「雨上がりの夜のレクイエム」東北初演 成功!
2024年10月13日(日)14時から山形市民会館において、「カンタータ『別れの時に』〜雨上がりの夜のレクイエム〜」の東北初演を行うことができました。
私達の念願だったこの演奏会に、約500人のお客様にご来場いただき、指揮者と4つの合唱団とソリストの心を一つにした演奏を聴いていただきました。
山形大学教育学部卒業生や関係者にも多数お越しいただきました。久しぶりの再会を喜ぶ笑顔の輪が、開演前のロビーのあちこちで見られました。藤原義久先生の前には、先生にご挨拶したいというお客様が順番待ちの列を作りました。山形だけでなく全国各地から、先生を慕ってこの演奏会のために山形に来てくださった方もいて、主催する当会もこれまでの苦労がすべて報われたひとときでした。
演奏の合間には藤原先生のトークコーナーを設け、先生の音楽観や現在のお気持ちなどを語っていただきました。
今回のクラウドファンディングによるご支援は、演奏会開催の大きな力となりました。皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。資金的な支援だけでなく、温かいメッセージもたくさんいただいたこと、支援への返礼品としてお送りしたチケットで多くの方が聴きに来てくださったことも、とてもうれしいことでした。不安な気持ちでこの企画をスタートした私達にとって、慣れない活動で心折れそうになった時にも、この演奏会を楽しみにしてくださっている方々の存在がクラファンを通して目に見える形になっていたことは、大きな支えでした。これまでの応援、本当にありがとうございました。
今回クラウドファンディングでご支援いただいた415,000円の内、手数料等を差し引いた351,090円を受け取りました。市民会館使用料(予約時の前納金として)63,250円、ポスター、チラシ、チケット印刷代として28,000円、指揮者・ピアニスト宿泊・交通費(名古屋⇔山形/練習3回分)260,000円として使用させていただきました。
チケットや楽譜が返礼品となっている方には、演奏会前にお渡しいたしました。プログラムが返礼品となっている方には、10月中にお送りいたします。
今回の演奏会を通し、藤原義久先生を中心としたネットワークがより強く活発なものとなりました。山形県内外で音楽教育に携わっている人、演奏家として活動している人、音楽以外の分野で活動している人など多様な人々と新たなつながりができたことを喜んでいる声が、事務局にも多数寄せられています。このつながりが、これからの山形県の音楽教育発展の一助となれば何よりの喜びです。
これまでのご支援ご協力くださった全ての方々に、重ねて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
藤原義久の作品を歌う会 事務局