支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 54人
- 募集終了日
- 2022年3月25日
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬
#子ども・教育
- 現在
- 6,693,000円
- 寄付者
- 320人
- 残り
- 37日
希望のまちを諦めない、抱樸をひとりにしない|緊急プロジェクト
#まちづくり
- 現在
- 48,682,000円
- 支援者
- 2,452人
- 残り
- 19日
貧困や虐待等で親を頼れない若者が将来を諦めず生きていける伴走支援を
#子ども・教育
- 現在
- 6,701,000円
- 支援者
- 342人
- 残り
- 11日
夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい
#医療・福祉
- 総計
- 182人
嘉麻市に残る「幻の石橋」を落橋の危機から救いたい
#地域文化
- 現在
- 1,185,121円
- 支援者
- 54人
- 残り
- 44日
こども・若者未来基金2024~社会的養護の若者を応援!~
#子ども・教育
- 現在
- 161,000円
- 寄付者
- 16人
- 残り
- 63日
発電所が破壊され電力がない極寒の冬を迎える住民に中古発電機寄贈
#子ども・教育
- 現在
- 772,000円
- 支援者
- 93人
- 残り
- 17日
プロジェクト本文
終了報告を読む
コロナ禍、児童虐待件数やDVによる相談数が過去最高の人数と報じられています。※
子どもを守るためにやっとの思いで逃げ出してきた、シングルマザー家庭では、一度孤立し、貧困に陥ってしまうと、抜け出すのは困難です。
保証人になってくれる人がおらず、家が見つからない…。
仕事をしたくても子どもを保育園に預けることができない…。
一人で子育てに奮闘するお母さんが、安心して子育てできる環境を整え、子どもと母親の貧困の連鎖を断ち切りたい。私たちはそんな覚悟を持って、福岡県の地域に眠っている空き家を有効活用し、シングルマザーのためのシェアハウスをつくります。
経済的に苦しい状況に置かれている人たちが、将来に希望を見出せるように。そして子どもたちが笑顔で明日を迎えられるように、皆様のお力をお貸しください。
一般社団法人そーしゃる・おふぃす代表理事
山口千恵
地域に「ないものを作ろう」。
福岡を中心に活動を7年続けてきました。
ページをご覧いただきありがとうございます。
一般社団法人そーしゃる・おふぃす代表の山口千恵です。
高齢者の総合相談、権利擁護、包括的・継続的ケアマネジメントとしての機能を担う地域包括支援センターに勤務していた頃、社会保障の網の目からこぼれて支援が届かずたらい回しにされている方々をたくさん見てきました。
こうした社会から孤立した人たちが「生きててよかった」と思える社会にしたい。
そんな思いで高齢者や障害を抱えた方々の権利をサポートする目的で2013年にそーしゃる・おふぃすを設立し、福岡県の指定を受け居住支援事業をスタートしました。
高齢者・障がい者の方に限らず、2017年からは母子家庭やDV被害者、生活困窮におかれる方など様々な生活課題を抱えた方々へ、地域の関係機関や専門職と連携しながら住まいの提供をはじめとした生活再建に向けての取り組みを展開しております。
そーしゃる・おふぃすは、多様なバックグラウンドと経験を持った福祉の専門職のメンバーが集まって構成されています。
権利擁護の受け皿として、「断らない支援」を目標に、それぞれの専門知識や経験を生かした多様かつ質の高いサービスを自治体や関係機関、地域の専門職と連携しながら提供しています。
コロナ禍を機に、シングルマザー家庭からの
SOSが増加しています。
住まいのご相談や見守り支援のご要望の相談は、コロナ禍を機に増加しました。
2018年度は105件ほどでしたが、2020年度には139件になり、今年度は1月現在で142件となっており、3月までには150件を超える見込みです。
その中でもシングルマザー家庭からの居住支援のご相談が非常に多くなっており、
・会社から解雇され家賃を滞納しており退去命令が出ているが次の住まいを探してもらえないか
・夫からDVを受けているので家を出たい
といった内容の相談が寄せられています。
日本全体を見ても、2019年の国民生活基礎調査では母子家庭の87%が「生活が苦しい」と感じており、32%が「貯蓄がない」としており、母子家庭の窮状は明らかです。
