在宅医療が必要な患者さんへ病院にいかず自宅でPCR検査できる体制を

在宅医療が必要な患者さんへ病院にいかず自宅でPCR検査できる体制を

支援総額

1,403,000

目標金額 1,200,000円

支援者
81人
募集終了日
2021年4月23日

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在宅医療を必要とする患者様に訪問して診察・PCR検査を行い、安心のお届けを

 

こんにちは。2021年2月より中央区銀座に開業した「エフェメールホームクリニック」の院長、医師の梅本一紀です。エフェメールホームクリニックでは、在宅医療を必要とされている方を中心に、ご自宅やご施設への訪問診療にて内科面(内科、精神科、神経内科、リハビリ科)のケアを行っています。

 

これまで施設訪問*・居宅訪問を通し、75~95歳までの在宅医療を必要とする患者様700名ほどを診察してきました。(*施設訪問=30名ほど患者様がいらっしゃる施設に訪問し、一度に診療することです。)

 

私が訪問診療を行う医師を選んだきっかけの1つが、両親の存在です。母は私が医学生の頃に若年性アルツハイマー病となりました。そのため私はリハビリ科に入局し認知症のリハビリを学び、その後、より患者様に寄り添えるようになりたいと精神科に転向。

 

母の介護が必要になり、仕事一筋の父親が介護離職したこと、母親が幻覚や妄想症状が出た際に悲しい顔をする父親の姿を見るのがつらかったこともあり、患者様だけではなく、父のように介護しているご家族の心のサポートをしたいという思いから在宅医療の診療医になりました。

 

コロナ禍の今、在宅医療を必要とする患者様の中には発熱しても病院へ行くこともできず、家族も苦労する方々がさらに増えています。在宅でもPCR検査をできる環境を整え、すでに実施しています。PCR検査会社からは検査容器は提供されますが、感染防護服等は提供されていない状態です。また、エフェメールクリニックは発熱の外来はやっておらず往診のみ行っている状態で国からの補助も受けず行っています。

 

患者様と家族にとって良い選択をできるよう、またより多くの必要とする患者様にPCR検査を提供できるよう在宅診療の際に必要な感染対策のPPE(ガウン、フェイスシールド、N95マスク、手袋、ゴーグル等)費用を募ります。

 

 

一人ひとりに寄り添った訪問診療をしています。

 

 

介護タクシーなども発熱状態があると利用できず
在宅医療を必要とする患者様が足踏みしている現状です

 

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が始まり早1年。持病がない方でさえ「近隣病院では発熱症状があると受診してもらえない」「受け入れ先が見つからない」等の現状がある中、ご高齢かつ在宅医療を必要とする方は、より厳しい状態に立たされています。

 

在宅医療を必要とする方の多くは、ご高齢かつ脳梗塞や認知症など認知機能低下をしてしまっている方、精神的な症状・身体的な症状などから通院が困難な方が多くいらっしゃいます。発熱などの症状がなくても病院に行くのが難しい方々なので病院に行くのは極めて困難。介護タクシーなども発熱状態だと利用できず足踏みしてしまっています。

 

また、在宅医療を受けてきた患者様やご家族の中にも、発熱症状が出てもコロナかどうかわからない状態で病院には行きたくない、在宅でできる範囲の治療をやってほしいというような思いの方もいらっしゃいます。ご家族のご意向に寄り添いながら往診をしておりますが、こんな声を多くいただきます。

 

「発熱があり、デイサービスにいけない。」

「コロナの可能性があるのであれば、すぐに検査してほしい。」

「ほかの人にうつすのが怖い。」

 

発熱症状がありPCR検査を希望される患者様は多くいらっしゃいますが、在宅医療でPCR検査を行っている機関は、まだまだ少ないのが現状です。

 

少しでも多くの在宅医療を必要とする患者様が安心できるようにと、当院でも2021年2月より在宅医療では珍しく、自宅に医師が伺い必要であればPCR検査を実施しています。往診料はかかりますが症状がある患者様で医師が必要とした場合、クリニックから一定以内の距離に自宅がある患者様は公費適用の保険診療を受けることができます。

 

深夜でも24時間かけつけます

 

 

在宅医療が必要な方へ
24時間電話1本で駆けつけ診療する、活動の継続へ

 

現在は医師3名で、23区内の在宅医療を必要とする希望する患者様に24時間診療できる体制を整えています。自宅でのPCR検査を開始した3月から1ヶ月で3名の患者様を訪問診察してきました。

 

「発熱した際にきてくれてとても安心した。」

「コロナが原因の発熱ではないことがわかり安心して介護できるようになった。」

 

多くの医療機関が在宅診療を行うことが難しい理由としては感染リスクの高さです。発熱症状がある患者様のご自宅に伺いPCR検査を行うというのはそれだけで医師側にも感染のリスクが高まります。

 

そのため電話で症状の詳細を伺い、PEE(ガウン、フェイスシールド、N95マスク、手袋、ゴーグル等)を着用し、こまめな手指消毒、使用医療機器の拭き取り消毒等を行い慎重に訪問診療をしています。

 

しかし、当院のように在宅医療での検査ができるクリニックは少なく、普段みている患者様以外からのお声がけも多くいただいており、診療時に必須である医師と患者様を感染から守るためのPPE(ガウン、フェイスシールド、N95マスク、手袋等)が足りなくなってきいます。

 

コロナ禍での診療時の様子

 

現状を目の当たりにした今、
活動を止めるわけにはいきません。

 

発熱して、どこに問い合わせたら良いかわからないという患者様。特に70代など老々介護の方など、 病院に気軽にいけない患者様。ずっと在宅医療を受けてきた方々がコロナ禍により医療提供を受けるのが難しく病状が進んでからようやく受診を行う方もみてきました。

 

そんな現状を目のあたりにしてしまった今、医療者として活動を止めるわけにはいきません。夜間、休日でも24時間365日、医師がご自宅までお伺いし、電話1本でご高齢の方々の生活を守る在宅診療を続けていきたいと思います。

 

訪問診療させていただく患者様を家族と思い、患者様に適切な対応を行い、また精神科として並行して内科面だけでなく心の治療や、患者様を支える家族や施設の介護スタッフの力になれるよう、今後も在宅医療で取り残された発熱症状のある患者様を診療するため、応援お願い致します!

