みなさん、こんにちは。
ジョイセフの柴です!

今日はまだ5月だと言うのに夏のように暑い陽気ですが、
夏と比べると、からっとしているので過ごしやすいですね!

今日は今回の支援の対象となるピア・エデュケーターについて、

もう少し詳しくご紹介できればと思います。

ピア・エデュケーターという制度は、ネパールに限らず、

色々な国で設けて活動をしています。

ジョイセフでは現在、ネパール以外でも、タンザニア、ザンビアで

ピア・エデュケーターの育成と活動を行っています。

 

ピアは「仲間」もしくは「友人」という意味。

つまりは、ピア・エデュケーターとは、仲間に対し教育をする人、

仲間に伝える人材ということです。

 

みなさんも10代の頃など思い出してみて下さい。

(現役の方もいらっしゃるかもですが!)

大人たちから、上から「こうするな」とか「ああするな」とか言われると、

ものすごく反発を覚えませんでしたか?

むしろ、「絶対そうしない!(怒)」とか意固地になったりしたこともあったかと思います。

 

でも、親や先生には話せないことも、友達には話せたことも多かったのでは?

ピア・エデュケーターは正にそんな存在で、親でもなければ先生でもない、

仲間や友達に対し、同じ高さの目線から正しい情報を伝えていく人たちです。

だから、周りの若者たちは、構えないで彼らの話を聞くことができますし、

同時に気軽に自分の悩みを相談することができます。


ピアたちは、男女の身体の違いから、生理の仕組みなど、

いわゆる生物学的な性教育だけでなく、

ジェンダーってなんだろう?ジェンダーの多様性って?

社会の中での男女の違いはどこまでが差別で、差別じゃないの?

さらには、人を傷つけない言い方や関係性の構築ってどうしたらいいの?

など、様々なトピックを、他の若者たちに伝え、一緒になって考えていきます。

 

これらを、Comprehensive Sexuality Education(CSE=包括的な性教育)と言います。
このCSEは、世界では現在どんどん広がっている性教育の手法です。

ですから、「性教育」と日本語で書いて、みなさんがイメージするものとは少し違うかもしれません。

 

この中には、ジェンダーに基づく暴力や、

ネパール特有の問題である人身売買に対する啓発なども含まれます。

 

私たちは、まずはピアたちが、正しい知識を伝えられるために研修を行い、そして、その研修を修了したものが、ピア・エデュケーターとして活動できます。

ピアたちの研修風景。女性や男性の身体がどのようになっているか、実際にみんなで絵を描いていきます
経験の長いピアは、新しいピアのお姉さん/お兄さん的立場になることも
みんな真剣そのもの!


次回は、既に研修を受け、実際に活動しているピアたちをご紹介します!

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