プロジェクト概要

 

ストレスフリーな使い心地
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本格ドリップの美味しさ

 

適量分の熱湯を一気に注ぐだけで、ハンドドリップと同等の本格コーヒーを気軽につくることができる給湯式ドリッパー、ジェントルコーヒードリッパー」の量産をめざします。

 

 

初めまして。コーヒーロースタリー[ゾイコフ]の代表 岸本と申します。私どもは日本の喫茶店文化を通して今に伝わるハンドドリップコーヒーの味がどなたにでも手軽に再現できるドリッパーを開発し販売しています。一杯ずつ丁寧に淹れる日本式のドリップコーヒーの美味しさを、これまで以上に多くの方々に暮らしの中で気軽に楽しんでいただきたいという思いから 今年の春に当製品を完成させました。

>> ジェントルコーヒードリッパー Newsページ
 

▼ジェントルドリッパーを使用する様子

*動画では透明のプロトタイプを使用していますのでご了承ください(実際の製品のタンクは半透明です)
 

 

「忙しい日々の中でも美味しさにこだわりたい」「いつだって美味しいコーヒーを飲みたい」多くの人が持つ、ごく当たり前の願いを叶えたくて開発しました。

 

■ゆっくりコーヒーを淹れる時間がない

 

昔ながらの喫茶店で愛されてきたネルドリップによるコクが豊かで透明感のある味わいは、適温の湯を多めの深煎り豆へゆっくりと丹念に落としていく職人技によって生み出されてきました。しかし、ふだんの生活において、そのクオリティの高い美味しさを毎回実現させるにはたいへんな苦労が伴います。

 

 

■多くの人が手軽さと美味しさを同時に求めている

 

コーヒーメーカーでは出せない専門店の美味しさの理由は、十分な豆の蒸らしと丁寧な注湯にあります。そのハンドドリップにより近づけた抽出の過程を器具自体で再現することを可能にしたのがジェントルドリッパーです。当製品の特長は、はじめに給湯するだけでドリップにつきっきりになる必要が無く、快適に本格コーヒーをつくることができるという点です。

 

 

 

「伝統的な美味しさを多くの方々に知ってほしい」という強い気持ちが、当製品の開発の原動力です。

 

とくに、ドリップ式で丁寧に抽出するデミタスコーヒーの豊かなコクと透明感は、

独自に進化を遂げてきた日本式コーヒーだからこそ表現できる類まれな味わいです。

丹精込めてつくる日本のコーヒーの味を、何とか自分なりに大切に受け継いでいく方法はないかと試行錯誤したことがこのたびの製品化につながりました。

 

今後は、その美味しさを皆様がふだんの暮らしの中へ積極的に取り入れていただけるよう、当製品を通してデミタスコーヒーの新しく自由な楽しみ方も提案していきたいと考えています。

 

デミタスコーヒーの新しい魅力をお伝えする動画を是非ご覧ください

 

 

ご支援のお願い

 

すでに、高い耐熱性が必要な給湯タンク部は金型を自己資金で製作し射出成形をおこなっていますが、本体や整流バルブの量産に必要な金型等を製作する資金が不足しています。

 

世界に誇る日本式ドリップコーヒーの美味しさを国内外問わず多くの方々がふだんの生活に取り入れてお楽しみいただけるよう、今後も取り組んで参りたいと考えております。
製品の量産化の実現のために、皆様の温かいご支援を賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

製品紹介

 

ジェントルコーヒードリッパーは給湯タイプの本格ドリッパーです

 

モーニングカップ1杯用 (できあがりコーヒー量 約190ml)
豆の標準使用量 10g / 最大給湯量 230ml
抽出時間 約3~5分(豆の種類や鮮度などにより変化します)
 

一気に給湯するだけの手軽さが、暮らしの中で行うコーヒードリップを快適に

 

適量分の熱湯をタンク部に一気に給湯するだけで、豆の蒸らしも丁寧な注湯も自然と完了します。

 

 

でき上がりまでの数分間、ドリップに付きっきりになる必要がなく本格抽出が可能です。忙しい生活の合間でもクオリティの高い美味しいコーヒーが、ご家庭はもちろん職場などでも快適にお作り頂けます。

 

 

豆自体が持つ美味しさの実力を丹念に引き出すことができるドリッパーです

 

コーヒー豆から発生する炭酸ガスの圧力が利用できる構造のため、湯が豆に浸透していく力を十分に高めることが可能です。

 

炭酸ガスの放出が多い新鮮なスペシャルティコーヒー豆の抽出に最適です。

 

始めに十分な豆の蒸らしがおこなわれ、一杯ずつ丁寧に淹れた時と同等の抽出が効率よく進みます。ネルドリップと同様にフィルターの支えを無くしペーパーが張力で支えられているため、コクをしっかりと感じられる豊かな味のコーヒーに仕上がります。

 

 

2種類のカップサイズの本格コーヒーが手軽につくれます

 

広口の耐熱性タンクの内側には、給湯の目安となる2本の湯量ラインがデザインされています。ラインに沿って給湯量を変えていただくだけで、2種類のカップサイズの本格コーヒーが楽しめます。