 

 

プロフィール

 

梅本一紀

エフェメールホームクリニック院長

在宅医療、往診に特化したクリニックをしております。母親が医学生の頃に若年性アルツハイマー病になり、認知症の方々の笑顔がみたいと思い在宅医療を志ました。在宅のご高齢の患者様で発熱時に電話一本で自宅に伺い新型コロナウイルス感染症からご高齢の患者様の命を守りたいと思っております。

 

 

支援金の使途内訳

 

・PPE(ガウン、フェイスシールド、N95マスク、手袋、ゴーグル等)購入費用  1,200,000円

 

PCR検査会社からは検査容器は提供されますが、感染防護服は提供されない状態です。また、エフェメールクリニックは発熱の外来はやっておらず往診のみ行っている状態で国からの補助も受けず行っています。

 

2021年8月31日までにPPE(高機能マスクと医療用防護服など)を購入する費用として使用させていただきます。2021年8月31日までにPPEを4診療分購入したことをもってプロジェクト完了と致します。

 

 

 〈重要〉 資金使途変更のお知らせ(2021.4.13 18:00追記)  


 

嬉しいことにプロジェクト内容や感染防御に関わる物品が足りていないことを個別でご連絡させていただいたり、SNSにて呼びかけさせていただいたところ、クラウドファンディングでのご支援以外に直接PPE(フェイスシールド、N95マスク、手袋、ゴーグル等)を事務所まで届けてくださった方が多くいらっしゃいました

 

みなさまの優しさのお陰で、訪問診療を約1年はまかなえるPPEが届いており、さっそく現在も毎日止めどなく続いております訪問診療、訪問でのPCR検査時に使用させていただきます。改めまして感謝申し上げます。

 

上記のことから、嬉しいことに現在クラウドファンディングにて募集させていただいているPPEはまかなえることになりました。そのため、今回のクラウドファンディングの運営会社であるREADYFORにも確認のもと、資金使途を変更させていただくことにいたしました。

 

- - - 

 

〈変更前〉

・PPE(ガウン、フェイスシールド、N95マスク、手袋、ゴーグル等)購入費用:120万円


〈変更後〉

・訪問診療に関わる以下費用

①N95の感染制御服:20万円(PPEの中でこちらのみ、まだ足りていない状態になります)
①23区内全ての希望者への訪問診療を行うために使用する車のガソリン代、駐車場代:10万円(現在、別途訪問料や駐車場代等をいただかず1日3~5件ほどの訪問診療を行っております)
③人件費:90万円(円滑に訪問診療を行うため、現在1名の運転手を雇っております。その運転手の費用3ヶ月分に充てさせていただきます)

 

- - - 

 

*詳細はこちらをご確認ください

 

 

注意事項

 

・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの支援獲得のPRのために利用させていただく場合があります。

 

・ 本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

・トップ写真、またページにおける写真に関しましてはPCR検査中のものではなく、これまでの活動の写真になります。

 

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リターン

3,000


alt

1:在宅医療が必要な患者さんへPCR検査を

・支援の感謝のメールをお送りします

支援者
27人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

10,000


alt

2:在宅医療が必要な患者さんへPCR検査を

・支援の感謝のメールをお送りします

・活動報告書をお送りします

支援者
36人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

30,000


alt

3:在宅医療が必要な患者さんへPCR検査を

・支援の感謝のメールをお送りします

・活動報告書をお送りします

・活動報告書にお名前を掲載します(希望者のみ)

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

50,000


alt

4:在宅医療が必要な患者さんへPCR検査を

・支援の感謝のメールをお送りします

・活動報告書をお送りします

・活動報告書にお名前を掲載します(希望者のみ)

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

100,000


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5:在宅医療が必要な患者さんへPCR検査を

・支援の感謝のメールをお送りします

・活動報告書をお送りします

・活動報告書にお名前を掲載します(希望者のみ・サイズ大)

・HPにお名前を掲載します(希望者のみ・サイズ中)

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

300,000


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6:在宅医療が必要な患者さんへPCR検査を

・支援の感謝のメールをお送りします

・活動報告書をお送りします

・活動報告書にお名前を掲載します(希望者のみ・サイズ大)

・HPにお名前を掲載します(希望者のみ・サイズ大)

・チラシに1年間スポンサーとしてお名前掲載(サイズ中)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

500,000


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7:在宅医療が必要な患者さんへPCR検査を

・支援の感謝のメールをお送りします

・活動報告書をお送りします

・活動報告書にお名前を掲載します(希望者のみ・サイズ大)

・HPにお名前を掲載します(希望者のみ・サイズ大)

・チラシに1年間スポンサーとしてお名前掲載(サイズ大)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

プロフィール

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