応援メッセージのご紹介①

エディブル・スクールヤード・ジャパン(ESYJ)の公認アンバサダーで、今年6月のバークレーで開催されたエディブル・スクールヤード・アカデミー2016にESYJ研修生として参加された小野寺愛Ai Ito Onoderaさんのメッセージです。愛さんは、今年、神奈川県逗子市の公立小学校でエディブル・スクールヤードの活動をアフタースクールでスタートさせました。

 

<すべての公立学校に菜園を! ご支援のお願い>

Edible garden and garden teachers to all children - Please please support Edible Schoolyard Japan for its very first crowd funding attempt!!

 

多摩地区の公立A小学校ではじまった、日本で初めてのエディブルスクールヤードが、次の春で3年目を迎えます。

小麦を育て、窯も自分たちで作るところからピザを作り、自ら育てた野菜を使い、地域のシェフを招いて料理のクラスを行います。菜園には子どもたちが互いの顔を見ながら円になって座ることができる「アウトドアの教室」も完成しました。理科の栽培だけでなく、家庭科の調理だけでない、すべての科目を統合させうるツールとしての菜園が、公立小学校に完成したのです。

 

ここで2年間過ごし、卒業して中学生になった子どもたちは、今年、校長先生が変わったときに、直談判しにきたと言います。

「校長先生が変わっても、エディブル授業はやめないで!」

多摩のこの学校での取り組みがここまで来るのに、どれだけたくさんのプロフェッショナルたちがボランティアで関わってきたか、ずっと横で見てきました。1年目に菜園で子どもたちと働いた友人 Phil Cashmanや、エディブル・スクールヤード・ジャパン代表の 堀口博子さんはじめ、素晴らしい大人たちを見ていて、思うのです。彼らが、彼らのあとに続く若者たちが、「菜園の先生」という職業で生きていくことができたら、どんなに素敵だろうと。

 

(私が尊敬する「菜園の先生」のひとりは、夜勤で介護の仕事をしながら、昼間に菜園をつくっています)

子どもたちに寄り添うことができる、素晴らしい「菜園の先生」を支え、育てていくのは、地域の大人としての急務です。なぜなら、いまの時代を生きる子どもたちに必要なのは、ひとつしかない答えを "教える" 先生よりも、いくつもある答えを "一緒に探求するのを楽しむ” ことができる先生だから。そんな先生がもしすべての学校にいたら、日本の未来はきっと変わっていくでしょう。

幸い、自然のなかや、菜園には、"答え" は子どもの数ぶんだけあります。公立学校に「もうひとつの教室」としての菜園ができ、そこで、子どもに寄り添うことができる素晴らしい先生が育っていったら。「みんなで作って、みんなで食べる」幸せが、日本中すべての子どもたちの日常になったら。”教える” のではなく ”一緒に探求を楽しむ” 菜園先生の存在の質は、校内で他教科を教える先生にも伝播していきます。

 

私は、その実現のためなら、親として、できることはなんだってしたいと思っています。

 

まずは、A小学校を、日本の菜園教育モデル校として確立するために、クラウドファンディングをはじめました。来年度以降、日本にも2校目、3校目と増えていき、保護者たちがクリエイティブな資金集めができるようになり、最終的には行政がこういった取り組みに予算をあててくれるようになったら最高。

長い長い道のりの最初の一歩、どうか一緒に応援してください。
よろしくお願いいたします

 

*写真:逗子市小学校のガーデンより

 

 

 

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