プロジェクト概要

隠れキリシタンの舞台、

五島列島の歴史と文化を紐解くフォトエッセイを出版したい!

 

初めまして。アーティスト(写真家・建築家)の鈴木元彦と申します。みなさまは五島列島や隠れキリシタンについてご存知でしょうか。私は今回、美しい五島列島、そして過酷な迫害に耐えながら信仰を貫いた隠れキリシタンの歴史や文化、そして、地元の人々を「写真と言葉」で紐解くフォトエッセイを出版するため、準備を進めています。

 

しかし現在、写真集を出版するための費用およそ184万円が不足しています。たくさんの人々の想いが詰まったフォトエッセイを出版するため、皆様にご支援を頂けないでしょうか。

 

五島列島の写真展風景、「祈りの記憶」Gallery EM nishiazabu、2013

(五島列島の写真展風景、「祈りの記憶」Gallery EM nishiazabu、2013)

 

 

 

幼少期から、教会建築に深い思い入れがあります。

 

私は牧師の両親のもとに生まれ育った、5代目のキリスト者です。フォトエッセイ『長崎・五島列島とは何か』出版プロジェクトについて述べる前に、なぜ私がこのような「聖なる空間」である教会建築にこだわっているのかについて触れたいと思います。それは、幼少期の記憶に遡ります。
父親に連れられて行った様々な教会で体験した記憶は、薄暗い礼拝堂、誰もいない「沈黙」が支配している空間、時折射し込む眩しい程の光、黒に近いダークブラウン色の荒々しい床、目で見ることができない聖域としての聖壇などでした。長い間使われてきた長椅子は、座ると軋む音がして、礼拝堂全体に鈍く響き渡りました。聖書や讃美歌の紙の匂い、手入れが行き届いた床のワックスの匂いは、現在でも決して忘れることができない感覚です。

 

写真は幼少期に過ごした礼拝堂の記憶に近い床

(写真は幼少期に過ごした礼拝堂の記憶に近い床)

 

 

 

幼い頃の経験が、私の記憶に深く刻まれました。


これらの空間の記憶は、新宿で生まれ育った私の身近に広がっていたコンビニエンスストアの冷たく青白い光や繁華街のチカチカとした世俗的な光がつくりだす雰囲気とは大きく異なるものでした。このように「聖なる空間」へのこだわりは、幼少期から時間を過ごしてきた場所であり、どことなく精神が落ち着く空間だからです。

 

南仏の聖なる空間、第88回国展にて国画賞受賞、《光の静寂》2014

(南仏の聖なる空間、第88回国展にて国画賞受賞、《光の静寂》2014)

 

 

 

今も昔も変わらない、五島灘の夕日。

 

私が長崎・五島列島の文化と歴史に関心を持つようになったきっかけは、初めてこの地を訪れた5年前の晩夏のことでした。長崎県にある西彼杵(にしそのぎ)半島の西側に位置する外海(そとめ)。目の前に広がるのは、今も昔も変わらない角力灘(すもうなだ)から五島灘に沈む、美しい夕日でした。青い空、碧い海が紅色に染まっていくのを眺めていると、潜伏キリシタンが小さな小舟で弾圧から逃れていく姿が浮かんできました。

「五島へ五島へと皆行きたがる、五島はやさしや土地までも」と歌いながら。

 

写真は五島灘の夕日、2012

(写真は五島灘の夕日、2012)

 

 

 

過酷な迫害に屈することなく、五島で生き続けたキリシタンたち。

 

18世紀末、3000人もの外海地方のキリシタンたちが、キリシタン弾圧から逃れるために五島へ移住しました。ところが、希望を持って移住したものの、肥えた土地や漁獲量の多い海辺はすでに地元の住民に占有されていて、山奥の高台の開墾が困難で芋しかできないような痩せた土地に住むしかなかったのです。過酷な迫害にも屈しない強い精神を持っていながらも、経済的などん底に突き落とされたのは辛苦でした。一言、「棄教する」といえば、それらの苦難から逃れることができたのですが。言わなかったのです。

 

写真は五島列島に位置する頭ヶ島教会

(写真は五島列島に位置する頭ヶ島教会)

 

 


450年間の歴史が語り継ぐ、五島列島の魅力とは。

 

キリスト教抜きにして戦国時代や明治時代は語ることはできません。キリスト教信仰の意味、教会建築のデザイン。250年以上の迫害を耐え忍んだ隠れキリシタンの知恵と工夫は、私たち現代人が様々な困難な状況を乗り越える上で必要なヒントを与えてくれます。そして、日本の風土に土着したキリスト教を知ることは、キリスト教の教えが色濃く反映されている西洋文化の建築、音楽、絵画などの理解をより一層深めることができます。

 

名棟梁鉄川與助によって設計施工された青砂ヶ浦教会。 国指定重要文化財

(名棟梁鉄川與助によって設計施工された青砂ヶ浦教会。

国指定重要文化財)

 

 

 

キリスト教文化の魅力を、より多くの方に伝えたい!