さらにコロナ禍で1年以上の長期失業者が増加しており、完全失業者に占める割合が34.6%となっています。さらに自殺者数を見ていくと、女性が増加傾向にあり、状況はさらに深刻化しています。
あるシングルマザーの方からは、家賃が支払えず滞納が続いてしまい、立ち退き料の裁判になってしまっているとの相談がありました。手持ちのお金もなく、滞納分のお支払いは元より、生活費の捻出や引っ越し費用や初期費用などの工面も難しい状況であるとの相談でした。
ご両親などの身内がおらず、自身も病気で余命宣告をされている中での出来事であることが分かり、その辛さは測り知れないものがありました。
立ち退き期限延長の交渉や自立支援給付金の利用、ライフレスキュー事業などを活用することで、何とか期限内に転居することができましたが、引っ越しができるようになるまでには幾多の困難がありました。
当事者の言葉:「今回もし引っ越しができなければ、本当に死のうと思っていたけれど、支援を受けられるようになって、生きようと思えるようになりました。」
地域の空き家を活用して、シングルマザーに
心身ともに寄り添えるシェアハウスを
元々、私たちの活動として「住まいを急に失ってしまう方のために」と、2021年4月21日に空き家を改修し、シェルターを開設していましたが、間もなく、行政から相談があり、DV被害を受けている女性と子どもたちにシェルターを利用していただくことになりました。
シェルター利用中に、入居者さんとじっくり話しながら、市町村の支援やライフレスキュー事業を受けていただき、最終的に生活基盤である住まいを得ることにつながりました。
しかし、シェルターは本来一時的な住まいです。生活の安定に向けて困ったときにじっくり寄り添える場所として、生活の基盤となるシェアハウスの必要性を感じました。
そこで、今回皆様からいただくご支援金を活用し、地域に眠っている空き家をリフォームしてシングルマザーのためのシェアハウスを新しくつくることを決心いたしました。
もともと地域のお困りごとに対応してきた私たちの強みを活かして、空き家問題とひとり親家庭の貧困問題の解決を目指します。
●今回のシェアハウスでできること
シングルマザー家庭では、離婚すると決めた時、離婚する前から子どもと一緒に住めるアパートを探す場合がありますが、保証人がネックになって躓いてしまうことが多くあります。
離婚して働こうと思い保育園を申し込もうとしても働いていないからという理由で保育園の申し込みを断られてしまいます。母子生活支援施設もDVなどの緊急性がないと入れません。シングルマザーが自立しようと思ったら、想像以上に社会のハードルが高い現実があります。
この現実を少しでも変えていくため、今回のシェアハウスでは、専門的な知見を持つ人材に駐在してもらい、自立に向けた厚いサポートをしてまいります。
保育士の配置(兼務):
子育ての悩みに寄り添います。
社会福祉士の配置(兼務):
自立するための様々な手続きの支援、情報提供、就労支援を行います。
キッズマネースクール認定講師、ファイナンシャルプランナーの配置(兼務):
貧困の連鎖を断ち切るためとして、将来を生き抜くためのお金の教育を提供します。民法改正により2022年度から高校の授業にも金融教育が必須化されます。18歳からクレジットカードなどの契約が可能となり、消費者被害のリスクが高まります。
その他、外部の弁護士、司法書士、関係機関との連携
建設完成予定時期:2022年5月~6月
建設予定地:福岡県飯塚市内
目標金額:150万円
資金使途:シェアハウスのリフォーム資金
この挑戦を通じて、苦しむ家庭にエールを送りたい
この期間、親と子どもの生きづらさを目のあたりにし、私たちに何ができるのかを問われる日々でした。
そこで少しでも子どもや大人の不安を安心に変えるために、シングルマザーが安心して子育てできる環境を整えるためのシェアハウスを開設することを決意し、今回の挑戦に至ります。
私たちは物理的な環境を整えただけでは貧困の連鎖は断ち切れず、自ら自己実現に向けて踏み出せるよう側面的サポートも必要だと考えています。
皆様にご支援いただくことで、苦しい状況にあるシングルマザー家庭に「気にかけてくれる人がたくさんいるよ。人を頼っていいんだよ。」というメッセージを伝えていくこともできるはずです。
一人でも多くの方に応援していただけることを願っています。ご支援をどうかよろしくお願いします。
実行者メンバー紹介
山口祐莉子
理事、社会福祉士、保育士
