ジェンダーイコール副代表理事 篠原くるみです。

 

これまでここの「新着情報」記事を主に担当させていただきました。

記事を通じて、たくさんの方にわたしたちの想いを発信できる機会をいただき、本当に貴重な5週間でした。

ご意見をくださった方々、読んでくださった方々、拡散してくださった方々、本当に本当にありがとうございました!

 

今回の「ハッピーシェアボード」プロジェクトは、ほとんどコンセプト主導でスタートしました。

プロジェクトを走らせながら、プロダクト設計、デザインをしてきたわたしからすると…

正直初めは、「ハッピーシェアボード」が多くの方に受け入れていただけるか心配でした。

 

でも。実践第一号のH夫妻の現場に立ち会い、その考えは一変しました。

なにこれ面白い、わたしもやってみたい!シール貼りたい!!お金出しても絶対欲しい!と心から思ったのです。

 

そうして取材を重ねていくにつれ、多くの方に「ハッピーシェアボードをやってよかった」とおっしゃっていただきました。

さらに、こうしたらよいのでは、こんな使い方もあるのではというたくさんのアドバイスまでいただきました。

「ハッピーシェアボード」をこれからどんな風に成長させていくかが、本当に楽しみでたまらないです。

 

ジェンダーイコールは、ちょうど2年前に新・年長組のクラス役員を担うことになった3人の働く母で発足させました。

昨年の晩夏に法人化しましたが、今回の「ハッピーシェアボード」プロジェクトが実質的に初めての具体的な事業となります。

なかなか具体的な事業がないと、まわりの方にもPRしにくいもので、「自分はこんなところに問題意識を持っていて、それを解決するためにこんな活動をしています」と今回初めてお話しさせていただいた方もたくさんいます。

 

そこでお聞きしたエピソードで、すごく印象的だったものがあります。

 

ある方の中学生の娘さんが、学校で生徒会長をやっていることに対して「女のくせに」と言われてしまったそうです。

それを言った子がどんな子なのかはわかりません。男の子かもしれないし、もしかしたら女の子なのかもしれない。あるいは両方かもしれない。

わたしの長女はあと5年で中学生になります。

5年なんて、遠い未来の話ではない。彼女と同じ立場になれば、同じ言葉を言う人がいるかもしれません。もしかすると、言う側の立場になる可能性だってゼロではない。

ジェンダー差別意識は、全くもって過去のものではない、現在進行形のものなのです。

 

でもあえてポジティブに捉えるなら。

その女の子は、「いま」ジェンダー差別という壁にぶち当たったからこそ、それを乗り越えるやり方を人よりも早く見つけられるかもしれないのです。

前へ進もうとしている人ほど、高く厚い壁を感じるのだとわたしは思います。

その子は、それを10代の今感じることができた。きっと大人になったとき彼女は、もっともっと先へ行けると思うのです。

こんな風に言われてしまったんだとしぼむことなく、ジェンダーの壁の存在を認識し、どう乗りこなしていくかを身につけることこそが、ジェンダーギャップゼロの社会を実現するまでの過渡期である現在では誰もが身に付けておくべきスキルなのだと思います。

 

今回のプロジェクトを通じて、たくさんの方に私たちの存在を知っていただき、応援していただき、ご支援をいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

一方で、わたしたち自身の伝え方や見せ方に課題があることも浮き彫りになりました。

いただいたご縁を大切に、至らなかった点は次へ活かしながら、これからも前へ進んでいきたいなと思っています!

 

これから先、ジェンダーギャップをなくし、誰もが個性や能力を存分に発揮できる世の中をつくるため、たくさんの方々を巻き込みながら前進していきます。

皆様にも末長くお付き合いいただけると嬉しいです!

是非、今後ともよろしくお願いいたします。

 

2018年3月18日

NPO法人ジェンダーイコール

副代表理事

篠原 くるみ

 

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ネクストゴール挑戦中ではありますが、早めのご挨拶をさせていただきました。

プロジェクト終了までのこり48時間。どうか一人でも多くの方に「ハッピーシェアボード」を届けることができるよう、最後まで頑張ります!

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