「灯そう2022 江川邸の庭へ」プロジェクト報告
「灯そう2022 江川邸の庭へ」プロジェクト報告
2022年11月5日(土)・6日(日)の両日にわたり、クラウドファンディングでご支援いただいた竹灯りイベント「灯そう2022 江川邸の庭へ」が開催されました。2022本の竹灯籠などが江川邸内を幻想的に照らしました。
1.背景
地域課題の放置竹林を整備し、有効活用するのが目的で、放置竹林から伐採した竹を使って竹灯籠やオブジェ、行灯を作成しました。LED電球を使用した竹灯籠やオブジェが並んだ邸内を、来場者はゆっくりと巡りながら幻想的な空間を楽しみました。
今回のイベント運営には、地元の静岡県立韮山高等学校や静岡県立大学の学生たちが協力し、開催費用については、当クラウドファンディングや、企業・個人の寄付で賄いました。半年以上の準備期間を経て、当日を迎えることができました。
2.当日の様子
朝から多数の高校生や大学生、ボランティア団体などが集まり、2022本の竹灯籠を配置した後にLEDセットを投入して点灯試験を実施しました。オブジェのLED点灯やオープニング会場の設置、韮山高校吹奏楽部や音楽部、伊豆市民オペラ協会のミニオペラ上演用のステージ設立等と大忙しでしたが何とか準備を完了しました。
午後5時、オープニングイベントを開始し、江川家第42代当主や伊豆の国市長など5名での点灯式を実施しました。点灯と同時に、韮山高校吹奏楽部による2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のオープニング曲の演奏が会場に響き渡りました。2曲目は、江川英龍公が桝形で行った農兵調練を元にした農兵節を演奏しました。そして、開門後、観客はゆっくりと邸内の竹灯りを堪能しました。
邸内を巡り終わると出口付近の特設ステージで、午後6時から韮山高校吹奏楽部、合唱部のステージイベントを開始しました。合奏、合唱が終わると、伊豆市民オペラ協会によるオペラ「坦庵 熱き心の火」の一部を上演し、ナレーションは7名の韮山高校有志が務めました。韮山高校校訓の「忍」を英龍公の母から教え諭される場面、パン祖英龍公ゆかりのパンの場面などを上演しました。
農兵調練を行った江川邸入り口付近の枡形では、マルシェや、放置竹林の竹を利用した、竹灯籠づくりや、竹の花器を使って生け花、竹遊具づくりなどのワークショップを開催し、大勢の方が参加し、楽しんでくださいました。
3.収支報告
今回の支援金は、返礼品、江川邸竹灯りイベント、ワークショップ(放置竹林から伐採した竹を使って竹灯籠作成、放置竹林整備)などの材料費、人件費に全額使用しました。
4.終わりに
今回の竹灯りイベント「灯そう2022 江川邸の庭へ」の成功があるものも、本クラウドファンディングでのご支援の賜と心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。今後も放置竹林問題や伐採竹の活用に取り組んでいく所存でありますので、ご支援の程よろしくお願いいたします。
江川邸竹灯り実行委員会代表 河野 眞人
活動内容や、イベント当日の様子はホームページをご覧下さい。
「灯そう2022 江川邸の庭へ」ホームページ




















