
支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 371人
- 募集終了日
- 2021年8月31日
【あと3日!あと295万円!】金子法子先生へのインタビュー

ー現場ではどんな活動を行い、どのように女性達をフォローされていたのでしょうか。
レイプ被害については、主に警察からの連絡によって診察をすることが多かったです。
10代のレイプ被害の場合、半分以上がSNSで知り合った人から被害を受けています。「会うだけ」のつもりが、わけもわからないままホテルに連れていかれたりするケースが多く、緊急避妊、性感染症のチェックは欠かせないものでした。
被害を受けた女性には、「あなたは悪くない」ということを、何度も繰り返し伝えることが大事です。
また、ストーカーによるレイプでは、大学の法医学教室の先生のご教示を受けながら、地方裁判所に証人として、立ったこともありました。国選弁護人からの厳しい反対尋問も受けましたが、有罪判決が言い渡されました。
産後、夫婦間DVで二人の乳飲み子を抱えて、着の身着のままで真夜中に逃げてきた母子に、当院のベッドを提供し、食事を出して、日中になって行政に取り次いだ経験もあります。当院が、時間外の緊急シェルター的役割も果たしています。
ーコロナ禍ということで2020年度に限ってサポートした人数・症例がございましたらお教えください。
2020年度は、レイプ、DVともに顕著なものはありませんでしたが、被害者支援団体からの依頼で、中絶オペが一例ありました。
(2020年度も含め、これまでのサポート人数は明確ではありませんが、性被害、レイプを合計して、60~70名くらいです。)
ー今までサポートしてきた女性たちは、どんな背景の方が多くいらっしゃったのでしょうか。
SNSで被害にあった10代の子たちは、どこにも自分の居場所がない子、自己肯定感の低い子ばかりでした。
SNSは危険だと伝えても、怖い目にあっても。それでも性というつながりで、一時でも自分が必要とされている、愛されているという感覚になる肌のぬくもりを求める気持ちも理解できます。
レイプに関しては、飲みの席だったり、友人の家に上がったらいきなりとか、それを同意と勘違いする男性のもと泣き寝入りする(訴えない)ケースが多いです。
夫婦間DVの場合、「共依存」のことも多く、やっとの思いでシェルターや母子支援施設に預けても、また夫のもとに帰るケースも少なくありません。
ー女性たちは、どのようにして先生方のもとに相談に来るのでしょうか?
口コミや、警察や被害者支援団体からの依頼、性教育講演などでの周知からです。
ー支援者の皆様に一つでも多く先生のご経験を通じ、診療体験を共有できればと考えています。特に心に残るエピソード頭ございましたらご教示いただけますでしょうか。
私がDVに対して強い関心を持ったきっかけは、かれこれ20年前近くに、当院に通っておられた妊婦さんが、妊娠9カ月のとき、夫のDVがひどくて、それを苦にされて、自死されたことからです。
当時はDVの知識がほとんどなく、妊婦健診のとき、下腿にある青あざを見つけて、どうしたのか尋ねても、「階段から落ちました」という返答を信じてしまっておりました。自殺され、警察から連絡があったときは後悔の念があふれて涙が止まらなかったのを覚えています。
それ以降、妊娠中、下の子の顔の痣から、夫婦間DVを見つけた症例もあります。
ー今まで先生が活動をしてきた中で、個々だとフォローでききれなかった課題でも、財団という形にしたことでフォローできる内容が増えたことなどがあればお教えください。
どうしても人工妊娠中絶の費用が工面できない女性に対して、今後、援助が可能となれば嬉しいです。
ー最後に、今回のクラウドファンディングへの思い、フェムシップドクターとしての思いをお教えください。
思い出しただけでも涙が出てくるような怖い思いをした貴女。勇気を出して相談したのに心の傷まで深くなった貴女。
「誰かが私に手を差し伸べてくれるの? 私は独りぼっちじゃないの?」と、眠れない夜を過ごしていませんか?
私たちは手を携えて、困りごとを抱えた女性の船(ship)の水先案内人になりたいと思っています。どうぞ安心して、船にお乗りくださいね。いつでもお待ちしています。
リターン
3,000円
¥3,000のご支援
■ お礼状の送付
- 申込数
- 131
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
10,000円
¥10,000のご支援
■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)
- 申込数
- 169
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
3,000円
¥3,000のご支援
■ お礼状の送付
- 申込数
- 131
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
10,000円
¥10,000のご支援
■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)
- 申込数
- 169
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月

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