不当な扱いを受ける外国人労働者を救済したい

▼自己紹介

 

私たちは誰もが人として尊重される社会を目指す外国人労働組合（通称；GU）です。

会社の不当解雇や差別、いじめ、パワハラ、リストラなどにより生活の糧などを奪われた困窮する外国人労働者や 当事者家族への支援を行っている組合です。（東京都リレー相談会を台東区で初めて行った団体であり、また年越し相談会などをはじめて実施した団体です）

 

日々の労働問題の相談受付などをはじめ、必要に応じて年末年始のフードバンクや避難所調整などの緊急支援も行っています。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

長年、非営利活動をする中で、時には分野は違えど、良き連携者とも出会え、また、共同の事務所を構えたり、予算難でバラバラになったりと、苦労も多々ある中で、なんとかやっています。

立ち上げ当初から事務所として使用している東上野の建物が、2024年7月に耐震問題のため取り壊しになることから、我々の活動ができなくなります。そのため、移転費用を含む新たな事務局の活動費用が必要です。

 

▼プロジェクトの内容

上記の活動資金を集めるためのプロジェクトとなります。

毎週の支援活動を続けながら、事務所移転の準備を行います。

 

［支援対象者の一例］

GUボランティア登録者（世代別）

（あかり23歳/大学生）

I'm currently a 3rd year undergraduate student in Tokyo, studying Liberal Arts with a focus on political science and philosophy. After learning about human rights violations embedded in Japanese business practices, especially targeting precarious, non-Japanese workers, I developed a strong wish to take part in resisting such practices. My level of Japanese is not native, as I grew up outside of Japan, but I hope I can help in any way with Global Union's efforts.

（みゆき25歳/大学院生）

私は現在、大学院で法律を学んでおり、大学時代のアルバイトの経験から労働法関連に興味を持っています。安心して働ける世界の創出に少しでも貢献することを志しました。特に言語の壁に関しては、単なる日本語能力にとどまらず、労働問題の解決を図るには難解な法律用語も多く、自身で調べることも困難、実際に困っている方の相談を受けることで自己研鑽し、困っている方の一助になりたいと考え。

（ひとみ23歳/会社員）

日本在住の外国人として困っている労働者の就活や就職を支援したい気持ちでいっぱいです。

（たつき24歳/会社員）

困っている労働者の方を少しでもお助けできたらと思い。

（なな26歳/会社員）

13歳から来日し、自分と母親が学校や職場で受ける差別を実際体験してきました。異国で低賃金労働者として生き抜くことが、どれほど大変なことなのか、痛いほど思い知らされてきました。そのため、自分の経験を生かして、同じ境遇に置かれた方達のサポートを少しでもできたら。

（はな22歳/大学生）

学校現場や社会で生じる心の問題に対応するために必要な心理学の理論・方法・技術や、カウンセリングの基本となる考え方・技術など専門的な知識や実践方法を学んでいます。ハラスメントや待遇など様々な問題で苦しんでいる外国人労働者の気持ちに寄り添い、親身に話を聞くことで、彼らの心の負担を少しでも軽減できると思っています。関心ごとは外国人労働者に対する虐待問題です。事件を見て衝撃を受けました。被害にあわれた方の力に少しでもなりたいという思いもあり。

（まさかつ57歳/会社員）

日本で暮らす立場の弱い外国人の方々の支えになりたいです。日本で暮らす立場の弱い外国人を微力ながら支えられれば。

 

 

［資金の使途］

 

毎週の支援活動を続けながら、事務所移転の準備を行います。

（使途）

・相談会運営及び支援者現場派遣/出動に伴う費用

・支援所開設維持費（家賃/光熱/通信費及び設置含）

・支援者養成費

・係る手数料等

 

（被害当事者の一例）

○N氏（南アジア）

子育てしながらホテルの夜勤、急な会社の「夜勤を減らす」方針で外国人が真っ先に対象、「日本語が下手」等の言いがかり。

一旦同僚らの応援で3か月更新されるも12月迄。寒い年末年始に寮も出され無収入となり幼な子を連れ路頭に迷いかねない。

 

○P氏（東南アジア）

公立学校で外語講師5年勤務、無期転換ルールで会社は拒否できないはずが突如3月に解除され無収入となり家族との生活は破たん。

これまで非正規労働者でもある妻がパート収入で頑張ってきていたが、現在も困窮状態が続く。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

誰もが人として尊重される社会を目指し、不当な扱いを受ける外国人の円滑支援

 

私たちは、人種、国籍、思想、歴史、文化の「違いをのりこえ、人として尊重される社会」を目指しています。We aim to create a “society that overcomes differences” in race, nationality, ideology, history, and culture and “respects people as human beings.”

 

 

一人でも多くの方の参加を集っています！

 

日本人労働者では減った露骨な未払い賃金問題も、こと外国人労働者には現在も、未だに起きています。

業務災害が起きても、労災申請がされず、また、給料を払わなくても「そのうちビザが切れて帰国するだろう」と、労基署が指導しても無視するなど、外国人労働者は、いつまで経っても「安い使い捨ての道具」としか思われてなく、生きた人として扱われません。

日本と企業には糾弾と共に外国人労働者の人権の確立を求めます。

 

外国人労働組合（GU）は、これからもすべての労働者と家族らのために活動していきます。