体としては、例えば就労率の低下や社会福祉費の増大などの問題につながっています。
★トラウマをケアするために・・・★
オープンダイアローグは、元々家族療法から始まっており、家族の対話を支援するのに適した方法です。
しかし逆境体験…つまりトラウマをケアするとなると、多角的なケア技法が必要になってきます。私たちはオープンダイアローグだけにこだわらず、カウンセリングや身体的・体験的なケアや、連携も行っています。
トラウマ・ケアでは、自我状態療法やEMDR、TFT、マインドフルネスなども用いますが、すぐにそういった技法でというよりは、しっかりお話をうかがって、その方に合った方法を用いていきます。
また、頭でっかちではケアは進みません。体をつかい、体験的なケアも行っています。
「光陰矢の如し」「子どもはあっという間に成長」「子育てに待ったなし」・・・いずれ余裕ができたらカウンセリングにでも・・・とは言っていられないのに、日々の忙しさの中で後回しにされがちな「ケア」。子どもだけでなく、大人こそが必要な場合もあるのに、なかなかそこまで手が回らない・・・。
そんな誰かの「ケア」を助けたいと思っている人はきっとどこかにいる!と思い、このプロジェクトを立ち上げました。
私たちはたった3人ですが、3人だからこそできるのが、このオープンダイアローグであり、子どもから大人へというサイクルを包括的にケアすることだと考えています。
「目標額10万円」…小さなプロジェクトかもしれませんが、私たちは、できることから始めたいと強く思っています。
■あなたの支援が、誰かのオープンダイアローグやカウンセリング代金になります。
■ご自分でも、オープンダイアローグやカウンセリングを受けることができます。
■あなたの大切な人に、オープンダイアローグやカウンセリングを紹介することができます。
そうして、
「ケアを受ける」ことが、
より身近になれば…、
その人だけでなく、その人の家族・友人・恋人の、
そしてその人が将来出会う人々の
笑顔がもっと増えていく、
そう私たちは考えています。
具体的な仕組みは…
*ご寄付いただいた分の「無料オープンダイアローグ枠」「無料カウンセリング枠」を作り、ホームページから利用者を募集します。
*ご利用の対象になるのは、「子育て中のパパママ保護者・妊活中の方」「若者」「お子さん」です。
*上記対象から大きく離れた方は対象となりませんが、そうでなければ、基本的に先着順でお受けします。
*目標額10万円から運営費や諸経費を差し引くと、8セッション分の無料枠ができます。
支援金の使い道は…
*スタッフへの謝金… オープンダイアローグ1回3,200円×スタッフ2名×8セッション分=51,200円
*通信費 …23,000円
*利用者さんが安心してお話しいただくための資料作成費・お茶代… 2,600円
*READYFOR手数料・税… 13,200円
*運営費・諸経費… 10,000円
<やむを得ない事情で実施できなかった場合について>
プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)により実施できなかった場合、
・代替方法で可能ならば実施します。例えば、対面のものはオンラインとする、延期して実施する等です。
・やむを得ず、別の支援方法(オープンダイアローグやカウンセリングの代わりに講座になる等)になる場合もあります。
それぞれの臨床現場で勤務しながら、こつこつと活動しています!
- プロジェクト実行責任者:
- 三浦理絵(ダイアローグ・ジャム)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年6月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
ダイアローグ・ジャムのスタッフが、心のケアを必要とする親子や若者へのオープンダイアローグまたは、カウンセリングを行います。集まったお金はの使途は… ・合計8回分の無料セッションの費用(1回6.400円×8回=51.200円) ・通信費(23.000円) ・資料代(2.600円) ・READYFOR手数料・税(13.200円) ・運営費・諸経費(10.000円)
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プロフィール
公認心理師でありながら、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士という、「体・心・社会」をカバーする専門家グループです。オープン・ダイアローグやカウンセリングなどの近接領域の実践活動をしています。「ダイアローグ」は「対話」、「ジャム」は、ジャムセッションのような「即興性」と「体験性」を意味しています。
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リターン
500円+システム利用料
【ちょっと応援】お茶菓子・文具代を応援!
リターン不要、応援のみしてくださる方向け。
★体験会などでお出しするお茶菓子代や配布資料作成に使います。
★お菓子を出すときの紙ナプキンにお名前を掲載します(希望者のみ)。
★お礼のメールを送らせていただきます。
対話に集中したあとに、みなさんお菓子を食べて和んで帰られます。ほっと一息つくときのお供になります!
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 30
- 発送完了予定月
- 2024年10月
5,000円+システム利用料
【めいっぱい応援①】通信費を応援!
