こんにちは。PHD協会の国内研修生、工藤です。

今年も残すところあと半日となってしまいました。

年の瀬を迎えるにあたり、みなさまお忙しくしておられますでしょうか。

 

私は春から、ネパール・ミャンマー・インドネシアの農村出身の研修生3人と共に、有機農業の研修などを受けてきました。そして研修中、彼らと寝食を共にする中で、何気ない一言にはっとさせられる場面がいくつもありました。

 

「日本の家族は、一緒に過ごす時間が短いです。」

例えばこれは、インドネシアの研修生メラティさんの一言です。日本の都市部に住むお父さんは夜遅くまで仕事をしなければならず、帰りは子どもが寝てしまった後ということもあります。一家で農業を営み、毎日食事を家族全員でとる彼女にとっては、少し寂しく感じられたのかもしれません。

 

 

このように、物質的に満ち足りた日本に足りない「豊かさ」を、研修生の目は見つめています。

 

PHD協会が研修生を招聘する目的は、アジアの村の青年に有機農業や教育の専門知識を得る機会を提供するだけではありません。日本での生活を通し、この国が抱く様々な問題に触れることで、自分たちの村が発展するべき方向性について考えてもらうきっかけを持ってもらいたい。また、研修生の村での暮らしや気づきから私たち日本人も学び取り、この社会を良くする努力をしていきたい。

 

このような相互の学び合いの姿勢を大切に、PHD協会は多くの方々に支えられ、34年もの間活動してきました。

 

 

 

新着情報一覧へ