[上側ライン]モーニングカップ(約190ml)/ [下側ライン]デミタスカップ(約60ml)

 

 


製品スペック

◎サイズ:モーニングカップ1杯用(豆10g)
 ・抽出量:約190ml(給湯量220ml)
 ・タンク:底Φ64×上Φ119×H48mm/230ml
 ・本体:底Φ110×上Φ80×H68mm
 ※射出成形後の本体は若干白みを帯びた透明色となる予定です。
◎重量:154g
◎素材:ポリプロピレン,ステンレス,アクリル
◎耐熱温度:タンク110℃ , 本体80℃
◎抽出時間:3~5分(豆の種類や鮮度などにより変化します)
◎フィルター:市販の円錐形フィルターをお使い頂けます。

◎食器洗い乾燥機は使用不可です。

 

Gentle Coffee Dripper

Gentle Coffee Dripper は ゾイコフの登録商標です。

 

 

製品の使い方

 

使い方も簡単、手軽な4ステップ

 

STEP1

本体に置いた円錐形ペーパーフィルターの中に豆(10g)を入れ、給湯タンクを上から被せてセットします。

 

 

STEP2

沸かしたての熱湯(およそ100℃)をタンクへ一気に給湯します。

 

 

STEP3

コーヒーができ上がるまでゆったりとした気分でお待ち下さい。

 

 

STEP4

でき上がったら温めておいたカップに注いで、美味しいコーヒーをお楽しみください。

 

 


製品化を実現させた仕組み

 

①密閉空間に炭酸ガスを充満させる - 豆の蒸らし効果を高める構造 -

 

コーヒーの抽出に重要なのは、コーヒー豆の細胞一つ一つの中にしっかりとお湯を浸透させることです。これが[蒸らし]と呼ばれる過程です。お湯が豆に浸透するということは、水分子が豆の細胞膜に空いている小さな孔を通過して細胞の中に入る現象を指します。

 

ドリップバッグの袋と厚紙でできた簡易製品を使った実験を幾度も繰り返す中で、豆を充填するバッグ部分を給湯部分で蓋をして炭酸ガス(豆から自然に発生する)を閉じ込めると、コクが豊かなコーヒーの味わいに仕上がることに気が付きました。

 

当店が開発した簡易バッグ型抽出器具の2015年特許出願図面より抜粋

 

フィルター内の圧力が炭酸ガスで上昇することにより水分子の動きが活発になり、結果的に細胞の中に素早くお湯が浸透します。そのため、通常のハンドドリップではできなかった効率の良いコーヒーの蒸らし効果が実現したのです。

 

炭酸ガスが充満する様子

 

タンクでドリッパー上部を塞ぐ当製品の構造はこうして生まれました。ペーパー全体に湯が染み込むと豆を充填しているペーパー内の密閉度が高まり、給湯式器具にも関わらず十分な豆の蒸らしが自然と完了する仕組みとなっています。

 

給湯タンクでドリッパー上部を塞ぐ構造

 

いちどだけの給湯で十分な豆の蒸らしが自然と完了

 

②整流バルブ - 注湯技術の役割を担う部品 -

 

ハンドドリップの美味しさは人の手でおこなう丁寧な注湯によってつくられます。すなわち、当製品のような給湯式器具には、注湯技術の役割を担う「一気に給湯したとしても、穏やかな注湯がおこなえる仕組み」を備えることが不可欠です。

 

当初はタンクの底に小さな孔を開けるところからテストしましたが、密閉空間に炭酸ガスを閉じ込めるとその圧力でコーヒーがタンクに逆流してしまうことが分かりました。そこで三方向に170ミクロンの微小な隙間を空けた整流バルブを開発しました。(2016年 特許出願)

 

(左)耐久性に優れた2枚のステンレス板で構成された整流バルブ
(右)熱湯はバルブを通過する際、自然と抽出に適した約90℃に下がる

 

ハンドドリップの注湯と変わらない非常に穏やかな湯の滴下を再現

 

バルブから流れ出た湯は豆に衝撃を与えることなく浸透するように滴下

 

今回のものづくりは、抽出を再現するための仕組みを開発するだけにとどまらず、実際に製品を製作するという大きな課題がありました。高い耐熱性が求められるタンクは自作では製作不可能で射出成形が必要と分かり、その専門性が高い領域は技術的にも費用面でも私どもにとって大きな壁でした。

その困難な状況の中で、インターネットで知った射出成形サービス会社の力をお借りし当製品のタンクの製作が実現できました。導入実績としてご紹介いただいておりますのでご覧ください。 >> プロトラブズ合同会社導入実績

 

(左)フリーソフトで作成したタンクと本体の3Dモデル
(右)今回射出成形したい本体を見積解析した結果の3D画像

 

こうして、多くの方々のお力添えをいただいて今年の製品化が実現し、このたび

量産化へ向けた取り組みを始めることができました。

 

 

ぜひ、ジェントルドリッパーをご活用いただき、美味しいドリップコーヒーのある暮らしを快適にお楽しみください。


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