全日本棍棒協会 クラウドファンディング終了報告
大棍棒展2025を終えて
こんにちは。全日本棍棒協会・広報の間宮です。
「全日本棍棒協会」は、嘘偽りなく、ノリとテンションで始まりました。
東が北浜に棍棒を持ってきたその日に、「大棍棒展をやろう」「ついでに“全日本棍棒協会”って名乗ろう」「東は会長な」と決まった。
勢いと悪ふざけの延長線上のような会話でしたが、みんな、どこかで「これは何かになる」と感じていた気がします。
半年後に開催した大棍棒展2022は、思いのほか大きな反響を呼びました。
少し戸惑いながらも、「あの時の確信が形になっただけだ」と自然に受け入れた。
同時に、もう“ノリとテンションだけでは”この規模のことはできないとも悟りました。
だから、次にやるなら準備が必要だった。
狙い、構成、運営──ちゃんと“上手くやる”必要があった。
このクラウドファンディングも、そのための一歩でした。
僕らは根っこではずっとノリとテンションで動いています。
でも、それだけでは誰も振り向かない。
だから東は、たくさんの理屈や言葉を用意し、多くの人に興味と意義を感じてもらえるように苦心した。
嘘は言っていない。ただ、行動の源泉は違う。
けれど、そこに矛盾があるからこそ、面白いことができるのだと思います。
そのバランスを保てないなら、僕らはただの“ノリの団体”で終わるでしょう。
結果として、大棍棒展2025は上手くいきました。
反省点や下手くそな部分は山ほどあるけれど、それでも確かに上手くいった。
会場のクオリティも、コンテンツも、胸を張って“面白かった”と言えるものになりました。
それでもなお、未熟さや課題は山ほどあります。
だからこそ、お願いがあります。
今回ご支援くださった皆さん、本当にありがとうございました。
でも、これで終わりではありません。
これからも、僕らを支えてほしい。
お金だけじゃなく、活動を拡げることや、里山を整えていくこと──僕らの手が届かない部分を、あなたの力で支えてほしい。
こんな団体だけど、こんな団体だからこそ、皆さんは支援してくれた。
僕らはそう信じています。
……と、感傷的なレポートはここまでにして、少しだけ実務報告を。
皆さまからご支援頂いた資金は、全額を展示準備のために使用させて頂きました。(実は少し予算をオーバーしてしまいましたが、なんとかなりました。クラファンの資金がなかったらと思うとゾッとします。)
会期中の来場者数は2,529名。
棍棒は125本が旅立ちました。
結果として利益が出て、次につながる形で終えることができました。
新しいチェーンソーや防刃パンツ、機材も揃えられそうです。
木を切り、棍棒を作って飛ばし、ワークショップを開き──次の里山へ、次の棍棒へとつながる“種銭”ができました。
「全日本棍棒協会」は、まだ発展途上の団体です。
でも、ノリとテンションと確信さえあれば、何度でも面白いことを起こせる。
これからも、棍棒を軸に、里山と人のあいだをつないでいきます。
最後に、改めて。
支援してくださったすべての方に、心からの感謝を。
そしてこれからも、どうかご期待ください。
人生を棒に振ろう。
全日本棍棒協会は、まだまだこれからです。
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リターンの発送対応期限は2025年12月31日で設定させて頂いています。順次発送させて頂きますので楽しみにお待ちください。
また、棍棒飛ばし大会のVIPシート等、体験系のご連絡は別途メッセージをさせて頂きますので、そちらをご確認頂ければ幸いです。






















