Grimpday2017を終えて
Grimpday2017 TeamJapanWestの柳田と申します。
この度、支援者の皆様には本プロジェクトの趣旨に賛同して頂き、無事に目標金額も達成することが出来ましたことに対しまして、チームメンバーを代表してお礼申し上げます。
本プロジェクトにご理解頂き、誠にありがとうございました。チャレンジへの資金における不安が軽減されたことは非常にありがたかったです。
報告が遅くなりましたが、皆様のご支援により本プロジェクトも無事に完了いたしました。
先に結果を申し上げますと、エントリー数は30チーム(1チームは棄権)あり、参加しました29チーム中、TeamEastJapan(東日本)が26位、TeamJapanWest(西日本)が23位でした。
大会では、一日を通じて約10kgの個人装備を装着し、約160kgに及ぶチーム資機材を携行してPC(前線指揮所)を基点に5想定の現場を行き来するというものでした。朝は5:30にはホテルを出発し、6:00には会場となるナミュール消防署に到着し、8:30から競技開始した後は、19:00過ぎまで活動を行うという想像以上にタフな大会でした。しかも2日間も行われる訳ですから、2日目の疲労感が半端なかったです。メンバーも十分トレーニングを積んできましたがあまりの暑さと過酷さで途中で手の指が攣るほど過酷な大会でした。
今大会の評価基準についてはスピードが2割、安全に対する評価が8割と言われていたのですが、やはりスピードは重要だったようです。
安全に対する評価は特に指摘されるということはなかったのですが、両チームとも言われたのが「遅い」ということでした。
日本人の気質なのかもですが、より安全で確実な方法で支点の作成を行っていたのですが、悪くはないけど遅いという評価だったことは衝撃でした。これまではより安全に確実に活動すべきと考えていたため、安全とスピードのバランスについて考えるいい機会であったとメンバーでも話をしたところです。
日本初のチャレンジということもあり、手探りの中でも不安と期待を抱えての挑戦でありましたが、様々な事を「見て」「知って」「感じる」ことが出来たことが重要だと考えております。今後の日本における救助の発展につながっていけるように参加メンバーを中心に、今後の取り組みを進めていきたいと思います。
また、大会前日に資機材チェックが行われ各資機材の安全性を評価されるのですが、皆様からご支援頂いたプロジェクト資金を利用させて頂き、資機材整備も行っておりましたのでスムーズにチェックを通過することが出来ましたので重ねてご報告させて頂きます。
最後に皆様方へのリターンに関してですが、Tシャツサイズの確認の連絡を致します。お忙しいところとは思いますが、返信の程宜しくお願いします。
メンバー一同で手分けしてスムーズにリターンをお渡しできるよう調整中でありますので、今しばしお待ちいただければと思います。
発送手続きが整いましたら、新着情報でご案内いたします。
宜しくお願いします。
Grimpday2017 TeamJapan メンバー一同