子どもたちが安心して元気に過ごせるように、そして親御さんたちにも心身ともに少しでも余裕のある生活ができるようにしていきたいと考えております。ご協力よろしくお願い致します。
中村記子
キャリアコンサルタント
一人で子どもを育てるというのは本当に大変なことです。一人で悩まずに、安心安全な環境で子どもを育てていける場所を作りたいと思っています。皆様よろしくお願いいたします。
西山麻衣
社会福祉士
未来ある子どもたちを育てているお母さんが、安心して生活できる環境を作るため、頑張ります!よろしくお願いいたします。
応援メッセージ紹介
倉田康路さん
西南学院大学 人間科学部 社会福祉学科 教授
シェアハウスの開設が、シングルマザーが安心して子育てできる環境を整え、子どもの将来への希望につながるものとなることを信じています。そーしゃる・おふぃすの取り組みを応援しています。
藤岡孝司さん
藤岡法律事務所 弁護士
ひとり親世帯への支援も、空き家活用も、弁護士業務をしていて感じる地域の課題です。地域に埋もれている空き家というリソースを活用し、ひとり親世帯支援につなげるそーしゃるおふぃすの取り組みは、地域の課題を一気に解決してしまう可能性を秘めたスキームです。私も応援しています。
梶原浩介さん
西南女学院大学 保健福祉学部 講師
コロナ流行下、人と人とのつながりがもちづらい状況かと思いますが、そーしゃる・おふぃすのみなさんは生活にお困りの方のために地域を基盤とした取り組みに従事されています。今回の取り組みが親御さんやお子さん、お一人ひとりにとっての安心と幸せにつながればと願っています。私も応援しております。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】【命名権】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
※出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/66a6d907f13f5c0aab382a6edcb93a96a9d3eb30
- プロジェクト実行責任者:
- 山口千恵(一般社団法人そーしゃる・おふぃす)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年6月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
福岡県飯塚市にある空き家を改修してシングルマザーと子どもたちに向けたシェアハウスを作ります。集まった資金は、空き家の改修費用と備品の購入に使います。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要資金と目標金額の差額の対応については、自己資金で行います。
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プロフィール
社会福祉士、介護支援専門員。地域包括支援センターの管理者を担っていた時に、社会の網の目からこぼれた人たちを目の当たりにし、一般社団法人そーしゃる・おふぃすを設立。高齢者や障害者の権利擁護事業や要配慮者の居住支援事業に邁進している。
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リターン
3,000円
3,000円コース
・サンクスメールをお送りいたします。
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
5,000円
5,000円コース
・サンクスメールをお送りいたします。
・活動報告書(PDF)をお送りいたします。
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
3,000円
3,000円コース
・サンクスメールをお送りいたします。
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
5,000円
5,000円コース
・サンクスメールをお送りいたします。
・活動報告書(PDF)をお送りいたします。
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
プロフィール
社会福祉士、介護支援専門員。地域包括支援センターの管理者を担っていた時に、社会の網の目からこぼれた人たちを目の当たりにし、一般社団法人そーしゃる・おふぃすを設立。高齢者や障害者の権利擁護事業や要配慮者の居住支援事業に邁進している。