世界最大の監獄?パレスチナ、ガザに眠るアイデアを形にしたい!
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支援総額

2,616,000

目標金額 2,500,000円

支援者
152人
募集終了日
2016年8月22日

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2016年07月24日 08:26

エルサレムにてプライドパレードに参加しました!

エルサレムにてプライドパレードに行ってきました!

 

7月21日木曜日、エルサレムで行われた、年に一度の同性愛者の権利を訴えるプライドパレード「Jerusalem March for Pride and Tolerance」に参加してきました。

 

公共交通機関は大幅に規制され、セキュリティも厳戒態勢の中、Liberty bell garden・Independence park間を行進した参加者は、過去最大級の25,000人にも上ったそうで、これは2015年に東京で行われた「東京レインボープライド2015」の3,000人と比較し8倍超の規模となります。

(ちなみに東京は参加者よりも来場者が圧倒的に多く、大手新聞社発表によると6万人とのことです)

 

(プライドパレード最中の写真 数え切れないほど多くの人々が道路を埋め尽くしていました)

 

私たちがパレードのスタート地点であるLiberty bell gardenに入場するのにも長蛇の列。30分後くらいにようやく中に入ると、ゲイカップルの結婚式を見ることができました。一緒にいた友達曰く元々の宗教的な結婚式をアレンジしたスタイルで、伝統的な結婚式用の歌を、レインボー旗を掲げながらみんなで一体になって歌う姿、それに囲まれた新郎たちの笑顔は本当に素敵でした。

 

(Liberty bell garden にて 突然の結婚式でしたが周りにいた人々全員が拍手で迎えていました)

 

世界各国のパレードとの比較

今では世界各地で行われているプライドパレードですが、エルサレムというこの歴史ある神聖な地では、やはり他とは異なる雰囲気を強く感じました。

 

「東京レインボープライド2015」では、レインボーの旗を持つ方は大勢見られましたが、典型的に「ゲイ」だとみなされるような、体を露出した恰好で参加する方が多く見られました。またアメリカのニューヨーク州でのパレードは、性的マイノリティーの権利を、愛、自由、平等、平和などのメッセージとして強く主張している局面を見かけました

 

一方、エルサレムでは、宗教的価値観の異なる多くの人たちが参加する為か、皆レインボーの旗を持ちながら行進していたものの、性的な主張は限定的で、ある意味厳かともいえる雰囲気を感じられたのが印象的で、様々なバックグラウンド、価値観を持つ人たちのパレードは、イスラエル建国後、もしくは建国以前からのユダヤ人としてのアイデンティティを根本から問いかけている部分があるようにも感じられました。

 

イスラエルの友人にも感想を聞いてみましたが、同じ国内のテルアビブでのパレードに比べても、参加者の服装や行進の様子などはエルサレムではより厳粛な雰囲気であるようです。

 

宗教都市エルサレムで考えるLGBT

同性婚が宗教上の制約により違法とされているエルサレムでは、現地大手紙のJerusalem Postを始め多くのメディアで、今回のパレードが連日見出しを飾っています。今やエルサレムにおいても、性の自由は市民共有の解決すべき問題となっているのではないかもしれません。

 

(「Imagine」と書かれたプラカードを持つ女性 多く人がそれぞれの思いをつづったプラカードを手に参加していました)

 

エルサレムでの性的マイノリティーの運動に対しては、常に宗教絡みの反感があります。

 

昨年7月にエルサレムで行われたパレードでは、ユダヤ教の超正統派の男性により、1人がナイフで殺害、5人が重軽傷を負うという事件が起きました。今年のパレードのルートの最中には、殺害された16歳の少女の遺影が大きく飾られていて、遺影の前は参加者が持ち寄った花で溢れていました。

 

今年のパレードでは死傷者は報告されなかったものの、30人ほどが小型ナイフ保持の疑いなどで逮捕されています。私たちの友達を含めた多くの参加者も、道端に投げ捨てられる空きビンの音などに神経質に反応してしまうなど、現場では緊張した雰囲気であったことも申し添えておきたいと思います。

 

(昨年殺害された少女の遺影 私たちも献花させていただきました)

 

私たちと一緒に行進していたグループの中には、昨年の事件で重傷を負った被害者もいましたが、参加者は誇りを持ってパレードに参加をしているように見受けられました。

 

ゴール地点のIndependence parkで行われたスピーチでは、現地の有名な女優さんが以下のように発言したことが印象に残っています。

 

“Look at the number of securities around us. That is why we still need a parade here in Jerusalem”

(抄訳:私たちの周りの警備の数を見てください。これこそが私たちがエルサレムでパレードを行わねばならない理由です。)

 

(パレードのゴール地点だったIndependence parkにて 多くの著名人がそれぞれの思いを語りました)

 

宗教的な反感が強いエルサレムにおいて、パレードで見かけたレインボーのキッパ、もみあげをのばした超正統派の男性、レインボーのイスラエル国旗から、この国は今後どのように変わって行くのだろうかと考えさせられる夜となりました。

 

(マーチ中に発見したレインボーのイスラエル国旗 多くの警備員なしにこの旗を掲げられる日が来ることを願います) 

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