フォトエッセイ『長崎・五島列島とは何か』出版プロジェクトは、長崎・五島列島の歴史や文化、そして、地元の人々を取り上げながら、世界遺産の登録を目指している五島列島の魅力を伝えたいという思いから決意したプロジェクトです。

 

 

 

はじめての写真集、完売。

 

一昨年「光と祈りの空間 ―ル・トロネ修道院―」という写真集を制作した際は、出版した500部が売り切れるなど、多くの反響を頂きました。今回もたくさんの方の元に写真を届けることができればと思っています。

 

2012年に出版した写真集『光と祈りの空間 ―ル・トロネ修道院―』 サンエムカラー

(2012年に出版した写真集『光と祈りの空間 ―ル・トロネ修道院―』

サンエムカラー)

 

 

 

たくさんの人々の想いが詰まったフォトエッセイを出版するために、

皆様にご支援いただけないでしょうか。

 

今回のフォトエッセイの印刷費や製本費などの費用として、約184万円が必要となります。これらの費用の一部をご賛同いただけるみなさんにご支援いただけると、出版までの大きな力になります。是非お力を貸して下さい。

 

個展風景、「光と祈りの空間 ―ル・トロネ修道院―」 HCLフォトギャラリー新宿御苑、2012

(個展風景、「光と祈りの空間 ―ル・トロネ修道院―」

HCLフォトギャラリー新宿御苑、2012)

 

 

 

引換券について

 

①お礼の気持ちを込めた感謝カード
 ※100年以上の伝統と歴史を残す五島列島の活版印刷所で制作します。

(写真はイメージです)©晋弘舎

 

②完成した写真集

 

③フォトエッセイにご支援いただいた方々のお名前を掲載します。

 ※掲載するお名前は、ご本人でなくてもOKです。
 ご家族やご友人のお名前(故人も可)、団体名等で制作にご参加下さい。

 

④オリジナルの帯を制作します。

 ※お写真とお好きなメッセージを添えた、あなただけの帯を制作します。

  プレゼントにもご活用下さい。

 

⑤ご支援いただいた方々の想いをフォトエッセイ内の「私の五島列島」に

 掲載します。

 ※A5判両開き2頁。お好きな写真1枚とメッセージ(800字以内)


⑥五島列島で育まれた地鶏
 ※部位ごとに真空包装してお届けします。

(写真はイメージです)©さざなみ農園

 

⑦五島列島の写真のポスター(サイン入り)

 

⑧五島列島の額装写真(オリジナルプリント/サイン入り)

 

 

(上五島の青砂ヶ浦教会)

 

 

FAQ ~はじめての支援をご検討頂いている方へ~

 

●READYFORとは?

夢を叶えるために、誰もがみんなの応援を集めて走り出す。そんな世界をつくるために。

2011年4月、READYFORは日本で初めてのクラウドファンディングサービスとしてスタートしました。クラウドファンディングサービスとは、インターネットを介して資金(支援金)を集める仕組みです。実行者は、自分の叶えたい夢をプロジェクトとしてREADYFORで発表、そのプロジェクトに対し支援者は資金を提供し、実行者は支援者にさまざまなリターンを用意します。そして定めた期間中に目標金額を達成すると、プロジェクトが成立します。

READYFORは日本最大のクラウドファンディングサービスで、これまで1000以上のプロジェクトが資金調達を実施してきました。

 

●ご支援を頂く際の5STEP

(1)サイトよりログイン、あるいはアカウントを作成していない方は

   「新規登録」を行い、支援したいプロジェクトを選択してください。

(2)「このプロジェクトの支援に参加する」ボタンをクリックします。

(3)引換券の種類(複数選択可)、応援コメント、郵送先を入力し、

   「次にステップへ進む」をクリックします。

(4)クレジットカードの情報を入力します。

(5)内容を確認し、「購入申込み」をクリックして完了です。

 

●そのほか、よくあるご質問はこちらをご覧ください

 https://readyfor.jp/faq#sponsor

 

 

 

参考サイトについて


世界遺産(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/bunkazai/shoukai/sekai_isan.html

 

長崎から世界遺産を 長崎の教会群とキリスト教関連遺産(長崎県)
http://www.pref.nagasaki.jp/s_isan/index.php

 

五島を世界遺産の島に!(五島市)
http://www3.city.goto.nagasaki.jp/sekaiisan


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