30人の子どもたちが直面している「大変なこと」は？

海外事業担当の鎌倉です。

 

チルドレン・スタディ・クラブをつくる前に、障害がある30人の子どもたちにいま自分が困っていること、大変なことを聞きました。

 

上から回答が多い順です。

 

〇授業の理解が遅い　20人

〇クラスメイトからの差別　20人

〇教材の不足　17人

〇通学の交通手段がない　4人

〇授業中具合が悪くなる　4人

〇近所からの差別　3人

〇歩行困難　2人

〇視覚が不自由　2人

〇突然恐怖を感じる　2人　

〇聞くことが困難　2人

〇人見知り　2人

〇書くことが困難　2人

〇記憶障害　2人

〇授業中に意識を失う　1人

〇話すことが困難　1人

〇遊び相手がいない　1人

〇朝食を食べるお金がない　1人

〇授業中眠ってしまう　1人

〇読むことが困難　1人

 

 

子どもたちとの秘密（？）の会議

 

思っていること、特に自分の悩んでいることを声に出すのは勇気がいるのか、最初はうつむいていた子どもたちも、一人がぽそっと話したのを聞くと、また一人、また一人と話をしてくれました。

 

子どもたちの体調については、保護者や村の関係者と連絡を取りながら、無理なく学べる環境を整えていきます。

 

勇気をもって話をしてくれたことを受け止め、ひとつひとつ丁寧に解決していきたい。

 

そのためには、このチルドレン・スタディ・クラブが一過性のイベントではなく、子どもたちの成長を末永く見守る場所として機能していきたいと切に思いました。