プロジェクト概要

子どもたちが演劇を通して「生きる勇気」が得られる場所を!

 

こんにちは!はじめまして。子どもたちのための演劇塾〈物語守護天使〉を演出助手として支えている宮地利佳です。私は自分の居場所が見つけられなくて悩んでいた中学生の頃、芸術治療教育家の川手鷹彦氏が行う『とうのう演劇プロジェクト』に参加し、自分を肯定できるようになりました。私が演劇を通して得られた「生きる勇気」を、他の子どもたちにも体験して欲しいと思い、川手氏の演劇塾に演出助手として参加しています。この演劇塾は、経済的な理由が参加の有無を左右することのないよう、無償制で活動しています。

 

しかし、2015年6月(予定)に北海道伊達市(予定)で行う公演のための稽古場代、衣装・小道具代、公演費用など50万円が不足しています。内に痛みや苦しみを秘めた子どもたちが、彼らなりの「生きる勇気」を得られる場所を制限することのないよう、お力を貸していただけませんか?

 

(舞台稽古にて)

 

みんなが一流の演劇芸術を通して

「生きる勇気」が得られる場所を提供したい!

 

現在、自閉症、ダウン症、ADHD、LDなどの発達障害を抱える子どもたち、学校・家庭に居場所が見つけられない子どもたち、うまく自分が表現できなくて悩む子どもたちが増えています。そんな子どもたちにとっての1年、1ヶ月はとても重要なものです。ほんの少し彼らが内に秘めている痛みや苦しみに気付くのが遅れれば、それは心に大きな傷となって残り続けます。子どもたちに「ちょっと待った」はありません。

 

10年程前、私も居場所が見つけられなくて悩む子どもの1人でした。しかし、その時中学生だった私は『とうのう演劇プロジェクト』に出会うことができました。そのプロジェクトを指揮していた劇作家・演出家・芸術治療教育家の川手鷹彦氏は、参加している子どもたち一人一人と話をし、その子が本来持つ魅力を発揮出来る役を探してくれました。子どもたちのために戯曲を書き下ろし、私たち皆が「はまり役」で舞台に立てる機会を用意してくれました。その時、居場所を求めて悩んでいた私は、プロジェクトを通し「ここでいいんだ、これでいいんだ」と朧げながら感じ、自己肯定ができるようになりました。私は、一番必要な時に演劇を体験することができたのだと思います。

 

現在も、自閉症・ダウン症などの発達障害児、不登校児を始めとした「心の保護を求める子どもたち」をはじめ現代に生きる子どもたちは「待った」無しの苦しみを味わっています。そこで私は、演劇体験を通して彼らが彼らなりの「生きる勇気」を持つことができるのであれば、その機会を作る一助になりたい、と思っています。

 

 

子どもたちにとっての演劇

 

芸術治療教育家の川手鷹彦氏は、子どもの自然な成長過程における芸術行為の展開を次のように見ています。

 

母子が「うた」で会話する → ものがたりで親子が語り合う → 子ども同士のごっこ遊び → 子どもから大人までの演劇

 

子どもの成長の最終段階として位置づけられた「演劇」を、演劇塾〈物語守護天使〉では治療教育の一環として施しています。子どもたち一人一人の現状にあわせて演劇を提供しているのです。

 

また、川手氏は、自閉症をはじめとした発達障害児や不登校児などの子どもたちが社会の中で重要な意味と役割をもつ時代が来たと言います。そんな時代においてこそ、演劇塾〈物語守護天使〉の活動は大きな意味を持つはずです。

 

(芸術治療教育家の川手氏(左奥)と演劇塾に集う子どもら)

 

 

どんな子どもたちでも参加できるプロジェクトに・・・

 

 今年9月、北海道伊達市で7年間活動してきた演劇塾〈虎の縞〉が、子どもたちのための演劇塾〈物語守護天使〉として再出発しました。子どもたちが「生きる勇気」を得るきっかけとなるよう、川手氏の芸術治療教育家としての指導のもと、気持ち新たに活動を始めました。

 

(前身となった演劇塾〈虎の縞〉の2013年舞台公演より)

 

演劇塾〈虎の縞〉が求める「演劇」とは、子どもから大人までの縦割りの学び合いで、年齢、性別、地域、障害の有無など、全ての枠を取り払った芸術活動です。
このような演劇塾は、法務省保護局より演出家川手鷹彦に依頼され、2000 ~
2002年に各地で行われた演劇プロジェクト「オイディプス王」にその源を発しており、行政主導から市民活動への移行奨励に応えて、開設され、各地に拡がっていきました。

演劇塾〈虎の縞〉もそのひとつで、毎年作品を世に問うており、2007年より8作品を発表しています。

 

運営面はヴォランティアや父母が受け持ち、子どもたちの活動を支える自主グループとして活動を続け、経済的な理由が参加の有無を左右することのないよう、無償制を基本としています。どんな子どもたちでも参加できるプロジェクトにしよう、という目標があるからです。

 

しかし、2015年6月(予定)に北海道伊達市(予定)で行う公演のための稽古場代、衣装・小道具代、公演費用など50万円が不足しています。子どもたちが演劇に取り組んでいくうえで、成果発表の場である舞台公演は必要不可欠です。

 

内に痛みや苦しみを秘めた子どもたちが、彼らなりの「生きる勇気」を得られる場所を制限することなく、舞台公演を実現させられるよう、お力添えをお願いいたします。

 

(前身となった演劇塾〈虎の縞〉の2013年舞台公演より)

 

 

引換券について

・動物画家イエニー氏の絵葉書を使ったお礼のお手紙

・当日パンフレットに賛助者としてお名前掲載

・川手鷹彦著『とらおおかみ、子どもらの心が生んだ物語』

・川手鷹彦著『イルカとライオン -自閉症、ADHD、不登校など八つの事例-』

・川手鷹彦著『隠された子どもの叡智 -北ドイツの治療教育施設での記録-』