★オンラインでの活動を支えるオンラインミーティングアプリの使用料に使わせていただきます。
●ホームページにお名前を掲載いたします(ご希望の方のみ)。
●お礼のメールを送らせていただきます。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 3
- 発送完了予定月
- 2025年3月
8,000円+システム利用料
【自分が受ける①】セッション1回分のチケット
★オープンダイアローグまたはカウンセリングを、1回60分を受けられます。<オンライン>
【オープンダイアローグの場合】
□スタッフは2名があなたのお話しを聴きます。話したいことをお話しください。
□ご家族や友人などとご一緒に参加できます(3名まで)。
【カウンセリングの場合】
□心理士1名がお話を聴きます。
□心理療法や助言を受けられます。
●お話された内容が外部に漏れることはありません。
●精神科・心療内科等に通院中の方は、主治医の了承を得てご利用ください。
●ご相談内容によっては、1回では問題の解決や軽減には至らないことがあります。
●有効期限 発行日から6ヶ月内
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 7
- 発送完了予定月
- 2025年3月
8,000円+システム利用料
【紹介する】セッション1回分のチケット
★ご紹介用ナンバーをお相手へお知らせいただくことで、その方の60分1回分のオープンダイアローグまたは、カウンセリングが無料になります。
【オープンダイアローグの場合】
□スタッフは2名がご紹介いただいた方のお話しを聴きます。話したいことをお話しください。
□ご家族や友人などとご一緒に参加できます(3名まで)。
【カウンセリングの場合】
□心理士1名がお話を聴きます。
□心理療法や助言を受けられます。
●お話された内容が外部に漏れることはありません。
●精神科・心療内科等に通院中の方は、主治医の了承を得てご利用ください。
●ご相談内容によっては、1回では問題の解決や軽減には至らないことがあります。
●有効期限 発行日から6ヶ月内
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 10
- 発送完了予定月
- 2025年3月
9,000円+システム利用料
【誰かを支援する①】1回分のセッション代を支援する!
★誰かがオープンダイアローグまたはカウンセリング60分1回分のセッションを受けられるよう支援できます。
(セッション1回分の支援+readyfor手数料)
●ホームページへお名前を掲載いたします(ご希望の方のみ)。
●お礼のメールとともに、セッションを受けられた方からのメッセージを送らせていただきます。匿名でのメッセージになります。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 7
- 発送完了予定月
- 2025年3月
18,000円+システム利用料
【誰かを支援する②】セッション代2回分を支援する!
★誰かが受けるオープンダイアローグまたはカウンセリングの、60分×2回分を受けられるよう支援できます。(セッション2回分+readyfor手数料)
●ホームページへお名前を掲載いたします(ご希望の方のみ)。
●お礼のメールを送らせていただきます。
●セッションを受けられた方からのメッセージをメールにて送らせていただきます。匿名でのメッセージになります。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 8
- 発送完了予定月
- 2025年3月
28,000円+システム利用料
【自分が受ける②】セッション4回分のチケット
★オープンダイアローグまたはカウンセリングの、60分×4回分のセッションを受けられます。<オンライン>
【オープンダイアローグの場合】
□スタッフ2名があなたのお話しを聴きます。話したいことをお話しください。
□ご家族や友人などとご一緒に参加できます(3名まで)。
【カウンセリングの場合】
□心理士1名がお話を聴きます。
□心理療法や助言を受けられます。
●お話された内容が外部に漏れることはありません。
●精神科・心療内科等に通院中の方は、主治医の了承を得てご利用ください。
●ご相談内容によっては、4回では問題の解決や軽減には至らないことがあります。
●有効期限 発行日から6ヶ月内
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 5
- 発送完了予定月
- 2025年3月
30,000円+システム利用料
【体験会を開催する】3時間のオープンダイアローグ体験会
★オープンダイアローグ体験会3時間×1回を開催できます。
□スタッフ3名と一緒に、オープンダイアローグを体験してみます。参加者同士でお互いのお話しを聴きます。
□オープンダイアローグのためのワーク付き。
□オンラインでの開催。対面の場合は東京都内のみ、交通費を別途いただきます。
□定員3名まで。お友達や仲間とのご参加OK。
●精神科・心療内科等に通院中の方は、主治医の了承を得てご利用ください。
●ホームページへお名前を掲載いたします(ご希望の方のみ)。
●お礼のメールを送らせていただきます。
●有効期限 発行日から1年以内
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2025年3月
45,000円+システム利用料
【誰かを支援する③】セッション代5回分を支援する!
★誰かが受けるオープンダイアローグまたはカウンセリングの、60分×5回分のセッションを支援できます。(セッション5回分+readyfor手数料)
●ホームページへお名前を掲載いたします(ご希望の方のみ)。
●お礼のメールを送らせていただきます。
●セッションを受けられた方からのメッセージをメールにて送らせていただきます。匿名でのメッセージになります。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 3
- 発送完了予定月
- 2025年3月
100,000円+システム利用料
【めいっぱい応援②】リターンなしで応援!
★リターンなしをご希望の方向け。
●ホームページにお名前を掲載します(ご希望の方のみ)。
●お礼のメールを送らせていただきます。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 3
- 発送完了予定月
- 2025年3月
プロフィール
公認心理師でありながら、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士という、「体・心・社会」をカバーする専門家グループです。オープン・ダイアローグやカウンセリングなどの近接領域の実践活動をしています。「ダイアローグ」は「対話」、「ジャム」は、ジャムセッションのような「即興性」と「体験性」を意味しています。