前回の新着情報投稿からお時間が空いてしまいました。大変申し訳ございません。

 

7月中にしっかりした製品を皆様にお届けできるように製品開発と部品の生産に明け暮れる毎日を過ごしていたところ、あっという間に1か月が経ってしまいました、、

 

さて、本日は2点ご報告があります。(また、末尾に簡単ではありますがFABOOLの開発背景を記載してます)

 

 

≪1.レーザーヘッドの形状が決まりました!≫

4月末から弊社内で繰り返していたレーザーモジュールの検証が完了し、ようやくレーザーヘッドの形状が決まりました。

 

従来モデルであるSmart Laser Miniでは、自社開発の3Dプリンターを使って社内で生産をしていた樹脂製のヘッドでしたが、FABOOL Laser Miniではすべてアルミのヘッドとなります。

 

このパーツの形状によって、レーザーモジュール全体の放熱性能が決まることに加え、上部のファンから送られてくる風の流れも決まってきます。これらは十分な加工性能を発揮するために非常に重要なため、念入りに検証を行いました。

 

その結果、以下のような形状になりました。

細かい工夫はいろいろとありますが、概ね”Simple is best”な結果となりました、、(特にこうやって写真にしてしまうと単なる四角い箱ですね、、)

 

レーザーヘッドカバー

 

≪2."3W強"レーザーの仕様が決まりました!≫

最終仕様が決まっていなかった"3W強"レーザーですが、メーカーとの交渉の末、「3.5Wレーザーダイオード」を使用することに決まりました。

通常の1.6Wと比べると単純比2倍以上のパワーとなります。

 

 

【おまけ:自社開発3DプリンターとFABOOL Laser Miniの関係!?】

上記で、”自社開発の3Dプリンター”と書きましたが、実はこの3DプリンターこそがFABOOL Laser Miniの前身にあたるSmart Laser Miniを開発するきっかけとなったものです。

 

自社開発の3Dプリンター。今でもプロトタイピングなどに活用しています。

 

 

(詳細は書ききれないため割愛しますが)2年ほど前にとあるきっかけで、オープンソースベースの3Dプリンターを自社開発することを決め、開発を進めていたところ、ハードウェアを作るにあたって多くのアクリルパーツを切り出す必要が出てきました。

結構いろんなところにアクリルパーツを使います

 

ところが、弊社は山梨県の片田舎にある零細企業。

近くにファブスペースなどがあるはずもなく、またレーザー加工の業者に外注するお金もなく、、、

 

なので、必要に迫られて、3Dプリンターのハード・ソフトに関するオープンソースを応用し、自社でレーザー加工機を作ることに決めました!

初めは作ったプロトタイプ機が全然動かず、試行錯誤が続きましたが、数か月後ようやく稼働し始め自社製の3Dプリンターが出来上がりました。

 

ただ、その完成した3Dプリンターは使い勝手の良いものに仕上がったものの、市場にあらゆる3Dプリンターが出回っている中で、日本はたまた世界で戦っていくには不十分だと判断しました。

 

一方で、必要に駆られて作ったレーザー加工機について、よくよく考えてみると、自分たちのような「高いお金で加工を外注したり、1台数百万円するレーザー加工機を買えない人たちにとっては価値のある商品なんじゃないか?」と思うに至り、今から1年ちょっと前にSmart Laser Mini(従来モデル)の発売に踏み切りました。

 

その後は、買っていただいたユーザー様の口コミを中心に広がり、今回のFABOOL Laser Miniにつながっています。

 

弊社の過去2年をたった数行で振り返ってしまいましたが、FABOOL Laser Miniはそんな流れで生まれました。

ですので、これまでレーザー加工に興味はあったものの手が届かなかった、という方にこそこの製品をお届けしたいと思っています!(もちろん、そもそもレーザー加工自体を知らなかった人にも。)

 

【おまけのおまけ】

ちなみに、その時作ったレーザー加工機は出力60W、加工エリアの幅が1m以上あるというかなり巨大なもので、実は今でも社内の試作品などを作る際に、バリバリの現役として動いてくれています。

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