東京ー仙台間410kmを駅伝で縦断、宮城県の子どもを応援したい！

昨日の話になりますが…

坂元駅(宮城県山元町)を出発し、無事仙台駅に到着することができました！

アップダウンが少なく、広い道が多く、天候に恵まれ…最終日は非常に気持ちよく走ることができました。

進むにつれてだんだん知ってる道を通ることになったので、ゴールに近づいていることを実感できましたし、それだけで気持ちが高まりました。

そして、仙台駅の到着をもちまして、無事、7日間に渡るドリーム駅伝がゴールとなりました！

今回は3月11日に合わせて日程を組み、震災復興の意味を込めて被災地を走りました。私たちも行ったことのない場所が多かったのですが、実際に行き、その地を自らの足で踏むことができ、本当によかったと思っています。

現在通れない道や整備途中で片側通行になっている道が多くあることもわかりましたし、津波の到達した範囲の広さもこの目で見て感じることができました。走ってみると、道路に震災時にできた凹凸が残っていることもわかりました。

宮城県出身で、震災を経験していても、見たことのない、知らない景色がそこにはありました。

震災について、自分の知っていることを語り、広めていくことは大切です。しかし、知らないことを知ろうとする努力やその過程もまた同じくらい大切なのだと、今回の駅伝で感じることができました。

皆さんにとっても、今回の駅伝が震災について改めて考え、学ぶ機会になってくれていたら嬉しいです。

7日間、直接会って優しい言葉や差し入れをくださった皆さん、遠くからメッセージを送ってくださった皆さん、本当に、本当にありがとうございました。

数日前にも書きましたが、この駅伝は、私たちが挑戦することで、誰かに元気や勇気を与えることができたら…と思いながら走っていました。

しかし、逆に私たちが皆さんからたくさんの元気や勇気をもらいましたし、人の温かさや、新しいことに挑戦する楽しさを、改めて感じることができました。

正直、道中はつらいことも多くありました。

1日目は慣れていなかったため足に限界を感じ、

2日目は距離、大雨、寒さとの戦いで、

3日目は道に迷い夜の暗い森を抜けることになり、

4日目は歩道も人気もない山道を一日中進み、

5日目は予定外のヒョウに打たれ、

6日目は急勾配の山道を上って下り、

そして昨日7日目にゴール…

私たちだけだったら途中で諦めてしまいそうなことが何度もありました。しかし、毎日大きなケガもなく、予定した目的地までしっかりと襷を繋ぎ、7日間やり遂げることができました。こうしてゴールすることができたのは、本当に皆さんの応援があったからです。見ず知らずの未熟な私たちに、たくさんの愛情を、強い気持ちを届けてくださり、ありがとうございました。感謝してもしきれません。

人って本当に温かいです。普段からお世話になっている人はもちろん、初めて会う人、もしかしたらもう会わないかもしれない人…。どんな人にも広い心を持って、「一期一会」を大切にして過ごしていきたいと、身をもって感じた駅伝でした。というより、これは皆さんから学ばせていただきました。ありがとうございます。

駅伝は終わりましたが、まだまだクラウドファンディングは続いています。このプロジェクトには、私たちが駅伝をすることで、被災地でスポーツに励む子どもたちを支援したいという目標があります。

プロジェクトをさらに多くの人に知ってもらえるよう今後も頑張るので、引き続き応援していただけたら嬉しいです。

皆さんの思いが込められた襷、無事仙台まで繋がりました！駅伝期間中の応援、本当にありがとうございました！これからもご支援、応援のほど、よろしくお願いいたします！