プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

「自分で作った物って美味しいよね」
農作業を通して、キチンと「いただきます」が言える子どもを育てたい。

 

初めまして、藤野頼貴です。三重県伊賀市で作業療法士として病院に勤務し、メンタルヘルスや認知症の方のリハビリテーションに携わっています。その傍ら、数年前から、自分の子どもたちと家庭菜園を始めました。

 

1年目は草だらけにしてしまいましたが、2年目になると食べきれないほどたくさんの夏野菜が収穫できるようになりました。ある日、姉家族も呼んで、収穫ののち野菜のバーベキューを楽しんだのですが、そのとき驚いたのが、姪が今まで嫌いだったトマトをその場でもぎって水洗いして、ペロリと食べてしまったことでした。そこで、これは間違いなく「食育」になると確信し、こんな体験をたくさんの子どもに(大人にも!)してもらいたい、と考えるようになりました。

 

そこで今年、同じ思いを持つ友人と、ボランティア団体「食育畑まめたろう」を立ち上げました。私たちが目指しているのは、自然の中での農作業を通して、キチンと『いただきます』が言える子どもを育てることです。

 

しかし、まだ立ち上げたばかりとういこと、完全ボランディアの団体ということもあり、農作業のための市民農園の賃貸料と苗や農具の購入費が不足しています。

みなさま、どうかご支援いただけませんでしょうか?

 

楽しく笑顔の収穫作業

 

「食育畑まめたろう」の立ち上げに至るまでには、多くの出会いがありました。

 

そもそも、名古屋駅から歩いて10分のコンクリートジャングルに住んでいた私が「農」に触れたのは、リハビリテーションに園芸療法を取り入れた6年前のことでした。認知症を患うと、次第に思い出せないことが増えていきますが、手続き記憶(自転車の乗り方、包丁の使い方、鍬の振り方など、身体で覚えたこと)は比較的保たれているものです。

 

園芸は、まさに手続き記憶の連続です。園芸療法は、その保たれている記憶を手がかりに、生きがいにつながるケアを行うというものです。農作物を育てて収穫し、調理し、食べる……その一連の過程の中に、それぞれの人が自分の特性を生かした役割を見出し、周りに認められ、また周りを認めていくことができる。そんな園芸療法を実践する中で、自分自身にも大きな学びがありました。

 

 

川口由一さん(赤目自然農塾)が提唱する自然農を実践する、職場の先輩介護士さんからも、さまざまなことを学びました。自然農とは、耕さず、肥料・農薬を用いず、虫や草を敵としないという農業です。自然には無駄なことはない、その作物が持つ力を引き出し、必要時には手を加えるけれども、あとは伸び伸びとできる環境の中で育てることが良い。それは自分自身の子育てにおいても、ポリシーにしています。

 

さらに、奈良県桜井市で「半農半療法士」として活動する中川征士さんとの出会い、『半農半X』の著者である塩見直紀さんとのコラボセミナーでの同志たちとの出会いを経て、辿り着いたのが「父親×農業×作業療法士=?」というコンセプトでした。ここに、家庭菜園での経験が重なり、「食育畑まめたろう」の立ち上げを決意したのです。

 

採れた!と自慢気な子供たち

 

「パパの切った野菜、おいしいね」
泥んこになって駆け回り、とれたて野菜をその場で料理!わくわくが溢れる
1年間のプログラムを用意しています。

 

今回のプロジェクトで借りるのは、100㎡の貸し農園です。育てる作物は36品目。すでに、1年間のプログラム(計18日間の作業日)も決まっています。夏野菜の収穫時期にはピザパーティーを。さらにバーベキューとスイカ割り大会、秋には芋掘り、冬は取れた白菜で鍋パーティーを計画しています。

 

「食育畑 まめたろう」のロゴも出来ました!

 

「食育畑 まめたろう」年間スケジュール(予定)

 

小さな子どもたちは泥んこまみれになって駆け回れます♪お父さんには、畝を立てたり耕したり、力仕事をぜひお願いします!お母さんは晩ご飯のおかずのちょい足しに、子どもと一緒に採った野菜を持って帰れますよ。

 

世代を超えた交流の場は、子供達の社会性を育みます。

 

小さな子ども連れの家族には、オムツ交換や授乳の場所が不可欠です。さらに、暑さ寒さに応じてすぐに屋内に移動できる方が良い。逃げ場が何もない農園では、奥さんと子どもが途中からついてこなくなるからです。また、せっかく畑に来ているのに、服が汚れるだの風邪をひくだのと、子どもを自由に遊ばせることができないのではきっと楽しくありません。でも用意している農園には、シャワーもあるので、作業のあと泥や汗を流すことができます!

 

子どもも大人も関係なく、それぞれがやれることをコーディネイトし、みんなで収穫し、作り上げた料理はやっぱり一味違います。いつもは台所に立たないお父さんを、こういうところで子どもと一緒に褒めること!「パパの切った野菜、おいしいね」という褒め言葉が、家事を軽減するヒントかも!? そんな、想像するだけでわくわくする活動を計画しています。

 

歩き始めた小さな子供も小学生も、それぞれの楽しみ方で♪

 

まずは「いただきます」とは何を「いただく」ことなのか、感じられる子どもを育てることが、未来の財産となると信じています。

 

食べることは、栄養を体に取り入れるだけではなく、口に入るまでの数々の作業を楽しみ、その場や人との時間を大切に共有するからこそ、豊かな体験になるはず。

 

食育畑まめたろうは、ゆくゆくは敬老の日に高齢者施設に作物のプレゼントをしに行ったり、料理が得意な人に先生として来てもらったり、みんながやりたいことを実現する自由な雰囲気の中で、子どもたちがすくすくと成長していけるような団体になりたいと考えています。そうして実績を積み重ね、仲間を増やしていくことで、耕作放棄地の再生や、農地つきの古民家再生などで、まちなかに、昔の縁側の光景のような、ホッと一息ついて老若男女が話ができる居場所を作りたい、という野望もあります。

 

今回のプロジェクトは、本当にその第一歩。どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします!

 

みんなが笑顔の家庭と食卓を。

 


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