おかげさまで、クラウドファンディング実施から10日で、

 

目標の50%に到達しました!!

皆さまのご支援のおかげです、ありがとうございます!!

 

しかしまだまだ半分。

プロジェクトの締切は今月末、10/31の23時なので、保護犬たちのために、最後の最後まで、僕たちの活動について広く知って頂き、ご支援をいただけるようお願いしてまいります。ご協力や拡散をよろしくおねがいします!!

(ちなみに幸い、今回の台風では被害がありませんでした)

 

 

さて、前回、「奥さんが犬嫌いだから」という理由で外に放り出された末に、「吠えて近所迷惑だから」と飼育放棄されたビーグルをご紹介しましたが、先日、病院に連れて行き、健康診断を受け、血液や便の検査やフィラリアの検査まで受けました。

 

命にかかわるような病気はありませんでしたが、残念なことに、やっぱり歯が・・・

 

誰が見ても「歯石がひどい」と感じるような状態でしたが、診断結果も歯周病がひどいため、「全抜歯」となりました。

 

そう、この子の歯を、全部抜かないといけないのです

 

歯垢がたまって、歯石になり、歯周病になるのは人間も同じですが、人間はひどくなる前に病院にかかります。

でも、この子のように、そのまま放っておけば、口臭はもちろん、菌が繁殖し、胃腸障害や胃腸炎になり、また新たな病気が発生するリスクもあるので、ここまで歯周病が進行してしまうと、抜歯しか選択肢がないのです。

 

この子がいったい、何をしたというのでしょう??

 

歯がボロボロです
歯の白い部分がほとんど見えません・・・

 

この状態になるまで放って置くのは、「無知」では済まされません

 

人間同士だって、口を見てれば気づくはずです。

まして、言葉を話せない犬の場合は、飼い主が気づかなければなりません。いや、いつも犬と触れ合っていれば、「ちょっと歯石がついてきたな」「ちょっと歯が黒くなってきたな」「なんか口の中がクサいな」と思うはずです。

 

おそらくそれがなかったのでしょう。

このこと自体でも、前の飼い主さんの、「飼う資格」を疑います。

 

 

犬は、人間と違って歯を磨く習慣がないので、高齢になれば歯が悪くなって抜けていくものですが、この子はまだ7才で、抜ける歳でもありません。

 

この状態から推察するに、食事の環境も良くなかったのでしょう。

 

ドッグフードの中には、発がん性のある添加物のほか、人が口にできないような食品廃棄物や、レストランの廃油をまぜこぜにしているものもあります。とくにこの廃油は、いろんな物を揚げて、濃い匂いがついているので、犬からしたらとても魅惑的で、「食いつき」がよくなるのが特徴です(人間からしたら臭いですが)。

そんなフードを与えられていたら、歯石ができやすくなるのも当然です。

 

また、人間が食べる物も、犬には歯石がつきやすい物なので、人間の残り物を与えられていた可能性もあります。

犬と人間は、口内のpHが異なり、人間の口内は酸性ですが、犬はアルカリ性のため、犬は「虫歯」になることがほとんどありませんが、人間よりも歯垢がたまって歯石ができやすいのです。

 

歯磨きの出来ない自然の犬は、それをどうやって予防しているのかというと、肉や骨、木などを「噛む」ことで、歯垢を落として予防しているのです

なので、飼い犬には、デンタルケアとして、歯磨きだけじゃなく、「ガム」や「かみ続けるおもちゃ」「タオルでの綱引き」などを推奨しているのです。

 

だから、歯を見れば、愛犬との触れ合いがあるかどうかがわかります。犬が好む遊びをしていれば、歯の状態がひどくなりにくいからです。

 

 

それがなかったこの子は、来週火曜に「全抜歯」することになりました。

 

奥歯まで抜くので、メスで歯茎を切り、歯を抜いた後、溶ける糸で歯茎を縫い付けます。時間もかかるため、麻酔の量も多くなり、リスクも高くなりますし、一泊入院になることがほとんどです。

 

人間の歯の治療も高いですが、保護犬はペット保険なども使えないのでもちろんこちらの全額負担です。手術によりますが、5~10万円が相場ですが。、こういった費用を、前の飼い主さんが払ってくれることはまずありません・・・。

 

 

ただ、せめてもの救いは、歯だけで済んだこと。

というのも、犬は野生でも、歯を「噛み切る」「噛み砕く」ために使い、人間や草食動物のように「咀嚼(そしゃく)」することがありません。犬の歯が全部尖ってるのも、フードを丸呑みするのも、そういう理由なんです。それが犬にとっての「自然」なのです。

 

それに、犬は基本的に前向きですから、こんな状態になってしまった犬でも、歯がないならないなりに前向きに人生を送れます。

 

だから、新しい里親さんには、決して「かわいそう」という哀れみの気持ちだけでなく、その辺のところも理解していただき、この子と一緒に楽しくすごしてくれる人であってほしいと思います。

 

その幸せな姿を見るために頑張っているのです!!

 

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