コロナ禍と物価高の中で、ひとり親家庭応援の事業を実施。

目的
この事業はひとり親世帯への食品支援及び相談窓口の情報提供を行い、これらを行うことで家庭での負担を減らし、地域の支援との関係構築及び深化を目的としました。
この取り組みは、ダブルワーク・トリプルワークのひとり親世帯には時間的制約があり既存の食支援の枠組みから外れてしまいがちです。そこに対しては踏み込んだ支援が必要と考えました。今回は年度末の学期の狭間でもあり栄養面も配慮した食品を提供することとしました。そのためすべてを寄付で募るのではなく、購入しての提供を行うべく助成金を申請することとしました。

　通常は県全域で活動してはいますが、どうしても県庁所在地である佐賀市によりがちであるため、今回はそれ以外の市町の担当課に声掛けし、その中でも、食支援活動の見えにくい地域を選定しました。
具体的には食品セットを5~6食分を一箱として配布しました。そこに地域の食支援や相談窓口の情報提供を封入、アンケートも行いました。対象地域の選定には各市町の福祉課と連携し、あわせて当該地域担当のスクールソーシャルワーカーにも対象者選定に協力をいただくこととなりました。
配布は出来る限り郵送ではなく、当該地域の支援団体等を通じて行うこととしました。