「第6回難治性疼痛診療システム研究会」を無事開催しました
ご覧いただいている皆様、ご支援いただいた皆様、この度は本プロジェクトにご賛同いただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで、2025年1月18日(土)に「第6回難治性疼痛診療システム研究会~その痛みをあきらめないために~」を無事に開催し、終了することができました。
コロナ禍を挟み、5年ぶりの開催となりました。この間、人や資金の流れが大きく変化し、運営面では多くの課題に直面しましたが、皆様のご協力により実現できたことに心より感謝申し上げます。
当日の参加者数は55名(スタッフを含めると65名)となり、定員100名に対してやや不足を感じる結果でした。今後は広報活動の方法を見直し、より多くの方々に参加いただけるよう努めてまいります。一方で、クラウドファンディングを通じたご支援者は41名にのぼり、総勢約100名の方々がこのプロジェクトに関わってくださいました。
リターンには会場に来られない方にも動画によるオンデマンド配信が含まれています。この形式は今後も継続し、より多くの方々に情報を届けたいと考えています。
本プロジェクトの大きな目的は、慢性疼痛に対する理解を深めるため、国民へ啓発を行うことです。その一環として、「第6回難治性疼痛診療システム研究会」を開催し、以下のテーマで講演を実施しました。
「痛みは心の起源~脳科学から見た痛みの意味とその治療~」
講師:加藤総夫先生
「新しい痛みの概念と漢方~漢方医から見た痛覚変調性疼痛~」
講師:平田道彦先生
「最新の知見を慢性の痛み対策に活かすために」
講師:小川克巳先生
これらの講演を通じ、最新の知識や政策動向に基づいた情報共有が行われ、医療者と患者が連携するためのきっかけづくりに繋がりました。また、以下の成果も得られました。
- 啓発活動の拡大:不登校生徒の慢性疼痛の多さについて把握できた
- 地域ネットワークの構築:市議会議員や不登校児の支援ネットワークとの交流
これらの取り組みを通じ、「治らない痛み」とされてきた慢性疼痛に希望をもたらし、患者の生活の質(QOL)向上に寄与することが期待されます。


皆様からの温かいご支援と運営の収支は以下の通りです:
収入
- READYFOR支援金:217,500円(会場費と交通費の一部の190000円に使用されます)
- 企業協賛金:150,000円
- 繰越金:32,000円
- 当日参加費:74,000円
- 寄付金:170,000円
計:643,500円
費用
- 会場費:110,000円
- スタッフ/演者交通費・謝金(事前打ち合わせ時の交通費含む):340,000円
- スタッフ日当:45,000円
- チラシ印刷費:47,000円
- リターン郵送費等:20,000円
計:562,000円
リターンに関しましては、まず講演動画は編集完了後に、ダウンロードサイトのURLを支援者の皆様にお知らせいたします。Tシャツについては各サイズを発注中で、2月中に発送を予定しております。進捗状況についても「活動報告」にて適宜ご報告いたします。
READYFORでのプロジェクトはこれで一区切りですが、今後についてお話しいたします。ご支援は想定以上に集まったため、全体として収支はプラスとなりました。READYFORの支援額だけで約20000円の余剰金があります。こちらは運営と相談の上、次回イベントに繰り越しさせていただきます。
重ね重ねですが、この度のご支援に心より感謝申し上げます。慢性疼痛の啓発活動はこれからです。患者さんを支えるために医療を、国を動かす活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。





















