地域の再興を誓う郷の酒『大林千年』が完成!
たくさんのご支援、応援、メッセージ、現場での汗、大変ありがとうございました。
ご支援いただいたプロジェクトを無事完了することができましたことをお伝えいたします。
改めて、たくさんのご支援ありがとうございました。
【取り組みの報告】
①休耕田となった田んぼ2反で米を作りました。多くのボランティア協力もいただき、1トンを超えるヒノヒカリを収穫しました。減農薬に取り組み、広島ブランドを取得、お米も一等米の評価を頂きました。
②コロナ禍で、予定通りとはいきませんでしたが田んぼの農作業体験や近隣の自然環境を楽しむ学習体験会を開催し、地域の子どもたちや支援者様に楽しんでいただくと同時に、地域に賑わいを作りました
③地域の米・水・杜氏で、地域の酒『大林千年』が完成しました。
削りは80%。苦労して作ったお米はなるべく活かしたいと杜氏。初めて尽くしの仕込みで苦労をおかけしました。でも、一緒に納得のいく地域の酒が創れたと思います!
④お酒の名称もみんなで考えました。
地域住民の皆さま、応援いただいた皆様に名前を公募。厳正なる審査の結果、私たちの活動理念を表現いただいた『大林千年』が誕生しました。
度重なるコロナの蔓延防止等で、会議の開催が難しくなり、スケジュールがおしてしまい、リターンをお届けするのが予定より遅くなってしまいました。ご迷惑をおかけいたしました。
⑤新たなトラクターとご縁を頂きました。
まだ、実践投入前の調整中ですが、地域で農作業を終えられた方から購入させていただくご縁を頂きました。かなりキレイで、新しい機械なので、これからの活躍に期待大です。
⑥お酒の完成を、地域の皆さまへ報告
発売日翌日、ご支援いただいた方がへのリターンを発送後、田んぼのある野平谷の皆さまを招待して、完成報告会&感謝の会を開催しました。副区長や連合町内会長も足を運んでくださり、引き続きの活動へのエールを頂きました。
また、後日、広島市長の元にも完成報告に伺い、地域を元気にする活動へのエールを頂きました。
⑦『大林千年』売れてます
大林千年は1700本を製造しました。当会の理事が酒販の許可をとり、販売しているほか、旭鳳酒造で購入できます。また、地元のコンビニのデイリーヤマサキ広島大林店では、大きくコーナーも作っていただいており、地元大林で「大林千年」が購入できます。
売価は、税込み1800円とし、売り上げが今後の地域の元気につながる活動に活かされることになります。ご購入という支援も引き続きよろしくお願いいたします。
【収支について】
・ご支援いただいた資金は、米づくり、酒造り、活動の発信に係る経費に充てさせていただきました。
ご支援いただいた総額:¥1,800,000円
事務費(レディフォー手数料、田んぼ通信の印刷費、活動保険など):約40万
米作りにかかった経費:約50万(肥料や苗、薬など)
農機具の購入やレンタルにかかった経費:約50万
お酒の製品化にかかった経費:約25万(ラベルの制作費、消耗品)
リターンの発送経費:約20万(送料、梱包消耗品)
※不足分は法人持出
【これからの活動について】
あくまで、お酒造りは、1000年も地域が集落であり続けるための最初の1歩です。
地域住民と、地域で作った酒で飲みにケーションをとり、次なる活動を考え、的をしぼり引き続き活動を継続していきます。
人口の自然減以外のマイナスを無くし、地域に産業を起こし、賑わいを作り、元気な地域づくりを目指してまいります。
現在、取り組み始めている活動は主に2点あり
①有害鳥獣被害を低減するための里山環境整備
②休耕田を利用可能な環境に維持するための花畑&蜂蜜計画
どちらもそう簡単に達成できる取り組みではありませんが、利用可能な休耕田があり、産業の可能性があれば、移住者獲得につながると信じています。また、一次産業である農業や林業などが普通に行えるよう、里山環境の整備も必須な課題です。
一緒に狩をしたり、肉や毛皮、角の活用を考えたり、谷をカラフルな花で染め、はちみつを活かした商品づくり、農業体験や林業体験など体験観光商品づくりなどを一緒に考え、トライしてみませんか??
引き続き応援をお願いいたします。