ガイドヘルパーってなに?

 

障害があるために単独での外出に困難がある人たちがいます。

おとなも、こどももです。

人によって障害の状況や外出先、外出にともなう必要な支援は様々です。

 

その個々が必要としている外出に関わる支援を提供して、障害者の外出をサポートするのがガイドヘルプです。そしてガイドヘルプの中で、障害者と直接関わり、必要な支援を提供しながら一緒に外出をするのが、ガイドヘルパーです。

ガイドヘルプを必要としている人の障害は知的障害、身体障害、精神障害、難病等多岐に渡ります。

 

 


ガイドヘルプの意味


 

【地域社会にとっての意味】

 

学校や就職の場面が重度の障害がある人たちは、障害のない人たちと分断されています。

その為に、街づくりや、地域のあり方、文化的な活動のあり方は、街には障害のない人しかいないことを前提に積み重ねられてきています。

近年、重度身体障害のある人が地域での自立生活や積極的な社会参加を進めて、電動車いす等で街に参加し、様々な場面でバリアフリー化を訴えてきたことから、公共施設や公共交通機関のバリアフリー化が進みました。

しかし、重度知的障害のある人の地域進出はまだまだ遅れていて、地域社会はまだまだ学習して変化していく機会を持てずにいる現状だと思います。

知的障害のある人がガイドヘルパーと一緒に地域社会=街に進出することで、地域社会は本来いるべきメンバー(重度知的障害のある人)と共に、あるべき在り方に変わりゆく事が可能になるのだと考えています。

 

【障害のある人にとっての意味】

 

外出に際してサポートが必要な障害のある人は、ガイドヘルパーが利用できなければ家族等(主に親)のサポートで外出をすることになります。

ガイドヘルパーを利用して外出することで、外出のサポートに伴う負担を家族にかけることなく、自身のペースで外出することが可能になります。

このことにより、家族から自立して社会に参加していく機会を持つことにも繋がります。また、家族(主に親)の加齢より、介護力が衰えた時に、まだまだ外出欲求の盛んな障害当事者が、外出を我慢しなければならないなどと言う場面も見られます。

 

【障害のある人の家族にとっての意味】

 

「子どもは何歳になっても子どもで、親は親」その関係は変わるものではありません。しかし、関係の在り方は子どもの自立の中で変わっていきます。親が「自分がいなければダメなんだ」「(支援するのは)自分じゃなきゃダメ」って思いを持つのは自然な事ですが、それだけでは障害のある子どもの人間関係は変わらず、自立をする機会を逸することになります。親以外のサポートを利用する事によって、自立をすすめる為の家族の関係性の変化が生じるのです。また、常時サポートを必要とする人たちのサポートを家族(主に親)だけが担っていることにより、家族(主に親)は、自分自身が独立した個人として社会に関わりをもつ時間や機会、体力を失いがちになります。

 

新着情報一覧へ