独りで悩まないで。全国の女性医師たち15名と、苦しむ女性を救いたい

独りで悩まないで。全国の女性医師たち15名と、苦しむ女性を救いたい

支援総額

6,343,000

目標金額 2,500,000円

支援者
371人
募集終了日
2021年8月31日

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2021年08月26日 19:00

【あと6日!あと338万円!】髙宮城直子先生へのインタビュー

 

ー現場ではどんな活動を行い、どのように女性達をフォローされていたのでしょうか。

 

35年間産婦人科医として色々な女性を診てきました。婦人科診療を通して女性たちが置かれている劣悪な環境や待遇、男性との関係、あまりに多い離婚などを毎日診ています。
 
厳しい環境下で、心身に症状が出て、PMS・月経困難症・更年期症候群として来院されます。鬱や心因反応、適応障害になっていて、心療内科や精神科へ紹介が必要な方も散見されます。
 
当院の診療では、ホルモン剤や漢方薬の処方に加え、本人に自分の心身の状態を気づいてもらうような話をしています。問診も症状を聞くだけではなく、婚姻状態、誰と同居しているか、夫や子供の年齢、障害や疾患の有無、現在の交際相手はいるか、どんな仕事をどれくらいの時間しているのか、介護や看病しているかなど詳しく聞き取ります。その中でその方の社会的・家庭的・家族的な問題が見えてきます。
 
クリニックと併設してサロンで漢方足湯、自費鍼灸、アロママッサージ、低温サウナなど、女性のホッとできる居場所を作ってホリスティックな医療(全人的な統合医療)を目指しています。
 
 
ー今までサポートしてきた女性たちは、どんな背景の方が多くいらっしゃったのでしょうか。
 
生活保護の方の診察は、月に約20人前後です。
 
ときどき、母子寮に入っている方が、そこの看護師に連れられて、月経困難症や避妊のためにIUS(ミレーナⓇ)を挿入に来ることもあります。ほとんどが乳幼児を抱え、DVにあって保護されている方です。
 
養護施設の中高生が月経困難症やPMSで来ますが、その中で性暴力の被害者がいました。
 
 
ー女性たちは、どのようにして先生方のもとに相談に来るのでしょうか?
 
施設の職員や看護師に付き添われて来ます。
 
更年期やPMSで受診する患者さんの中には、離婚後の方が多数いて(沖縄県の離婚率は全国1位)、母子家庭、DV被害者、若い時に性暴力を受けた被害者もいます。
 
また、夫や交際相手からGPSで見張られて自由行動が制限されている方もいます。
 
 
ー支援者の皆様に一つでも多く先生のご経験を通じ、診療体験を共有できればと考えています。特に心に残るエピソード頭ございましたらご教示いただけますでしょうか。
 
【1】
月経困難症で通院していた方が、発達障害で精神科通院中で明らかに困窮していて、食事が摂れず体調を崩して点滴になった時もありました。生活保護申請を勧めても、本人はどうしても元夫に託してある子供の将来のための貯金を取っておきたいという思いが強く、生活保護の対象になりません。
 
【2】
中学生と小学生の姉妹が近所の方からの性暴力にあっていました。中学生の子は慢性的に被害にあっており、お話ししても目は虚ろ、診察すると普通の大人のようにクスコ診ができてしまうほど慣れていました。
 
【3】
高校生の女の子の話です。先輩に言われてよくわからないまま援助交際をさせられ、お金は先輩に渡していました。お母さんとおばあちゃんが付き添っていらしてました。性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターへつなぎました。
 
【4】
高校生で、生理が来ない(月経不順)ということで来院されました。保健室の先生から受診を勧められたそうです。診察すると妊娠していました。何となく興味があって出会い系サイトで出会った成人男性と性交してしまったとのことです。興味と寂しさからという印象。保健室の先生へ連絡し、後日お母さんが来院されました。3人の子供を抱えてダブルワークしているシングルマザーでした。中絶できる病院を紹介し、警察へも通報になったと思います。 
 
ー今まで先生が活動をしてきた中で、個々だとフォローでききれなかった課題でも、財団という形にしたことでフォローできる内容が増えたことなどがあればお教えください。
 
困窮している方を経済的支援につなげることや、女性たちに仕事ができるようなスキルを身につけること、中絶費用・診察費用・緊急避妊費用・避妊IUS挿入費用などの助成をできるようになると思います。
 
母子寮やシェルターの経済的支援や、シングルマザーで多胎児や多子を抱えている方の支援も行っていければと考えています。
 
ー最後に、今回のクラウドファンディングへの思い、フェムシップドクターとしての思いをお教えください。
 
日常診療ではなかなか手の届かない困窮した女性にも、支援の手が届くように協力します!
 
すべての女性たちが、健康で幸せな生活ができますように!

リターン

3,000


alt

¥3,000のご支援

■ お礼状の送付

支援者
125人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

10,000


alt

¥10,000のご支援

■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)

支援者
168人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

30,000


alt

¥30,000のご支援

■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)

支援者
42人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

50,000


alt

¥50,000のご支援

■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)

支援者
24人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

100,000


alt

¥100,000のご支援

■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

300,000


alt

¥300,000のご支援

■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

500,000


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¥500,000のご支援

■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

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